はたらく細胞のレビュー・感想・評価
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外の人がいる意味と手を抜かないで作るということ
正味20分のTⅤアニメであれば原作のように体内だけの世界描写でばらばらのエピソードを重ねても体裁は取れるが、ライブアクション映画になるとそうもいかないのでは?、と懸念していたが外の人(人間ドラマパート)を作ることで「人間に起こったこと」と「体内で起こっていること」を対応させることでそれなりにまとめようとしていたと思う(しかし前半は人間パートの場つなぎ感があからさまだったが)。後半になると人間パートの比率が大きくなり場つなぎではなくストーリーとして体裁が整い「実はその時体内では...」とのバランスも良くなりあまり気にならずに鑑賞できた。 基本の構成は娘の芦田愛菜の体内がはたらく細胞、父親の阿部サダヲの体内がはたらく細胞BLACKでそこに原作の各種スピンオフ作品を織り込んで作られ、前半は娘の中のパラダイス感と父親の中のやさぐれ感が良いコントラストになっており、そこから後半のいわゆる難病ものに移行していく。原作やアニメと同様に本筋とは全く関係ない用語解説コーナーや説明セリフとしか思えないやりとりが随時織り込まれるので、そこを「楽しみながらためになる」と取るか本筋と関係なく冗長と見るか、後半の難病ものではお涙頂戴的なけれん味が顔を出してくるがその塩梅は見る人によって好き嫌いがあると思う。私は解説コーナーは元々あったものなので気にしなかったがけれん味はやや過剰に感じた アクション監督の大内貴仁と佐藤健の組み合わせはどんなアクションであっても安心して観ていられるが仲里依紗、松本若菜、Fukaseなどおよそワイヤーアクションと縁がなさそうな俳優陣も遜色ないレベルで動いていて見ごたえがあった。またキャスティングは事前に情報解禁になっているキャスト以外にも無駄使い(カメオ)とも思えるような起用がありそれはそれで楽しいが、一番の特筆点は子役のキャスティングに手を抜かなかったこと。原作でも赤血球の1/3~1/4の大きさ(長さ)の血小板は子供として描かれているが、それを小柄な大人ではなくきちんと数十人の子役に子供ではなく小さいだけできちんと成熟した細胞(大人が演じる細胞と同じ大人な細胞)として演じさせ、芽球(骨髄でできる赤血球や白血球になる前の未成熟な細胞)やFukaseの未成熟期の子役には子供として演じさせ、それ以外にも芦田愛菜の体内で起きたカタストロフの跡地に降り立つ細胞などにきちんと演技のできる子供を大量に起用している。どれだけの人数のオーディションを重ねたのかを考えると手を抜かないことの重要性を認識させられる(もちろん大人も大量のエキストラを起用し様々なモブシーンが描かれるがこの人数の子供の選出に比べれば物の数ではないだろう)。 体内パートで一つ気になったのが細菌などから攻撃を受けた免疫細胞たちが傷ついた部分から「出血」すること。体内にいる細胞が傷つくと出血か...。擬人化だし理解しやすさとしての表現なのは間違いないが少し呑み込みづらかった。侵入者と同じように融けたり雲散霧消したりはやはり避けるか。 外の人パートでは阿部サダヲの茹でたトウモロコシの常温放置→それを食べて食あたり→排便を極限まで我慢→排便→過緊張からの解放による排便失神(排尿でもおこる)の流れはさすがの阿部サダヲの顔芸と演技だし、芦田愛菜は前半は片親なこと以外は何のひねりもないごく普通の女子高生という意外に彼女には振られない役を演じており、阿部サダヲと加藤清史郎の共演もあり楽しそうに見える。