劇場公開日 2023年12月8日

映画 窓ぎわのトットちゃんのレビュー・感想・評価

全226件中、181~200件目を表示

5.0泣けた。。。

2023年12月11日
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鑑賞方法:映画館

窓際のトットちゃん
見たよ☺️✨✨✨✨
“君は本当はいい子なんだよ”この言葉がやっぱりトットちゃんの救った言葉だったんだろうな。。。主人公はトットちゃんなんだけど、実際はこのトモエ学園であり、小林校長先生の存在が大きいと思う。今の日本でもそうだけど、その子がちょっと変わってるだけで多くの学校や先生たちはすぐ問題視する癖がやっぱり相変わらず強くて、個性的な子ほど学校に居場所なかなか見つけれなくて(私も昔そういう子だった)孤独を色々抱えやすくて淋しい思いしやすい。トモエ学園という学校はほんと理想郷とも言える気がする。でも、そういう学校って個人経営だったり、色々大変だったりで結構少ない、、けど、すごいほんとの意味の学校って、学びって、子供らしさって、こういうんじゃないかな?と思う。だから、空襲で学舎が焼け落ちるシーンからエンディング、エンドロールが終わるまで、もう泣いてました。エンドロールのイラストがまた、泣けて、、、あ、、だめだ、これ、泣けて泣けて、ってタイプで泣いて目が真っ赤で、、。ほんと、黒柳徹子さんか感じた戦争の苦々しさすごく伝わって来て悔しいし悲しくて苦しかったり、ほんとに戦争は嫌

子供の世界観(初めて電車の校舎にトットちゃんが入った時、プールでのふたり、雨の中での二人)、子供の視点、子供の感情の溢れんばかりの多彩さ、爆発したときの素直さ(お葬式のあとのトットちゃんの気持ち)、、、大人になると、なかなか表に出し辛い素直で正直ななんの抑制もされていない、ありのままそのままの丸裸な感情で生きる幼いトットちゃんが大人になった私の目にはとても眩しく感じたり羨ましく感じた。それはトモエ学園の明るく個性的な生徒ひとりひとりにも感じた。抑制されることなくのびのび、そして素直で優しく、勇敢で、豊か(内面が)、愛すべき子供たちの表情ひとつひとつがきっと小林校長先生にとっての宝物で生徒と先生が人間として対等で、新しい電車が来たとき、小林校長先生と先生みんなでわいわいはしゃいだりして、ほんとにみんなのトモエ学園だったんだな、と感じる。新しい電車、図書館にしたの、すごく小林校長先生、粋なことをするなぁ!!!でも、ほんと、電車が校舎なのって、すごく素敵だし、そこでのみんな自由な授業風景(だけど、誰もそれでいて場の空気を乱していない素敵な風景)が繰り広げられているのびのびした校風。。。。。。

そして、トットちゃんのパパ(旬さんの声)が優しくてかっこいい。意外にも寝起きとかお風呂での自宅でのラフなおろした髪の時がなんだかとても魅力的で、仕事のときとは違う柔らかなリラックスしたトットちゃんのパパなんだけど、旬さんを見てるような気分だった、、すごくレアな旬さんを見れてるそんな気持ちになった。絵本の読み聞かせも優しい声で、、、常に娘トットのすけ(パパ、トットのすけと読んでる✨)に寄り添い、優しく力強いお父さん。。。旬さんの声はトットちゃんのお父さんの声に似ているとか。声だけではなく、きっと姿も旬さんに似ていたのかも、トットちゃんのお父さんの写真で、似てると思ったから。。。それから、旬さんの影の横顔シルエットとトットちゃんのお父さんの横顔シルエットが似てるな、と思う瞬間もあった。きっと、トットちゃんのお父さん優しくて力強い、旬さんみたいな人だったんだろうな。なんだか、今回の映画はまだまだ思ったとこいっぱいあるけど、今、感想書くならだいたいこんな感じだけど、とにかく、なんだか、見てるこちらも感じることいっぱい溢れる映画だし、戦争はほんとに嫌で、とにかく戦争なんてしたくないし、ダメだよ。

