ウィ、シェフ!のレビュー・感想・評価
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コック姿のカティがカッコいい!
料理人カティと移民の少年達のコメディ映画です。カティと子供達の距離感が徐々に近くなっていく感じやコック服のカティがカッコいいんですよ。非常に面白かった。ものすごく引き込まれました。もっと早く近くで上映している時に観に行けば良かったです。イイ映画です。ストーリーも良かった。(^^)
カティ、少年たちとも良かった
一流レストランでスーシェフを務めてるカティは、シェフと味付けや盛り付けで意見が合わず、ケンカして店を辞めてしまった。次をいろいろ当たり、やっと見つけた職場は移民の少年たちが暮らす自立支援施設で、まともな食材も器材もなかった。不満を訴えるカティに対し、施設長のロレンゾは、少年たちを調理アシスタントに使ったらどうかと提案し、少年達も張り切って学んでいった。料理を介してカティと少年たちに芽生えた絆は人づきあいが苦手だったカティを変えていった。そして・・・てな話。
カティ役のオドレイ・ラミーが素晴らしかった。
何でも1人で完璧にやらないと気が済まなかったカティの変わっていく姿が見所。
少年たちとの交流の中で、彼らの良さを引き出そうとする姿に感動した。
面白かった。
オドレイ・ラミーが俳優の市村正親に見えてたのは内緒です。
ライトに観られる映画
食べることが、人を動かす!
我が道を行く、言いたいことは言う、周りを見るのはその後で。そして行動する
素敵な映画を有難う!拍手👏👏👏
有る出来事の為に仕事を失った自我の強い元一流シェフ。思うような転職先が見つからずやっと見つけた職場は自立支援を促す矯正施設。まともな食材もなくお腹が満たされればいいという環境で嫌々働く。他のシェフや建物で暮らす人々と主人公には大きなギャップがあり馴染もうとしない主人公。しかし喧嘩をしながらも徐々に距離が縮まり、友情や信頼や絆を培っていく。いつしか主人公とそこに暮らす人々が家族(ファミリー)となっていった。
建物にいた子供たちを演じていたのは実際に支援施設に住む強制送還一歩手前の少年たち。彼らの成長がリアルに嬉しい。
シェフが変化していくのも胸が熱くなった。素敵な映画を有難うと映画が終わって拍手したくなりました。
(原題) La Brigade
土から土へ
料理できるようになりたいッ!!
高級レストランで働くも、シェフと大喧嘩の末店を飛び出したカティ。働き口を探す彼女が、半分騙されたような形で移民自立施設に辿り着き…といった物語。
なんやかんやで移民少年達を料理人として指導することに。始めは嫌がるカティだったが、段々とチームがまとまっていき…。
移民問題も絡めたコメディ作品ですね。
少年達との多少のいざこざはあるものの…わりとすんなりと料理教室は進んでいく。もうちょっと何かあっても良いのでは??
と、思った所で新たな問題。
もはや少年達の母親代わりとも言えるカティ。サッカー少年のプライドも守ってやりたいが。。でも、送還だけはさせたくないロレンゾの気持ちもわかるなぁ…。
このあたりは観ていて苦しくなりますね。
後半からは移民問題がよりクローズアップ。考えさせられはするがちょい急展開すぎん⁉
終わりに向けては、笑い所も沢山だし痛快だしで良い感じだが、如何せん置いてけぼりにされるレベルでガラッと来たように感じてしまったので、そこだけがちょっとなぁ、といった感想。
尺も100分弱でサッと観れるし、話自体はとても良かったが、変に不意打ちを食らった感じでちょっと惜しかった。
それにしても、ラムの料理美味しそうだったなぁ…。羊肉って独特のくさみがあって好み分かれるけど、栄養価もあって良いですよねぇ。
もうちょっと身近な料理になって欲しいものですね。
時系列の移し方に感動。
考えさせられつつ前向きにさせてくれる映画
どんな作品が楽しみだったが、予想以上に良かった作品。考えさせられるテーマでもあり、きっかけを掴めば青少年たちも笑顔になる前向きになる作品。移民問題はヨーロッパではどうしても問題になる。現実も直視しつつ色々考えさせられた。また、一人の女性シェフが移民の青少年教育施設に来て料理の楽しさ・厳しさを教え青少年たちに希望を与える。これもいいなあとつくづく思った。終盤は全く思いつかなかったシーンで面白かった。フランス映画今年はいい作品が多い。ウィー、シェフもその一つ。