後半難病ものになってからは足の青あざはともかく何もない状態から鼻血が流れ落ちるシーンや病状が進行し治療も相まって徐々に顔が白茶けていくところは実際にはもっとくすんでかさついてたりするが、顔や唇の色、目の下のくまの感じなど再現度は高く、同年代のトップキャリアの国民的女優としてはこのメイクは頑張っていると思う。芦田愛菜の母が亡くなるシーン(病死)では母役の方はちょっと強めの美白メイクな感じだった。 その後芦田愛菜の体内で無差別爆撃と焦土作戦(オーロラで表現された)が決行され、荒涼とした景色と廃墟と残骸しかない状態になり生きた細胞がいないショッキングな世界になりますが、成功すれば血液型が変わるような治療だけに、死屍累々でさえもなくなるような焦土を事前にきちんと見せるのは重要だろう。(女優の吉井怜は血液型がA→Oになったことをを公表している) 採点とは関係ないですが... 観たのは13日の最終回(レイトショー)で23時台終了だったのですが、上映後に幼稚園児らしい女の子と両親がいるのに気付いた。上映中静かだった女の子がさかんに「楽しかった」と繰り返すので気付き、そう言っているのが救いだったがどうしたものか。 ただ、そんな子供でも楽しめる映画なのは確からしい。
医療作品とは言えず
佐藤健さんとFukaseさんがダントツにカッコいい! 芦田愛菜さんは本当に演技が上手い 永野芽郁ちゃん、かわいいのみで演技が刺さらなかったです ドクターXを鑑賞した後だったからか、全く感情は揺さぶられませんでした ある程度大人になって知識が身につくと、感動は出来ないかもです エンドロールのヒゲダンは安定の良さです
画期的!学びのエンタメ
過去には、ミクロの決死圏、インナースペースなど、体内を巡るアイデアが売りのSFはあったが、医学を啓蒙する意図で創られたエンタメ映画は無かったと思う。 体内パートで面白いのは、飛んで来るミサイルが抗ガン剤、放射線治療がオーロラで、健康な細胞をも攻撃してしまったり、パニックになった細胞たちがバラバラでなく、どこか“節度”のある逃げ方をする群像表現がいかにも日本的なところ。 佐藤健、ずっと白塗り&アクション、ホントにご苦労さま。 よく判らなかったのは、阿部サダヲの中にいた赤血球が芦田愛菜に入って来たのは?直接、輸血したのではなく、街の献血車で血を抜いただけだけど。(医学的根拠あり!?) 現実パートのドラマ性は平易なものの阿部サダヲのコメディーは流石の安定感。温泉街の射的場みたいな昭和のペーソスと温もりにホッコリする。芦田愛菜はこの仕上がり!? アニメ的だと冷笑するむきもあるだろうが、可笑しく、すこし哀しく、たいへんためになる、画期的“学び”のエンタメ。お薦めします。 新生!オプンチア改めノーキッキング。レッドカード明け★5
肝臓は楽園ですかw
父子家庭の父娘の関係と日常をみせるドラマと、彼らの身体の中の主に血液細胞の働きを擬人化してみせる話。 だらしなく不摂生で健康診断で要再検査となった父親と、健康的な生活を送るJKの娘の身体の中の違いを比較しつつ、なぜかポンコツな赤血球の迷走だったり、細胞や病原菌との戦い等をコミカルにみせていく前半は、テンポも良いしかなり面白かった。 ただ、中盤変異した辺りから盛り上げようとするが為か、クドくてテンポが悪くなって行き、ストーリー自体は良いけれど少々長く感じた。 そしてラスト…シシ神かよ…なんかちょっと違わないか?w
原作をよく知る人が楽しむべきかと思います
