「結局見つからない」ミッシング りかさんの映画レビュー(感想・評価)
結局見つからない
クリックして本文を読む
誰が悪いのだ?
6才の女の子を誘拐する奴だ。
可愛い可愛い娘が突然居なくなれば、
その母親の心中の辛さは想像もできない。
演じる石原さとみさんの熱演ぶりには驚かされるが、
実際その母親なら、
感情的になり声を上げたり
穏やかな夫に声を荒げたり
TV局の人間にもコロコロ変わる対応も
致し方無いかと。
いややり過ぎなところもあったか?
その日久しぶりにライブに行ってたからと
母親を世間が誹謗中傷するが、
一番責めているのは母親自身なのだろうが。
そこじゃなくて反省すべきは、
一緒に過ごしていた弟に必ず家迄送り届けるよう
念押しすべきことだったではないか。
またTV局の報道の在り方を問うているのか知らないが、
中途半端な感じ。
営利企業である以上視聴率はじめ、
局の利益になることが最優先であり
局長かの事実を報道することが使命だとの建前のもとに
母親の弟の違法カジノをTVで暴露することをやらかす。
その結果、母親の弟を退職に追い込む。
他の仕事の様子も映され意味不明に感じた。
その弟、次の仕事がし尿処理のバキュームカーの仕事、
何だろう、職業差別と感じてしまうのは私だけ?
もう一人の行方不明事件を母親が関連づける行動を
取り上げるのは必要だろうか。
ラスト辺りでその母親から希望のような
言葉を言わせるようにし向ける為にすぎず、
この見つからない事件の締め方が
他に思いつかなかったからでは?
青木崇高さんの終始穏やかな夫の演技が良かった。
コメントする