Love Will Tear Us Apartのレビュー・感想・評価
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サスペンスホラー&ラブロマンス…コメディ!
なんというか、ザ・B級といった手触りで、どこまで真面目に観ればいいか迷います。
序盤は父親やイジメっ子にイライラしつつ、粗筋から彼らの死を予感します。
案の定イジメっ子が落下死するのですが、手足の曲がり方に「そうはならんやろ!笑」。
その後も、簡単に飛ぶ首、綺麗に割れるガラス、満遍なく血に染まる顔、眼球残しのデスマスクetcetc…
何度「そうはならんやろ!」とツッコんだか分かりません。
まさかの「復讐してやる」からの修行など、主人公もなかなかぶっ飛んでます。
明らかなナンパ行為にあっさり引っ掛かり、いきなりの求婚にも頬を染めるチョロインでもある。
“同じ痣”という有力情報を得ておきながら、死亡のウラを取らない警察は無能すぎ。
また、血塗れで凶器を持ったガスマスク姿の不審者がそのへんウロついてるのは無理がある。
そもそも裕福でない実家にすら帰らず、ベースやったり東京や奄美についていったり、お金はどこから。
ジャンプスケアだけに頼らず、BGMやカメラアングル、間のとり方などで恐怖や緊張感を描けていたのは好印象。
モブだと思ってたこともあるが、金髪が青木柚だと気づかなかったのもやられた。
それでも、頭が半分削れた神山が復活した瞬間に、やはりこれはコメディだと確信。
話の雑さはありますが、ポスターの雰囲気に反して散々笑わせてもらったので満足です。
Love Will Keep Us Together
自分は曲を知らなかったが、今作題名の曲が有名らしい
イギリスのロックバンドであるジョイ・ディヴィジョンの楽曲 wikiによると1973年にニール・セダカが発表した今レビュー題名のパロディということ
レビュー題名の方は有名な曲でよく知っていたが、これをパロるというのもなかなかの皮肉だ オフコースの♪眠れぬ夜♪みたいなメッセージなのかな?"愛が僕らを引き裂いていく"というフレーズ でもボーカルは中々の問題児だったらしく、最後は自死してしまったらしい
そんな同じ題名の今作だが、パロディといえば、所謂スプラッター映画のジャンル物パロディ作品と言っても過言ではない シチュエーションの森の中の貸別荘、ウェイウェイの輩野郎共、過去のイジメ問題、父親のDV、そしてネタバレとしての守護神と、それを追う刑事による執念の間違った方向性等々、色々なホラーサスペンス要素をパッチワークの様に貼り付けて、真面目に作りました的仕上がりとなっている
まぁ首や腕等がコロコロ落ちるのは、現代のスプラッター描写からするとあまりにも稚拙で、その視覚効果は残念ながら学生映画の域を出ていないのだが、多分これもパロディとしての狙いなのであろう
久しぶりの吹越満の怪優振りも鑑賞出来、注目の青木柚等、フレッシュな俳優も配置されてはいるが、又しても残念な部分、この手の映画には必要不可欠な"エロティック"要素が圧倒的不足なのである
せっかく、天木じゅんを投入しているのだから、ここはキチンとヌードになるべきだろうと思うのだが しっかり後背位のシーンをやってるのに全然リアリティが無く、なんちゃって濡れ場やってるのもこれもパロディなのか?
なんだろう、作劇自体がまるで"ごっこ"遊びをしているような感じで、真面目に演出すればする程、観ていて興醒めしてしまうのである
アバンの子供時代の子役達の上手な演技に対して、なんだか失礼なイメージを持ってしまった
まぁこういう作品も必要悪なのかな?と良いように捉える様努めるとしよう
タイトルだけならラヴストーリー!?実際には『13日の金曜日』日本版の様なスプラッター映画ですが、兎に角笑える!
2023年 「前田敦子」特別演員、「AKB01」作品。
冒頭は主人公の不遇な小学校時代から始まり、その境遇に同情もするが・・・、粋なり校舎からの落下事件が起こり・・・!?