私のよく行く映画館では凄い飾り付けをして応援している作品です 私も期待を込めて観る事にしました 役者は人気者が多く細胞役はかなり楽しそう! 表側の役者は結構真剣です…笑 テンポが速く理解するまでに次々と展開していきます ここで原作や前もってパンフレットなどを購入して充分理解した上で観るべきと感じました 私には不向きな作品だったと思います 以上理解して鑑賞してください
豪華キャスト、特に永野芽郁を観る作品
予告編で大々的に宣伝していたので、本作の存在は以前から知っていましたが、漫画原作をもとに創られた作品であるのを知ったのは、鑑賞後のことでした。赤血球や白血球はじめ、人間の身体の細胞を擬人化するとともに、その細胞の本体である現実の人間親子の物語も同時並行的に描き、面白おかしくも中々スリルのある作品に仕上げてしまうとは、漫画原作者の御三方はもとより、武内監督はじめ映画制作スタッフの皆さまに敬意を表したいと思います。 そんな本作でしたが、一言で表すならば、とにかく永野芽郁が可愛すぎる映画でした。「映画 からかい上手の高木さん」でもその可愛さをいかんなく発揮した彼女でしたが、本作の可愛さも絶品でした。また前述の通り原作は未読ですが、単行本の表紙を見れば”赤血球AE3803”の再現度も100%という感じだし、ホント、彼女を観られただけでも満足できる作品でした。 一方相棒の”白血球U-1146”を演じた佐藤健は、個人的に「四月になれば彼女は」以来でしたが、同作と違って彼らしいアクションシーンがあったのでその点は満足でした。ただ基本コメディ作品なので、ガチバトルが展開される「るろうに剣心」シリーズで魅せた本格アクションではなく、その辺は次回作に期待です。 この御二方以外にも、芦田愛菜、阿部サダヲはじめ、豪華キャストを観るだけでも元が取れる作品でした。 一方でちょっと不満が残ったシーンも。トラック運転手役の阿部サダヲ演ずる茂が高速道路を走るシーンなど、合成画像が非常に安っぽい感じで、ちょっと残念でした。東京国際フォーラムとか新横浜ラーメン博物館など、個人的に行ったことがある建物の内部をロケ地に使った辺りは非常に良かっただけに、あの高速道路のシーンは画竜点睛を欠くとまでは言いませんが、もう少し綺麗に仕上げて欲しかったように思います。 そうは言っても、永野芽郁が可愛かったし、身体の仕組みを漫画調に解説するという原作の発想も素晴らしったので、本作の評価は★3.8とします。
エンタメ映画としてはいいのでは!?
#はたらく細胞 #芦田愛菜 が素晴らしい✨ 身体の中でどんな事が起こってるかを分かりやすく観られた。感動を誘うような作りで好きな人にはハマるかも!?山本耕史が出てくるとテンションがアガるのは俺だけどろうか⤴️赤血球の見習い感が永野芽郁がハマってた✋観てて微笑ましい☺️ #染谷将太 ️も⭕️ #阿部サダヲ は役によって別人なのがスゴすぎ🙃
正直思っていたよりよかった
原作を読んだことがあります。 正直漫画原作の実写化ってあまり期待してない部分が結構あったので、どうなのだろうと思っていました。 が、予想より話がしっかりしていて、キャストも豪華。 原作同様勉強になるところがしっかりあって、演技にも引き込まれます。 佐藤健さんはかっこいいし、永野芽郁ちゃんはかわいい。途中途中、誰が誰だかわかんない部分がありましたが最後まで楽しく観ました。 原作読者にも楽しく観ることができる作品だと思います。
キャスティング誰?最高じゃん
