はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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期待してなかったけど良かった!
はたらく血液
体内ではたらく細胞を擬人化したアニメ。血液のガンと呼ばれる白血病を患った主人公が闘病する様を描く。
はたらく細胞というタイトルであるが、基本的には血液のはたらきがメインに描かれている。大人にとっては学校で習った生物の復習になるし、子供にとっては親しみやすい予習となる。
ストーリーとしては、思春期の娘とシングルファザーの親子愛をメインとして描く。面倒見のいいしっかり者の娘と抜けているが娘想いの父。特に、娘に対する父の愛情が強く描かれる。
娘に心配されないよう常に明るく振る舞う父。収入を確保するために、体調を崩しながらも仕事を増やしてほしいと懇願する。娘の病気が発覚した時には、なぜ自分でないのかと泣き崩れる。
体内で起こる細胞同士の戦いでは、アクションシーンの見応えもある。白血球をはじめとして、様々な細胞が役割分担をし、外的から正常な細胞を守る様は、自分の体内でもこんな風に防衛が行われているのかと頼もしくなる。
子供も大人もしっかり楽しみながら細胞のはたらきを学ぶことができる良作であった。
エンターテイメント!
楽しいエンタメ映画だった。お金がかかっている。細胞世界の作り込みが好き。
感情が大きく動くことはなかったけど、色んな芸能人が個性的な出演の仕方をしていてメタ的にも楽しめた。
人間側の、先輩が、芦田愛菜ちゃん演じる女の子のことを好きで、あの状況で支えられるの、すごいな…と感心した。
実写化ものはイジられ映画・・・はもう古い価値観なのかもしれない
トイレ我慢の演技をさせたら阿部サダヲさんはきっと世界一!
・・・はさておき、先入観を持たずに観れると楽しい作品
学校の先輩にほのかな恋心を抱く高校生 日胡と
親一人で彼女を育てる茂
彼女達のささやかな日常とそこに降りかかる事件
しかし、その体内に目を向けるとまた違う物語が見えてくるのだった
以前まではマンガの実写化と言えばイジられ映画の定番だったのだが、近年はそのイメージを改める必要があるようだ
赤血球や白血球を擬人化したマンガのキャラクターを人間が演じ直すという逆輸入的表現に、予告を見た段階では勝手に不安になっていたのだが
スムーズに世界に入ることができた
体内世界の表現として日胡の体内は教会があってシスターもいる西洋的な世界。父 茂のタバコや酒で荒れた体内は戦中の日本を思わせる描かれ方がされているのがオリジナリティがあって面白い
映像技術の進歩は映画の面白さに直結するわけではないが「違和感」を少なくするのには大きく役立ってくれる
SFと同じように実写化ものも技術の進歩の恩恵を大きく受けるジャンルなのかもしれない
あー、素晴らしき連携プレイ!
原作どころか、アニメ版すら見ずに観劇。いやー、ヒトの体って良くできてますな!コレは見る価値が高いと思う。
まずは、原作者に拍手!👏👏👏
そして、監督およびスタッフ全員にも!👏👏👏
そして、演者全員にも!👏👏👏
科学に・医学に疎い人でも、体がこうやって連携してるのかとよく分かるように作られてる。防御する細胞も複数あって、初動として動くもの、指示役からの指示を元に連携して動くもの、独自に動くもの、いろんなパターンを服装とか役者の違いとかで視覚的に分かりやすい。赤血球も単に酸素を運ぶだけではなく、二酸化炭素を回収するとかのシーンもあるので、役割が分かりやすい。
医者に言わせたら、すべて正しいわけではないとか言われる可能性も無きにしもあらずだが、ある程度のエンターテイメント要素を含んだ作品として、良いのだと思った次第。
もしかしたら、原作はさらに分かりやすいかも?と想像してしまった。ある意味、教材としても役立つのではないだろうか?いや、副教材か?(まぁ、原作を見てないから、何とも言えないけどね)
佐藤健役の白血球が、すぐに「ブッ殺す!」って言うのは、最後の方で不覚にも笑ってしまった!
予想外と言っては失礼だが、かなりおもしろかった
人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。
高校生・漆崎日胡うるしざきにこ(芦田愛菜)は、父親の茂しげる(阿部サダヲ)と二人暮らし。まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。一方、不規則不摂生に日々を過ごす茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。親子でも体の中はえらい違いだった。仲良し親子のにぎやかな日常。しかし、その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める…。漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?(公式サイトより)
予想外と言っては失礼だが、かなりおもしろかった。
まず身体の機構をものすごい分かりやすく描いている。それゆえ、正確性には欠くのだろうが、インフルエンザをはじめとするウィスルの侵食方法、LDLなど人間ドックの結果でしか見ない数値のイメージ、身体の恒常性を保つ赤血球、白血球、血小板(かわいい)、NK細胞、マクロファージの働きなど、漫画では表現しづらい部分を映像で示しており、かなりイメージが沸いた。
次に配役。芦田愛菜と阿部サダヲをあそこに置いている意味が分かった。佐藤健は白いまま相変わらず壁を走り、マクロファージは萌え、深キョンがホステスで、血小板は可愛らしく、加藤諒とこども店長と永野芽衣はそのままだった。Fukaseが好演だった。「翔んで埼玉」と「るろうに剣心」を足して二で割ったような作品だなーと思っていたら、監督が「翔んで埼玉」でアクション演出が「るろうに剣心」だった。
ストーリーが思いのほかシリアスだったのも良かった。コミカルに走り過ぎない製作の姿勢も絶妙。片岡愛之助と小沢真珠が出てきたときは「あーあ」と思った。
肝細胞さんが好きだわ。あの場末感もいい(笑) よく献血しているけど...
