「まさか涙するなんて!」SAND LAND marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
まさか涙するなんて!
我が名古屋が生んだ偉大なる漫画家、今は織田信長のお城だった清須(昔は清洲会議もあった『清洲』だったんですよね?まぁどうでもいい話ですが)在住、Dr.スランプ アラレちゃん(ニコちゃん大王は名古屋弁話してましたよね)やドラゴンボール 孫悟空の生みの親、鳥山明先生の伝説の作品らしい、というくらいの前情報だけで、例によって土曜日朝イチの上映作品の中から選んで鑑賞。
「歯磨きしないで寝てやった!悪(ワル)だろ?」(スギちゃんのワイルドだろ?レベル)『極悪の悪魔』、悪魔の王『サタン』の息子『ベルゼブブ』のセリフが予告編で印象的だったので子供向けのアニメ作品だと侮っていたことを後悔しました。
悪魔の息子なのに純粋な清い心の持ち主、魔物たちも決して生命を奪うことはしないなんという素敵な人(じゃないけど)たちですこと!保安官のラオも命を奪うことはしないことに感動です。途中で何度も涙が出て来ました。この手のアニメで涙するとは全く予想もしませんでしたのでまさに「侮ってゴメンなさい」でした。
「偏見や思い込みが真実を歪めてしまう」今の世の中でさんざん多くの人々が犠牲になっていることに警鐘を鳴らしています。アニメ作品ながら大人から子供までよく考えなきゃいけないことを多く語っています。
アレ将軍が真実に気付き改心するくだりでも拍手を贈りたい気持ちで、またまた涙です。ラオも終始かっこよかったですし、ベルゼブブもシーフもかっこよかったです。
後半のクライマックスはまさにSTAR WARSのごとく壮大な展開で「これ実写化してもいいんじゃない?!」とさえ感じました。ハリウッドでやってくれませんかね?
とにかく(何度も書いてる気がしますが)老若男女是非観て欲しいです!気持ちのいい映画でした。