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☆魅乃乎☆minoco19860125

4.5原作を読んだのは40年前で

2023年12月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

知的

今回映画を観て、第二次世界大戦始まりの東京が舞台になります。
ともえ学園がないと奇想天外な子供が育たない。
いまの日本にも当てはまる映画ですね。

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こえん

2.5なんだかもったいない感じ

2023年12月10日
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鑑賞方法:映画館

アニメ自体は今風で明るくポップなので見やすかった。役所さんと元たまの石川さん(駅員さん)の声の演技が素晴らしかった。
ただその他はもっとやりようがある気がしてならない。
思ったより浅い印象。宣伝で見聞きした以上のインパクトがない。原作が好きなので辛めですみません。

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degumash

4.0とてもいい映画ではあったけれど、1番のテーマとは、?

2023年12月10日
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泣ける

笑える

楽しい

原作の小説を何年か前に1度読了済みで、今回実写版がやるとのことで鑑賞。
簡潔に言えばとても綺麗でいい映画だったと思う。

トモエ学園に転入したことで出会った校長先生、泰明ちゃんを初めとした同級生たち、トットちゃんを陰ながら支える両親のお陰で自分らしさを全面にさらけだしていき、素敵な女の子へと成長していく姿はとてもたくましく、同性としてすごく尊敬する気持ちが芽生えた。
アニメーション自体も可愛らしく描かれており、年齢層的には子供向けのような気がするが全然大人でも楽しめる映画であると思う。

ここからは評価を満点にしなかった理由を、、、。
まず1つは、タイトルにもあるようにこの映画のテーマとは?と感じてしまった。
泰明ちゃんとの友情物語や、家族との愛情物語、校長先生との絆、色んなところに焦点をもっていった結果、2時間という限られた時間の中でどのテーマに対しても浅はかな状態で終わっていたので少しすっきりしない感じが残ってしまった。

あと1つ、ラストの終わり方もそこで終わるのか、と思うようなところで終わっていたので果たしてこれは続編があるのか、ここで終わりなのかという疑問が浮かんだ。

とてもいい映画だったが、起承転結がいまいちよく分からなかったかもしれない、、。

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りー

5.0とても感動しました

2023年12月10日
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泣ける

楽しい

トットちゃんの声の女の子
大野りりあなちゃんが本当にかわいい絵とピッタリでした!登場したときからホントにいるみたいに感じました。実際に7歳の女の子だったということを後で知ってとても驚きました。
もちろん役所広司さん。小栗旬さん。杏さん。滝沢カレンさんもとてもよかったです。
背景も素晴らしい。とてもリアルなのにやさしい色合い。本当にきれいでずっと見ていたいと思いました。手描きの水彩画と聞いて驚いています。
オーケストラの演奏やバイオリンを引く指の動きにも感動しました。
トットちゃんとヤスアキ君の友情にもいろんな思いが詰められていて何度も涙ぐんでしまいました。
あいみょんさんの歌も素敵です。
お話は戦争へと向かっていくのですが、今はガザ地区の子どもたちと重なってしまって涙が止まりませんでした。終わって照明がついても暫く立てませんでした。
本当に感動しました。たくさんの人に見てほしいと思います。

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エビマヨ

4.0子どもの頃に読んだ、その記憶より美しく悲しい

2023年12月10日
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最初に予告で見たときは、読んだ当時の記憶があまり浮ばず、タッチも好みじゃないかな、と観るのに及び腰だった。
海のものと山のもののお弁当で、ああ、と思い出した。
トットちゃんの魅力的な挙動や財布を落としたエピソード、リアル寄りの描写とイメージアニメーションが美しくて、たぶん、小学校の頃に窓際のトットちゃんを読んだ当時受けた印象より鮮やかに残った。
ご本人のナレーション、良かった。

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kawa

4.5✨傑作✨

2023年12月10日
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鑑賞方法:映画館

子どもの頃に黒柳徹子さんの名前が出るたびに幾度となく母親は『あぁ〜トットちゃんね』と言っていた。あたしにとって黒柳さんは独特な間の取り方をするタマネギ頭のパンダのおばちゃん。トットちゃんの印象なんてないし、『窓際のトットちゃん』を読んでみようと思ったこともなかった。でも、この映画を観たら原作を読んだであろう母親の記憶に強く刻まれた理由がわかった気がする。

