「栄光の蝋人形館への道」ウィ、シェフ! Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
栄光の蝋人形館への道
一流レストランで働いていたやさぐれスーシェフが、自分を見つめ直す話。
TV番組に出て良い顔をするシェフとぶつかり、店を辞め未成年の移民の自立支援施設の厨房で働くことになり巻き起こっていくストーリー。
半年働き金を貯めて自分の店を、と我慢して働き始めるも、求められているモノとのギャップに苛立ち、拘りを通す為に施設長と話して入居者に手伝って貰うことになり…。
施設長は良く出来た人間かとんでもないダメ人間というのが定石だろうけど、今作はまあ何とも微妙にダメなヤツ!?
主人公の生い立ちとか結構都合良くぶっ込んで、少しずつ…かと思ったら、テンポ良くあっという間に大盛り上がり。
そしてTHE COOKの設定とか訳わからな過ぎるまま話しが突き進み大団円ですか。
物語そのものは有りがちながらもテンポも良くて面白かったけれど、ちょっと作りが雑で勿体なくて、クライマックスで☆減点という感じ。
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