感謝の気持ちが溢れてくる映画でした。
最初にごめんなさい!
アニメが先だったので、実写はどうなのか?と舐めていました。
面白くて為になる感動のエンタテインメントでした!
アニメでの花澤香菜さんの叫び声が秀逸であれを超えられるのかななんて思いながら見たら、
永野芽郁ちゃん、佐藤健さん、山本耕史さん、はまってました!
仲里依紗さんのNK細胞、かっこよかったです!
黄色ブドウ球菌!
「こ、これサザエだ!小沢真珠だ。」真珠さんいつも振り切った演技大好きです!
愛之助さんも濃い演技!
全力投球じゃないか!
肛門ではまさかの裸祭り、漢たちの肉弾戦に隣の知らない女性、多分同年代が私と同じところで大笑い。
アニメで1話分の赤芽球時代の2人の出会い、各細胞たちの役割などが今作では冒頭数分にまとめられてスムーズに説明されていました。
白血球と赤血球の2人だから、恋が生まれるとか、ハッピーエンド的なことはないんだけど、初恋数歩手前のようなほんわかムードも良い感じ。
アニメではがん細胞が「普通に生まれたかった!コピーミスってなんだよ。バグ野郎ってなんだよ!」と苦しむ姿に人生で初めてがん細胞に同情したのですが、今作でも、うん、人間社会では個性として認められるのにね。うんうんと同情してしまった。
後半、赤血球ちゃんが戦場と化した世界で自分の使命を全うすることを宣言するシーン、隣の女性が突然前のめりになり、目を拭い始めた気配。そのままずっとその姿勢をキープ。
私もずっと目からの水と鼻水拭くのに大変でした!
ニコちゃん、がんばれと同時に自分の体の中の全ての細胞、組織が私の毎日を支えてくれてる事に感謝でいっぱいになり、また涙が溢れる。
「AE3803」の赤い帽子が切なくてまた泣く!
「どうせ私はこの社会の一つの駒でしかないのさ!けっ!」なんてひねくれてはいけないと自分にできる何かを頑張ろう!と忘れかけていた素直な気持ちを取り戻しました!
こんなに泣けるなんて!
想像もしてなかった!
ありがとう!
細胞万歳!
まさか泣くとは思わなかった
芦田愛菜ちゃん阿部サダヲ親子よかった( ; ; )
泣いちゃったよ
演技うますぎだろ
阿部サダヲが便通を堪えるときの15分くらい?が
この映画のピークだったかもしれない笑
面白すぎて映画館なのに普通に笑ってしまった
なにあの顔。阿部サダヲ最高かよってなった
一ノ瀬タクミも最高スクラム組んでてわろた
他の観客からも笑い声が聞こえてて
あの15分だけでも見て欲しいまじ元気出るよ
バカバカしくて
でもきちんと体のしくみに則ってるのがいいよね笑
佐藤健と永野芽郁コンビはやっぱりいい
芽郁ちゃんのスタイルのよさに見惚れてしまった
原先未読だったけど
楽しめたよ!
なんせキャスト陣が豪華すぎる!
演者さんみんなとんでもなくコスプレしてるなか
美しい素材のままの突然の深田恭子にうっとり
相変わらず美しくて可憐でキラキラしてた
松本若菜もよかったし
血小板ちゃんたち可愛かったあ
何も考えず笑ったり泣いたりできる映画
シンプルに面白かった
こう言うのでいいんだよ、いや、こう言うのがいいんだ
今日もありがとう
なんでこんなに感動するのかなと考察してみた。
まず、体内で活躍する細胞たちが全員健気なのだ。生命の根本である”生きる”ことに全力をかけている。さらに細胞の個々の能力をフルに使って連携し合いながら一つの生命である我々を支えていることに感謝を感じる。
リアル世界の芦田愛菜と阿部サダヲを含めて登場人物がまた良い人たちで感情移入させられる。どうにか助かってほしいと。それにしても演技力ありすぎだろ彼ら。
とにかく映画の構成・演技・演出どれをとっても無駄がなく2時間に感じさせない素晴らしい映画でした。
パッと見コメディ感万歳なふざけた感じの映画かと思いきや、待ったなしのリアルな世界が繰り広げられる。
作中にもあったが、「今日もありがとう私の体」。
死ぬまではたらけ細胞
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