「狂った世界にも救いがありますように」ミッシング ゆめこさんの映画レビュー(感想・評価)
狂った世界にも救いがありますように
どうにもできない現実や罪悪感、顔も知らない奴らから向けられる無自覚の悪意。
これはもはやドキュメンタリー。
作りきった役者さんや制作者の方々、すごいと思います。
絶望の中の母を演じる石原さとみさん。
娘が失踪した哀しみの中、妻や活動を支えるために気丈に振る舞う努力をする夫を演じる青木宗隆さん。
最後の涙と、柔らかい表情には涙せずにはいられませんでした。
泣いちゃってすみませんと思ってしまう。私だったらどこまで寄り添えるのかな…
優しくありたいと改めて思う映画でした。
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