目的の「前田敦子」は主人公の担任教師。「えっ!」と思う様な無能ぶりを発揮する!教員だけじゃなく、無茶苦茶なストーリー正当化するべく、警察官云わば「聖職者」と呼ばれる者達を無力化して居る様に想う!
それにしても最初に殺るべきは主人公「わかば」の父親(義父?)の筈!!
この日、劇場での映画4本目!我が人生、こんな事は初めてだし、今後も無いだろう!芸能人が来る訳でもないのに早朝から「来石」し、最終便で帰路に着く・・・。でも、当初の予定では帰りの電車が無くなって、4時間半の始発待ちだった事を考えると家に帰れるだけマシか!?
かなりわかりにくい上に、個々気になる点も多い作品ではあるものの…。
今年328本目(合計978本目/今月(2023年9月度)38本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
まず、この映画はR15です。いわゆる「大人の営み」的な表現(というより、「野外での行為」?)以上に、「残酷な表現」が強すぎてこうなったのではないか…と思います。
小学校における「いじめ」問題で自死をとげた子がいた…と思いつつ、年がたつにしたがって「似たような名前の人」との出会いが、「その似たような名前の人」とさらに関係する(ネタバレ詳細省略)とどのような関係を持つのか…という趣旨の、分類としてはホラー映画になるのではないかと思われます。
致命的にわかりにくいのは、「いつ、何の話をしているのかがわかりにくい」上に、「およそ想定を超えるストーリー展開になるので、一度見るだけだと???な展開になるのは避けられない」というもので、この点は同じく「スレッド・オブ・ブルー」と違い、「最後までみれば7割がた、何を言いたいかわかる」点に比べて、「3~4割もわからないのでは…」という点、そこに大半つきてしまいます。ただこの点は、ホラー映画(ミステリー映画)という映画の趣旨上、あまりにもストーリーを簡単にしすぎると「展開が読めすぎてホラー映画(ミステリー映画)として成立しえない」という点も当然表裏一体をなす部分があり、減点をどのように取るのかは微妙です。今回に関しては、初監督またはそれに準じる方の作品であることも鑑みて、この点の減点はなしにしました。
一方、行政書士とはいえ法律系資格持ちの観点では以下が明確に気になったところです。
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(減点0.4/事務管理と無権代理)
事務管理の管理者はあらゆる権限を与えられているのではなく、その管理人としての活動において対外的に第三者を巻き込むと無権代理にしかなりません(判例)。
このこと、いったい何回書いているんだろう…。
(減点0.4/未成年者における不法行為の責任追及について(序盤のいじめのシーン))
この場合、保護者の責任監督不足を問うことになりますが(不法行為の特則)、一般に民事訴訟では「訴える側に立証責任がある(相手側に過失があることの説明が求められる)」ところ、この場合は「相手側が「自身に責任はない」(=自分が仮に適切な監督をしていても、問題は起きた)ということを立証しないとアウトであり(中間責任論(立証責任の転換論))この点の描写が抜けているのはややまずいのではなかろうか、と思います(ただ、この点で不法行為論を論じて民事訴訟を起こすようなストーリーにするとストーリー展開が無茶苦茶になるし、やや減点幅が微妙))
(減点0.2/事務管理の性質について)
事務管理においては、「本人の意思がわかるか推知することができる場合、それに従う必要」があります。また、勝手に事務管理を中止することはできません(民法697条以下)。
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回りくどいヤツ
自分に近づく胡散臭いヤツを次々に殺す殺人鬼に付き纏われる女性の話。
小学生の頃イジメられている同級生の男の子にハンカチを差し出したことでイジメのターゲットにされて始まって行くけれど、先生と父親はセーフなんですね。
チャラい男が好きな感じだし危機感も感じないちょっと変わった主人公で、良く7年後まで平穏でいられたモノだなんて思っていたら…えっ?女の子達も?
そして警察もキズのこともっと聞かなくて良いのですか?
何だか狂気とかゴア描写とかに熱が入り過ぎてドラマが疎かになり過ぎじゃないですかね。
そのくせ最後は何だか急に最後だけ普通っぽい感じになっちゃうし。
テンポはイマイチだしやり過ぎで安っぽいしでハマらなかった。
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