「子どもがのびのび育つ環境とは…。」映画 窓ぎわのトットちゃん のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもがのびのび育つ環境とは…。
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トットちゃん、めちゃ親近感わきますー。
私の小学校時代の通信簿の特記事項欄には、6年間、「授業中のおしゃべりは慎みましょう」と書かれていました。
お行儀よくできるようになったのは、中学生になってから。
それでいいと思います。
昭和くらいまでは、大人もホントいい意味で、いい加減でした。
神社の神木に登っても、よそんちの果樹から果物を取っても(私はこれでしぶ柿を食べて、天罰が当たって死ぬんだと覚悟しました)、空き家に忍び込んで秘密基地を作っても、見逃してもらえていました。
今は、なんだか大人も子どもも、息苦しい生き方を強いられているような気がします。
だからか、やけにトットちゃんの世界がキラッキラッに見えました。
トットちゃんが喪失を味わうシーンは、泣きました。
縁日で飼ったひよこの死、一番近くにいた友達の死。
今日バイバイと言って別れた人と、明日も会えるとは限らない。
一緒にいるこの時を、大切にしようと改めて決意しました。
この前に「パーフェクト デーズ」を観ました。
まさかの役所広司さん2本立てにびっくり。
この映画でも、いい味出してます。
大忙しですね。
「窓ぎわのトットちゃん」は、小学生時代に2回読みました。
細かいエピソードは忘れていたけれど、面白かった思い出はあります。
3回目、映画に触発されて近々読もうと思いました。
40年ぶりに読むとどう感じるのか、楽しみです。
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