「猜疑心と滑稽さと狂気が満載」首 Masked Heartsさんの映画レビュー(感想・評価)
猜疑心と滑稽さと狂気が満載
後継争いで、役員たちが次は「オレだ」と思いながら、お互いを探り合う会社組織や、政治家の世界に重なりました。猜疑心を滑稽な狂気に落とし込んだのは北野監督らしさ。まるで時代劇の「アウトレイジ」。今までの時代劇像を覆したので、これから時代劇に挑む監督はキツイかもしれない・・・。現代に通じる時間のベクトル上で創造と破壊の妙手を繰り出す北野監督に脱帽しました。珠玉の一品です。最後の秀吉のセリフを聞き逃さぬように!
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