「料理ではなく移民問題が本筋。」ウィ、シェフ! 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
料理ではなく移民問題が本筋。
情報ほとんど入れてなかったので、タイトルからフランス料理でのバトル映画を想像しながら着席。
主人公のカティは働いていたレストランでシェフと喧嘩をして退職。やっと見つけた職場は、移民の子供達を支援する施設。何だそれ?だって辞めた店は有名レストランで、スーシェフやってたんだよ。なのにそんな施設に就職なんて不自然でしょ。料理人を辞めたい様にも見えなかったしね。とにかく仕事始めなくっちゃねって事で、ランチ70人分作ってたら14時過ぎちゃって、ほとんどの子供達がいなくなっちゃった。そりゃそうでしょ。それで子供達にサポートを頼む事になった。あら、みんな料理に興味あるんだね。沢山集まって驚いた。料理の会話に日本が出てきてニヤッ。この辺りからフランスの移民・難民問題を考えさせられる。子供なのに色々大変なんだ〜。成人になるまでに就職しないと母国に強制送還されちゃうんだ。厳しいよね。日本はもっと厳しそうだね。才能あればプロのフットボーラーになってスーパースターになれる可能性はあるんだけど、一握りだもんね。料理人の方が現実味あるね。そしてまさかの展開のフランス版料理の鉄人。ん?これ決勝戦??訳分からん番組だな。ラストは少し残念だったけど、料理のシーンや売れない俳優の友達など、結構楽しかったし、存在感ある若者が強制送還されたりしてちょこちょこ泣けた。
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