「作品は良いけど...」ミッシング サリーさんの映画レビュー(感想・評価)
作品は良いけど...
クリックして本文を読む
ちょっと酷評かもしれません。石原さとみの演技、昔からオーバーリアクションが気になっていましたが、今回の作品でも見られました。なんていうかホラーの時の顔です。貞子3Dでの貞子に怯えた顔と同じ顔をしていました。ホテルのレストランで自分の子供と間違えて駆け寄るシーン、取材陣を追いかけて窓ガラス叩くシーンなどどれもその顔でした。
中でも、子供が保護されたと嘘の情報で警察署に向かい、嘘と分かって叫びながら失禁するシーン。失禁にとやかく言うつもりはありませんが、あれは貞子を見て死ぬ前の人間の表情と叫びに見えました。役作りの為に石鹸で髪を洗って痛めさせたらしいですが、そのくらいは役作りとしては普通。石原さとみだから凄い!となる。まぁ、それでもしいて評価するならば石原さとみ至上1番の熱演だったかもしれません。舌打ちとかクソとかの発言が貴重ですw たとえば安藤サクラみたいな人が演じたら化け物みたいな仕上がりになっていたでしょう。でも監督が石原さとみの為に作ったっぽいですね。アカデミー賞で作品が評価されたらそれは分かるけど、万が一、石原さとみが主演女優賞を取るようなことがあれば、ん?という感じです。ちなみに人の親ではないからか、泣くまで感情が持っていかれることはありませんでした。それよりもネット民の異常さや、報道の闇、実際子供や家族が行方不明になった人たちの、報道だけでは分かり得ない部分を上手く表現していた作品だと思いました。だからか、より主演の演技が気になった((˘・_・˘)
コメントする