映画にするにはやっぱり大事件が起きないとならないんでしょうねぇ もうちょっとしょーもない病気でも良かったのに。 まぁなにしろ全てのキャラがイメージ通り!人間役も含めて ちゃんと面白い。アクションも良い。 個人的には小さい血小板ちゃん達が可愛かったな〜
とても勉強になる映画
原作、アニメ共に未読。冒頭から言葉では知っていても実際、各細胞がどのような役割をしでいるのか視覚で知ることが出来てとても勉強になりました。その点では大人は勿論、子供でも楽しめる映画だと思います。実写化の難しい作品だとは思いましたが武内英樹監督が上手く料理しています。「テルマエ・ロマエ」、「翔んで埼玉」に続く代表作になるのでは。
血液と細胞の勉強に少しだけなるかな🩸
はたらく細胞、2回寝落ちました😪 永野芽郁の短パン姿は可愛いかったし、豪華キャストの共演だったけど、いやはやストーリーが何とも…🤣 血液と細胞の勉強に少しだけなるかな🩸
好きな監督さん作だけどイマイチ合ず・・
武内監督は自分の好きな監督だけど、本作はイマイチ合わなかった。 原作・アニメとも未見のせいかもしれないし、筋書に無理があるからかもしれない。 でも多分、与えられた職責を果たそうと無理を重ねる姿が現実とダブってキツく感じられたから。 作品自体は悪くはないと思います。
期待をいい意味で裏切った作品
アニメ視聴済み・原作未読の感想。
予告編からの印象はエンタメ全振りで行くのかと思っていましたが、終末映画のようなノスタルジーに浸れました。
アニメでは明日も頑張って働こうと思わされましたが、映画でも同じ気持ちになりました。
ちょっと残念なのはアクションやCGの出来です。
とは言え、原作ファン・新規共に楽しめる作品になっています。
アニメ実写映画の中でオススメできる作品の一つです。
細胞たちの働く姿に胸が熱くなる
体内の細胞の擬人化という突拍子もない設定を、実写映画としてちゃんと成立させているところに、思わず感動してしまった。
赤血球の働きぶりには、ドジな新人が、地味で単調な自分の仕事に意義とやりがいを見い出し、プロとして成長していく「お仕事ムービー」としての楽しさがあるし、白血球たちの活躍には、力を合わせて悪の侵略者を撃退する「戦隊ヒーローもの」のような面白さがある。特に、ワイヤーワークをふんだんに取り入れた戦闘シーンは、アクション映画との本気度が感じられて見応えがあった。
また、敵を含めたすべての細胞のキャラがしっかりと立っていて、ラスボスの白血病細胞にさえ感情移入ができてしまうところには、物語としての秀逸さも感じられる。
人間世界のドラマにしても、出来の良い娘と不摂生な父親の日常生活と、娘の初恋や難病との闘いといったエピソードが、体内の細菌たちの物語とうまく噛み合っていて、相乗効果を上げていたように思う。
ラストの、化学療法や放射線療法によって血液中のすべての細胞が死滅するという展開には驚かされたが、そんな絶望的な状況の中でも、ただひたすらに自らの使命を果たそうとする細胞たちの姿には胸が熱くなった。
爆撃後の荒廃を思わせる体内の場面には、戦争映画のような悲惨さや終末感が漂うが、それだけに、骨髄移植が成功して再生していく世界は希望に満ちているし、回復できたのは「頑張った体のおかげ」という医者の言葉が、実感を伴って心に響いてくるのである。
映画を観終わった後に、自分の体の中で黙々と働いてくれている37兆個の細胞に、改めて感謝したくなった。
原作の程よいミックス加減
オリジナルにBLACKを混ぜて脚本されているようで、新規部分もあり原作を読んでいても楽しめる。キャストは非常に贅沢に使っているうえ、コスプレ風の衣装などで誰だか考えながら見るのも良いですね
ディズニー映画越え?
