「暴力と死が身近にある時代」首 AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
暴力と死が身近にある時代
大河ドラマを見てても気にならないが、北野武が描く戦国時代は正に暴力と死が身近にある。多くのドラマでは歴史を追いかけ時を見せていくのでしょうが、本作で感じるのはそこ儚い生死感でした。
幼くして病で倒れる者、飲まず食わずで栄養失調で倒れる者、戦で呆気なく亡くなる者、腹を切っていく者、そもそも人生50年と謳う者、誰もが今の時代よりもきっと死を身近に感じていたのでしょう。
正に北野映画にはうってつけの舞台。
冒頭のタイトルからして正に首でした。
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