“困った子”と言われてしまいがちな“人と違う”子どもの描き方、その子との大人の適切な接し方、昭和初期の日本の暮らしぶりが見えたり、裕福だった家が戦争によって暮らしぶりが変わる様、ポリオを患う子どもの様子、それ以外にもトットちゃんの頭の中の世界のアートビジュアルの美しさ(特にパンダごろーんに黒柳さん愛を感じた)、予知夢的な映像の絵のタッチの違い、いろんな要素が子供にもわかりやすく盛り込まれていて、これ自体が素晴らしい教科書になり得るなーと感じた。

トットちゃんのような“人と違う”子だけが特別な体験や経験をしているわけでは決してなくて、人と違う子は人と同じ経験をしても違った捉え方が出来るってだけだと思う。黒柳さんにとって幼少期のヤスアキちゃんとの経験は強い爪痕が残されたから大人になってからでも色褪せることなく描写することができたんだろーなー。良い意味でのトラウマ体験。

黒柳徹子さんの青年期を描いたドラマ(満島ひかり主演)でも彼女の“変わり者っぷり”は健在だったと記憶してる。周りの目を気にして“変わり者”でなくなってしまうオトナも世の中にはかなり居るから、黒柳さんみたいな子供が変わらずに済む生きやすい世の中にもっともっとなるといいな❤ ❤ ❤

作品の冒頭でも“時代背景を伝えるために〜”という注意書きがあるけど、子供たちが裸んぼで水遊びをしている状況を『不適切な描写』とか馬鹿げた事を言い出す人がどぉか居ませんように🙏

斜め前に座ってた70歳前後の男性が何度も眼鏡を外して涙を拭っていた姿が印象的だった作品。

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らまんば

3.0やはり家庭環境しだいという事

2023年12月10日
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この時代に裕福ではない家庭に育っていたらと思ってしまったら何とも?電車に乗って通学できる時点で幸せいっぱいであろう。

138

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タイガー力石

3.5徹子の

2023年12月10日
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泣ける

知的

幸せ

部屋がどうして平日日中の番組なのか?
がわかったような気がした映画だった。

もし、それがこの幼少期の体験と小林校長の
意志を継いだものだったとしたら徹子亡き後の
部屋はどうするつもりなのかなぁ?

と言う疑問も同時に起こったがw

まぁ、効率や経済的合理性の延長で思考する限り
理解できない出口なんだろうから。

出てきた答えにしっかり反応させていただこう◎

今という時代に、またまたジャストフィットな映画
オススメしたいね!(^^)

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tomokuni0714

4.5是非是非見て欲しいです。

2023年12月10日
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泣ける

幸せ

子供の動きは、火垂るの墓。モブの細やかで緻密な動きによる街の雑踏は、この世界の片隅に、的なレベルでした。。。。わかっていただけますでしょうか?
また、ちびまる子ちゃん私の好きな歌、のような音楽シーンもあります。つまらない紹介ですが、とにかく水準が高いのを知ってほしい。
音の設計も、うっすら聞こえるハトの鳴き声とか、ああ、この感じ知ってるなと思える環境音が素晴らしかったです。(音楽は耳をすませばの野見祐二さん!!!大好きなのですが、結果どんな音楽だったか全く覚えてないくらい、映画に集中してしまっていました。)
非常に映画的な映画で、説明的でなく、かなり読み取りが必要なくらいでした。

なぜか予告だと、ほんわか系、感動系、お利口なお話的な感じがしちょっと警戒してしまっていたのですが、始まった途端画面に満ちている実在感に圧倒され、やったぜ!当たりだ!と分かってしまいました。

果たして、素晴らしい作品でした。
これは徹子さんの子供時代、戦争が激化するまで通っていたトモエ学園という私設の学校での出来事を書いた話で、
何をみても全身で喜びを表す元気いっぱいのトットちゃん、そんな子供たちを心から思う小林先生、戸惑いながらも子供を信頼している両親、、、出てくる人が素晴らしく、本当にこれから少しでも自分もそんなふうに生きていきたいと思いました。

人と一緒に生きることとは?いずれ大人になっていく子供に何を伝えられるか。

宝物のような子供時代を分けてくださってありがたいです。

絵作りでちょっと変わっている唇などの表現も、確かに好みはありますが、
中身あっての、手法としての表現なんだから、表現をお客の好みに寄せず難しいことをやっていてすごいなと思いました。