笑って泣けて、見ごたえある映画。一押しです。 芽ちゃんも可愛いし、他の俳優さんもそれぞれの役にドはまり。 全世界に出しても内容が分かりやすく映像も良く出来ていて、引けを取らない映画。 老若男女問わず見る価値ありです。
【“トラック運転手のお父さんが、医者に行かずに頑張って働いていた訳。”今作は、正に笑って沁みて勉強になる映画です。コスプレした俳優さん、何人分かるかな!健康維持管理推進映画でもあります。】
<Caution! 内容に触れています。鑑賞後に読んでね!>
ー 今作の予告編は、劇場で20回は観たなあ。阿部サダヲさん演じる不健康なお父さんが、お尻を抑えながらWCに駆けこんで、行列を見て絶望的な表情で”アアッ”と言うシーンが映し出されるたびに、チビッ子達が大喜びしていたモノである。
で、私も阿部サダヲさん演じる不健康なお父さんが、”大変な事になる映画だろうなあ”と思って劇場に行ったら、お父さんのお腹も大変な事になっていたが、もっと大変になったのが、しっかり者の娘、日胡(芦田愛菜)とはなあ。ー
◆感想
・序盤は、予想通りに物語は進む。血液検査がボロボロのお父さんは、しっかり者の娘に”病院に行ってよ!”と言われても”ハイハイー”何て感じで軽く流している。
■今作が面白くって、勉強になるのはヤッパリお父さんと、日胡の身体の中(何故か、テーマパーク・・。)で頑張る細胞たちの姿であろう。
1.赤血球(永野芽衣)・・赤血球が骨髄内の造血管細胞から子供が育つように、赤血球になるとは知らなかったなあ。(・_・ フムフム)
2.白血球(佐藤健)・・白血球とほぼ同じプロセスで作られているとはなあ。それにしても、白血球が出来るプロセスで遺伝子異常が生じると、白血病になるとはなあ。
あと、嬉しかったのは、佐藤健氏が、「るろうに剣心」で良く見せていた壁走りかな。変わらずに、凄い運動神経だな。
それにしても、佐藤健さん演じる憧れの白血球になりたかった恐ろしい”不良品になってしまった白血球”を演じたFukaseさんは、「キャラクター」でも異常なる殺人鬼を見事に演じていたけれども、今作も凄かったなあ。悲しみが、悪に転じる狂気性を帯びた姿・・。圧倒的な存在感であったよ。
3.血小板は、皆可愛かったな。今作でも描かれている通り、擦り傷を塞いで瘡蓋にしたりするんだけれども、小さいから子役さんが演じたのかな。
4.肝細胞を演じた深田恭子さん。久方ぶりに拝見したが、大酒飲みの私がお世話になっている細胞を演じてくれて、嬉しい。(オバカ)
5.松本若菜さん演じるマクロファージは、知らなかったなあ。それにしても松本さん、変わらずにお美しいな。因みに佐藤健氏が仮面ライダー電王でデビューした時の、美しすぎる彼のお姉さんとして、お二人は共演している。
幼き息子は電王を、私は松本さんを毎日曜日の朝に、一緒に観ていたモノである。(オバカ)
6.キラーT細胞(山本耕史)や、NK細胞(仲里依紗)、ヘルパーT細胞(染谷将太)の働きも知らなかったなあ。それにしても、毎週映画館で染谷さんを観ている気がするが、御身体をお大事に・・。
7.全く分からなかった悪玉球菌トリオ。
1)黄色ブドウ球菌:食中毒を起こす事は知っていたけれど、あの人が小沢真珠さんとはなあ。
2)化膿レンサ球菌(親納慎也)
3)肺炎球菌(片岡愛之助)・・まさかと思っていたが、ヤッパリかあ。愛之助さん、隈取りが凄すぎますよ!
■沁みたシーン、幾つか。
・お母さんが、病気で亡くなってしまい日胡が、医者になる夢を持っている事を知っていたお父さんが、頑張ってトラック運転手として、過剰シフトでお金を稼いでいた事。
・けれども、日胡が白血球の異常により、白血病になってしまうシーン。で、医者(鶴見慎吾)の判断で、レーザー治療をする事に。けれども、それは異常になった白血球を殺すと共に、頑張る赤血球や白血球も殺すことになるんだよね
次々に斃れる白血球たちに懸命に酸素を運ぶ赤血球。けれど・・。そして永野芽衣さん演じる赤血球が、新たに生まれる赤血球に遺した手紙。
・お父さんと日胡の憧れの先輩で恋人になった青年(加藤清史郎)が、病室の外から日胡を、スケッチブックに書いた文字で励ますシーンも良かったな。
<そして、日胡は治り目出度く医学部にも合格し、お父さんと、恋人になった青年と、入学式に出掛け、二人の体内では新たに生まれた赤血球(永野芽衣)は酸素を運び、白血球(佐藤健)は、変わらずに”ぶっ殺す!”と叫びながら、花粉の元に飛んで行き、切り裂くのであった。
今作は、笑って沁みて勉強になる映画であり、健康維持管理推進映画でもあります。チビッ子は、チョビッと勉強してから見ると良いんじゃないかな。じゃーね。>
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