ザギンでシースー!?のレビュー・感想・評価

　タイムマシンで過去を改変してしまった為に巻き起こるドタバタで描く銀座賛歌という物語。恐らく伊藤健太郎さんありきで企画された作品でないかなと思うので、緩さは事前の予想通りで突っ込み所もあるのですが、終始ニヤニヤしながら、「まあ、これはこれでいいじゃないのかな」と思えました。

　安っぽい映画だと腹立たしくなる事もあるのですが、本作は全くそうならなかったのは、「作品に愛嬌があるから」と言う事に尽きるでしょうか。

銀座への距離感は人それぞれ。その程度によって楽しみ方は違うと思います。私は楽しく鑑賞致しました。岩城さん、熊田さん、そして泉ピン子さん！個性的な方々の出演も独特のフレーバーを加えてくれました。

最初っからB級前提なら及第点

そこそこ面白かったけど、

突っ込みどころとか、

あまあまなところが多々あり

絶対納得できないのがひとつ、
1992年の部屋の中ってあんなに古くないでしょ！？

ま、見終わってみれば悪くないです〜

9/1鑑賞してきました。
予告編を見て、これは見なきゃ！と思いいざ劇場へ。
ほぼ満席の光景に唖然（汗）
キャストは個性派揃いで、かなりそそられました。
テレフォンカードで過去と現代を行き来するというもの。
バックトゥーザ・フューチャーのオマージュでしょうか。
個人的な感想
飽きがなく最後まで楽しめた点→◎
ストーリー→○まあ、わかりやすい
残念な点
コメディーという割に演出が中途半端な感じがした
映画というよりカットがドラマっぽい。監督が映画不慣れ？
ザギンでシースー⁉︎とタイトルが付いてお寿司の話じゃないなら
OPにお寿司のシーンを持ってきた意図が読めなかった。
個人的には好きな部類の映画でしたが、
何か物足りなさ、勿体なさを感じました。

銀座4丁目交差点の電話ボックスでタイムスリップできるという残度数5回のテレカで過去を変えに行く御一行の話。

銀座の裏通りに雑居ビルを持つ木戸家の跡取りが、30年前の親父のやらかしを精算する為、過去に行き巻き起こるストーリー。

そこそこ長い設定説明の前振りが終わり、親父の借金がーとなるけれど、それまでの流れで過去でやることがみえみえ。
盗るか殺るかして戻った方が手っ取り早いですけどね
そしてそこからの流れは、だとしたらもともとの30年前に死んだ理由は???

パラドックスは置いておくにしても、コメディとはいえ脚本も演出も小道具も残念で、もうちょいちゃんと作ってくれませんかね？と言う感じ。
そういえばBTTFパロディも中途半端だし。
更にそういえば、まあ期待していなかったけれどそこそこメインどころのもある演者さんの演技力がまあ酷いこと。

どうせならもっと振り切ってドタバタコメディで通せば良いのにという感じだった。