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picturere

5.0実話でここまでドラマになるのがすごい

2023年12月10日
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2023年劇場鑑賞298本目。
小学生の時に母からもらって原作は読んでいて、未だにほぼ内容を覚えているくらい面白かった本です。

しかし予告のトットちゃんの派手な顔を見て「えっ、チャイルドポルノ?」と不安に。黒柳徹子に気を遣いすぎてこんな事になってしまったのかと思ったのですが、本編を見ると全員厚化粧だったのでそういう世界なんですね。直に慣れました。

記憶のとおりに進んでいくので、驚きはなかったのですが、やっぱり面白い。本から持っていた印象よりだいぶ広かったり、逆に木が小さかったりはしたのですが。

小学生の時はトットちゃん視点で読んでいたのですが、今だと校長先生視点で観れたのも良かったです。

子供連れが多くてこれ大丈夫かな、スパイファミリー待ったほうが良かったんじゃない?と思いましたが、面白かったと言っていた子もいて安心しました。半分くらいで「もういい〜」としゃべってる子もいましたが(笑)

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ガゾーサ

4.0子どもを信じること、向き合うことの大切さ・難しさ

2023年12月10日
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泣ける

悲しい

幸せ

子どもの頃、母に勧められながらも興味を示せなかった「窓ぎわのトットちゃん」。正直、本作も観ようかやめようか迷っていましたが、予告のやわらかな雰囲気に誘われ、公開初日の高評価に背中を押され、鑑賞してきました。

ストーリーは、小学校に入学したものの落ち着きのなさに手を焼いた学校側から転校を求められたトットちゃんが、自主性を尊重するトモエ学園に転入し、軍靴が響き、銃後の守りを強いられる中においても、小林校長先生の理解や同級生との温かな交流に支えられ、のびのびと成長していく姿を描くというもの。

天真爛漫だけど、他の子とはちょっと違うトットちゃん。“ちょっと違う”というのは個性であるはずなのに、多くの大人は“ちょっと手がかかる”=“困った子”と捉えてしまいます。そして、自分の思い通りにならない子や型にはまらない子に、”困った子”の烙印を押してしまいます。

でも、トモエ学園の園長先生は違います。子ども一人一人の可能性を信じ、よさを見出し、とことん向き合っていきます。子どもを大切するとはこういうことなんだと思い知らされます。ただ、同時にその難しさも伝わってきます。子どもとの丁寧な対話、一人一人の確かな見取り、個に応じた教育カリキュラム、環境整備、全職員での共通理解など、いったいどれほどの手間と時間と費用が必要なのか計り知れません。

しかし、その教育が子どもたちにしっかり根づいていたことは端々から伝わってきます。前の学校ではみんなから疎まれていたトットちゃんをすぐに温かく受け入れ、同級生の泰明ちゃんは会った時から自分が小児麻痺であることをトットちゃんにきちんと伝え、子どもたちそれぞれに取り組みたい学習があり、それが居場所にもなっていて、他校の子の悪口や暴力にも屈することなく、かといってやり返すこともしません。みんなトモエ学園が大好きなのです。

また、トットちゃんの両親も、包容力のある素敵な大人として描かれています。我が子を頭ごなしに叱るようなことは決してしません。大人はとかく先回りして子どもの歩く道からリスクを排除したくなりますが、それでは子どもは失敗を何一つ経験できません。それは、失敗の原因を考える、そこから立ち直る、次に工夫するといった、失敗に付随する経験も奪うことになります。劇中、トットちゃんは、両親が止めるのを押し切って露店で買ってもらったヒヨコが、ほどなく死んでしまうという経験をします。命には限りがあり、慈しみ深いものであり、だから生きている時間が大切なんだと、幼いトットちゃんは肌で感じ取ったのではないでしょうか。もちろん両親は「ほら、ごらん!」などと責めるようなことは決して言わず、「あなたは、何も悪くない」と慰めます。

