「ほっこり、ウルウル、シャキッ!」映画 窓ぎわのトットちゃん hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこり、ウルウル、シャキッ!
戦前から終戦前までの
ともえ学園や、戦時下の理不尽な市民生活での出来事を
小学生時代の徹子さんの素直な目線で書かれた原作のアニメーション。
色彩が美しく、切り絵的な使い方も面白く、
子どもたちの表情や容姿、個性なども、
多種多様に描かれていて、視覚でも楽しめました。
ともえ学園はことさらですが、
やはり、あの時代の子どもたちは、
とても自然に伸び伸びと生きていて良いですね。
今どきの言葉が先走り気味の多様性ではなく、
小林先生は、本当に子どもたちひとりひとりの個性を尊重し、
教え育てる素晴らしい人徳者で、
そんな先生との出会いは、
トットとちゃんのたくさんある宝物のひとつですね。
老若男女に観て欲しい良質な作品。
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