劇場公開日 2024年2月23日

「意外と社会派」コヴェナント 約束の救出 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0意外と社会派

2024年2月26日
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鑑賞方法:映画館

ガイ・リッチーだから、やはりとことんカッコよさ優先の硬派な展開。
物語としては綺麗に収束するが、この裏には「ミッション成功の暁にはアメリカ永住ビザ発行するよ」という餌で釣った、アフガニスタン人通訳たちの無念があり。
約束を反故にされ見捨てられ、米軍撤退後にタリバンが政権を取ったために、数千人規模で元通訳が処刑されたことを指して、米軍・米政権を批判する作品でもありました。
エンタメ監督と思っていたのに、社会派で驚きつつ。

アフガン撤退はトランプがタリバンと締結し、バイデンが実行したので、どちらの政権とも「約束は守らなかった」という事実のみがあり。
これって、国際社会において、アメリカが悪者扱いされても仕方ないと思ったよ、まったくもう。

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コージィ日本犬