本作は、そんな園長先生、泰明ちゃんをはじめとする学園の友達、両親に向けて、黒柳徹子さんの感謝の思いを形にしたものだと思います。本当に周囲の人に恵まれて育ったのだと感じます。でも、それは黒柳さん自身が引き寄せたものでもあると思います。ただ素直で正直で思ったことを口にしてるだけで、今風に言えば空気が読めないトットちゃん。その裏表のなさが彼女の魅力でもあります。その魅力に惹かれた人たちが、彼女に寄り添い、輝かせたのです。

人の性格や性質なんて、受け取り方しだいでどうにでも映ります。大切なのは、それを“よさ”として見ること、いわゆるリフレーミングです。個性尊重、多様性の時代と言われながらも、まだまだ画一性を求め、他人に不寛容な風潮はなくならない、そんな現代だからこそ、多くの人に観てもらいたい作品でもあると感じます。

キャストは、大野りりあなちゃん、役所広司さん、杏さん、小栗旬さん、滝沢カレンさんら。声優を起用しないキャスティングは嫌いですが、本作のような自伝的作品では、飾り気のない自然体の台詞回しのほうが合っていたような気もします。特に大野りりあなちゃんが、よく頑張りました。

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おじゃる

4.0教え

2023年12月10日
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原作が素晴らしいのは知ってたけどアニメ映画優秀!
作画がー! とか安いアニヲタみたいなことは言わないぞ。
トットちゃんが見るイメージの世界アニメーション表現に、脳トロトロ感乗せながらトットちゃんどんな娘なのかを伝える、トットちゃんの家庭へも朝食のテーブルに、台所のコンロへ、風呂場の蛇口にまで幸せと豊かさと愛と正しさを乗せる作画演出。
小物の一点一点にまで心情と意味を忍ばせる。
これと対比するかに後半、忍び寄る戦争の影を街の風景に、学校の胸像に。この世界は正常なのだろうかと?
ドイツと組んで安泰!みたいなシーン有るけど、あん時のドイツTOPヒトラーだからな、オーケストラの先生国捨てたんそう言う事だからな、そこに日本喜んでたからな。

宮崎監督嫉妬するんじゃ無い?監督としてじゃ無く高畑勲演出のような静かな巧みさに。

凄い映画だよ、マイゴジに足らなかった戦争が何故良く無いかが描かれてた。
そうだよ、核落とされるからじゃ無く、特攻させられるからじゃ無く、人死んじゃうからじゃ無く、そこも有るけど本当に怖いのは正しさが曲げらるんだよ世界そのものに。
戦争が良い事で正しい事だと皆んな錯覚しちゃう盲目的世界に支配されんだよ戦争って。

バカだった日本2次大戦で大負けするまでノリノリで戦争やってたんだよな、
はみ出しても、ルール解んなくても、ウンコ塗れでもトモエ学園の教えのが正しいんだよ、歌いたい歌も禁止された世界でヤスアキちゃんと雨に奏たリトミックの美しさと人間の素晴らしさよ。

あそこで学んだトットちゃんが芸能界イチ、自分の部屋に芸能人連れ込む人になるとは・・

え?徹子の部屋って言ってるじゃん!

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永田製麺

3.5今の人達に自由ヶ丘や田園調布の田舎っぷりが理解されるだろうか

2023年12月10日
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笑える

悲しい

難しい

自分の記憶違いでしたが、コレ初めてのアニメ制作だったんですね、過去に何度か制作されたとばかり、それ程にあの当時売れた作品だったので。メディアミックスとしての映像化はドラマが2017年と近年になってからなのは少々驚きでした。

本作は比較的良好なストーリーで、時代背景も昭和初期の当時の日本の様子が凄く良く描写されています。
画質も動画も『シンエイ動画』なので少々心配なトコはあったとは言え、キャラデザが昭和の子供向けなテイストなので全く問題ナシ(最近は高木さんくらいしか鑑賞してないので)。

内容は、前中盤の子供の無邪気さが微笑ましくも危なっかしく、昔はあァだったな、今じゃ考えられないなと思いながら、自分はその時代の人間では無いのですがヤケに懐かしさを覚えました。年寄り臭い言い回しですが、古き良き時代とでも言うのでしょうか、太平洋戦争時代なので良いワケゃないのですが。。。
そう云う意味では、今の人達には寧ろ新鮮なのではないかとも思いますがどうでしょう? 風呂や便所など「何だか解らない」部分(北米の某国で本作の映像流したら多分捕まるw)も多々ありそうですが‥‥
後半に入るとやはり戦争ネタが綴られる訳ですが、結構駆け足展開でそんなに詳しく細かく描写されませんが、暗ーい時代の悲哀がそれなりに伝わってきます。

