「石原さとみ迫真の演技」ミッシング kojiさんの映画レビュー(感想・評価)
石原さとみ迫真の演技
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石原さとみの迫真の演技が素晴らしかった。娘を探すことに疲れ果てて崩れた表情が、家族の苦悩をよく表していた。「そして、バトンは渡された」もよかったですが、本作でも素晴らしい演技。
何年も捜し続けるのは本当に厳しいでしょう。多くの人から簡単に情報を収集できるSNS。捜索活動に効果を発揮することもあると思うが、世の中には様々な見方や考えを持つ人がおり、聞きたくない意見も耳に入って来て心を乱される。嘘や冷やかしは問題外だが。
また、報道の在り方を問う作品。普段テレビを観ていても、あきらかに発言の一部分を切り取って、製作者側の意図に合わせたようなニュースを見ることがある。バラエティなどは好きなようにやればよいが、ニュースに関しては正確で偏らないようにしてもらいたい。
まじめで優しいが、気が弱すぎる弟。最後、かわいい姪を想う弟の気持ちが分かり、少し和解できたのが救いかな。
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