それっぽいけど雑過ぎ
120分作品の予定で編集してたら、締め切り間際に「あれっ?これ100分納品なんですけど……」って言われたりしたのかな、と思うほどの、後半怒涛のドタバタバタバタセカセカ展開。急激なスピードアップで、完全に事故ってる。ワイルドスピードですわ。
話の大筋や設定はいいと思うのだけど、人物の感情やストーリーの起伏の描き方がかなり端折り気味で勿体ない。もう少しことの経緯やきっかけを丁寧に描いてあげないと、わからんことはないけどグッとこない、という感じで。
製作陣に力がないとも思えないけど、撮影の安定感に誤魔化されているかなぁ。作品がストーリーを追うことに必死になっているのは、約100分という短い上映時間のせいだけではないと思います。
あとご飯映画なのだから、美味しそうな料理がたくさん見たかったなー。
子ども達の演技が素晴らしいと思ったら
オーディションで集められた本物の移民者で、演技は素人らしいです。モノローグで彼らの身の上が語られるシーンは、多分事実をそのまま語らせているんじゃないかと思います。子ども達は成人を迎えるまでにフランス語を習得して就学しなければ送還されてしまいます。彼らは現実でも崖っぷちにいるのです。それを踏まえて見るとだいぶ印象が変わります。主人公は生い立ち故、他人にも自分にも厳しいのです。だから子供たちとも一悶着あるのですが、子供たちの境遇を知るたびに徐々に心を開きあって行く様が心温まりました。
予告編では調理学校を立ち上げるために施設を挙げてテレビの料理コンテストに挑む…という印象を受けました。でも全然違いました。コンテストに出るのは主人公のカティだけですが、動機もねらいも予想の斜め上でした。カティにも番組オファーはあったのですが、彼女は当初「くだらない」と書類を破り捨てました。テレビの軽薄さは日本もフランスもあまり違いは無いようです。しかしそのいやらしさを逆手に取ってあの結末に持っていくとは。いやいや、一本取られました。「八方丸く収まり、みんな仲良くフランスで過ごしましたとさ」とはならないのですが、それがこの映画の深みだと思います。
ちなみに料理はそんなにたくさん映りません。でもカティの前菜は、透き通った飴かゼリーのように美しい。あれは全て野菜のはずですよね?ハイビスカスと蜂蜜が使ってある前菜、食べてみたいなあ。
いつかきっと輝きながら⭐️
「どんなご馳走が拝めるかなぁ」と食い気満々での鑑賞!
が、強制送還ギリギリの移民少年達と人付き合いが苦手な腕利きシェフのカティ(オドレイ・ラミー)を軸に進むリアルな社会派ライトコメディでございました…わたくし反省💦
実際に施設で生活する少年達がオーディションを経て出演しているとの事
なるほど!
彼らのリアルそのものの演技にも納得した!
映画出演により俳優業を目指す者や本物の料理人になる者が出ればこんなに素晴らしい事はない!そんな輝きと希望を繋げた映画の力は伊達じゃない!
心が満腹になった希望と笑顔多き作品でした!
施設の代表役フランソワ・クリュゼは初日にアキレス腱を断裂しながらも撮影を続けたと後日耳にした
どれ程不自由でキツかっただろう…
そんな逆境の中、人間味溢れる館長を優しくユーモアたっぷりで演じた彼の役者魂に頭が下がりました
腹が減った
フランスらしい、知的な毒(エスプリ)を調味料に使った、面白コメディに仕上がってました。
孤児らの施設育ちの女性シェフが、強制送還の危機に瀕する移民の子たちが自立できるように、料理やレストランマナーなどを教えていく話なのだが……
シェフは自分のレストランを持って独立することを目指していたのに、移民の子たちに肩入れしていくきっかけ描写が薄いんで、その点はわかりにくい。
たぶん、自分の境遇と、社会で爪弾きにあう移民の子たちを重ねてしまったのだろうが、回想だけでなんのシンクロも見せないから、観客に「考えろ」「感じろ」と押し付けている形になっちゃっているのが、難読を招いたような。
まぁ、そこはすごくフランス映画らしいのですけれども。
ラストの展開は、ちょっと強引すぎでしたが、社会風刺的意味合いと、笑いに振ったところではアリかな?
ところで、畑からとった野菜をそのまま調理する描写が実に美味しそうな飯テロ映画でもあり、観ながら猛烈に腹が減りました。
最高!
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