マイナス・ネガティブな感想は3つ、1つはキャラデザ。ベティちゃんを彷彿させるキャラは昭和の絵本みたいで悪くはないですが、今の時代に少々合わない気がしました。喜怒哀楽の表情が大袈裟なのは毎度のことで、本作はソレに加えてシワクチャになるのが結構気になります。
2つ目は物語の終わらせ方がマズイかと。アレでは御本人のテレビでのご活躍を知る人にはともかく、作品としてはバッドエンドに思えてしまいます。対照として『この片』が挙げられますが、アレは原爆からの終戦でドン底から這い上がる希望をシッカリ匂わせたラストシーンでした。本作は原作通りとしたら個人的にはあまり良いとは思いません。
加えて校長先生のラストシーンのラスボス感? 何故にアァ言う演出なの?w

そして3つ目はハイまた『中の人問題』が炸裂。今回は大目に見て「まぁイイや」と割り切っても良いレベルです。ただ言えるのは役所広司サンの演技は、舞台俳優だから?唯一良い線行ってたと思われます。
やはり舞台の演技は客席から認識しやすい様にデフォルメされるのでしょう、ロジックがアニメのソレと類似してるのかマズマズの中の人だと思えます。片やタレントさんの方は‥‥ 子役の方はノーコメントでw

と言う訳で、個人的には面白く鑑賞できたとは思えますが、良い所も悪い所も相変わらずだったという印象です。また、隣の席のバァちゃんがコチラの視界に度々入り込んできてウザかったですが、コレは自分のクジ運の悪さを恨むしかないデス‥‥

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Geso_de_Nyoro

5.0原作リスペクトが実を結んだ!

2023年12月10日
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ずっと温かいものに包まれていられる114分間。

物語の色褪せない充実した味わい。
アニメーション表現としての覚悟とプライド、冒険心とストイックさ。

演技の素晴らしさ。声優はもちろん、画の演技。こんなに繊細な表情のアニメーションあったかな。

脚本・アニメーション・音楽、それぞれ心を尽くして原作をリスペクトするチームの一体感が美しい。

映画は往々にして技巧的になるけど
やはり伝えたいことを
描ききろうと全力で挑む作品には勝てない!!

ここにきて、まさかの年間ベスト!!

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ru

4.0気が狂う

2023年12月9日
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yuen

5.0これはやばい

2023年12月9日
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原作知らずにみましたが、、、
KY頑張れ的な作品と思ってたら、、、

内容、演出ともに最高でした。
言葉で表現せず、映像で感情を表現するのがうまいと感じた作品でした。

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石炭袋

3.0そんなに悪くないんだけど、 でももっとうまい具合にできなかったか

2023年12月9日
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そんなに悪くないんだけど、

でももっとうまい具合にできなかったか

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jung

4.5自由とは何か?

2023年12月9日
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子供の事とても流行っていて私も読んだ記憶がありますが内容は
全く記憶に無いのでほぼ初見です。
何等かの賞を取るべき一作かと思いますがセンシティブな内容も
あるのでそこが難しい…しかし時代を考えればそうであろう表現で
ありそういう嘘をつきたくはなかったんでしょう。

生き生きとしたトットちゃんの目線で語られる本当の自由とは何か?
御本人曰く「母にしても校長先生にしても、子どもを一人の人間として接してくれる大人に囲まれて育ったんです」
「体に障がいを持った子どもが何人もいましたけど、「助けてあげなさい」なんて先生は一回もおっしゃいませんでした。「一緒にやるんだよ。みんな一緒だよ」とそれだけ」
そして戦争という時代。

今問うべき内容かは分かりませんし私も残滓くらいしか分からない世代で
どのくらい伝わるのか疑問はありますがよく作られているんじゃないかと思いました。

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azuma

3.0後半になるにつれて戦争ムードが色濃くなる

2023年12月9日
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単純

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トダー・オートマタ