法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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劇場公開は大コケだったらしいが違う形で公開され大好評?
原作未読
監督は『洋菓子店コアンドル』『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』の深川栄洋
脚本は『総理の夫』の松田沙也
U-NEXTで配信されていないので地元のTSUTAYAでレンタルした
(アマゾンプライムビデオで鑑賞できる模様)
弁護士の友人は殺人の疑いで被告人になりもう1人の友人はその被告人に殺された疑い
無辜ゲームを観たとき僕は全体的にこういう映画だと思ったが違った
ちなみに辜と睾はなんとなく似ている
杉咲花の演技力は改めて高く評価するほどでもあるまい
彼女の狂気に満ちた悪役はもはや新鮮味がない
原作そのものがダメなのか改変された脚本がダメなのか両方ともダメなのか分からないが星3以上の評価するにはかなり抵抗がある内容だった
もっと面白くなる題材のはずだが全くつまらなかった
ウマ娘のレビューが200人にも満たないのに大ヒットしたとはいえないこの作品のレビューが650人もいるなんてどう見ても不自然
当初は殆どがサクラレビューだと疑いタイトルは『サクラレビューは違法です』にしたくらい
主演がアイドルらしいのでそのアイドルファンの仕業かなと
しかし劇場公開当時は大コケでもその後に高く評価された作品は枚挙に暇がありません
例えば周防正行監督の『ファンシィダンス』やデヴィッド・S・ウォード監督の『メジャーリーグ』がそう
ファンシィダンスは映画で大コケしたらしいですがレンタルビデオ化されたら大好評
『メジャーリーグ』はアメリカでは大ヒットしたらしいですが当時日本ではメジャーリーグに興味がある人は少なく野茂英雄のメジャーでの活躍で再評価されました
これもその類かもしれません
でも『法廷遊戯』は駄作だと思います
あとポスターでアイドル映画だと判断した人がいるらしいけど少なくとも杉咲花や北村匠海はアイドルではないでしょう
僕はアイドルに詳しくないので永瀬廉がアイドルグループの1人とはわかりませんでした
僕は元ジャニーズだからといって昔も今も一部ネット民にありがちなやっかみとか偏見はありません
配役
ロースクールから弁護士になった久我清義に永瀬廉
久我清義の幼少期に渡邉斗翔
清義の友人でロースクールの同級生の織本美鈴に杉咲花
織本美鈴の幼少期に戸簾愛
在学中に司法試験に受かった天才で無辜ゲームの裁判官を務める結城馨に北村匠海
結城馨の幼少期に平野絢規
清義と馨を嫌うロースクールの学生の藤方賢二に戸塚純貴
ロースクールの学生の八代公平に豊田裕大
ロースクールの学生の安住尊に芳村宗治郎
ロースクールの学生の杉本佳奈に安野澄
ロースクールの学生の衛藤麻衣に高橋春織
ロースクールの学生の中野竜也に重徳宏
馨の父で警察官だったが冤罪に苦しみ自殺した佐久間悟に筒井道隆
馨の母に潮田玲子
馨の叔母の結城葵に黒沢あすか
盗聴を請け負う何でも屋の大沼大悟に大森南朋
清義の下宿先主人の隅田春江に倉野章子
清義らが通う大学法学部の教授の奈倉哲に柄本明
未成年の頃に殺人未遂で逮捕された清義の弁護士の釘宮昌治に生瀬勝久
美鈴の事件の担当検察官の古野雄一にやべけんじ
美鈴の事件の担当検察官の留木慎介にタモト清嵐
裁判長に宮澤美保
裁判官に松澤仁晶
裁判官に大塚ヒロタ
傍聴する記者に松田陸
キャップに三浦俊輔
傍聴する記者に政修二郎
傍聴する記者に田中麻代
気分悪くなる記者に石川彰子
悟と同僚だった警察官の谷口に板倉佳司
痴漢したサラリーマンに荒木誠
演技がすごいです
久我と織本は弁護士を目指してロースクールに入って勉強をしていた
そこで、結城と知り合った
久我と織本は弁護になった
そんなある日、結城が久我を呼び出した
久我がつくと、結城が殺されていて織本が犯人として捕まった
久我は織本の弁護をして、織本がおこした昔の犯罪のことを世間に伝えた
昔の犯罪の真実が少しずつ明かされていくのと一緒に今回の犯罪の内容もわかってくるという内容だった
結城が殺されたことについての話が軸になっていると思っていましたが、昔の犯罪の方がメインだったんだと思いました
昔の犯罪に隠されていた真実にも驚きましたし、結城が殺された真実にも驚きました
杉咲花さんの最後のあたりの演技がすごくて、鳥肌が立ちました
普通に面白かった😃
杉咲花さんがぜんぶ持っていった作品
予告のようなハラハラ感はあまりなく、想像とは違い淡々とした人間ドラマのような内容でした。
特段捻りもなかったように感じます。
けっこう展開が分かりやすくて、考察好きな方には物足りない作品に思えるかもしれません。
ミステリーかと言われればミステリーなのかもしれないけど、重きが置かれた場所がそこではなかったのかも。
真っ直ぐに自分の罪と向き合うことを決意した主人公、自分を犠牲にして父の冤罪を証明する息子(友人)、そして自分を幼少期から守り続けてくれた主人公への執着が激しいヒロイン。簡潔にまとめると個人的にはこんな感じでした。
杉咲花さんのお芝居が良かったから中間的な評価にできた作品ですかね。
うーん。期待以下だった。
もっとどんでん返しがあるのかと思った。思った以上に大人向けの内容であったのは評価出来る。無辜ゲームをダラダラする内容かと思っていたが、そんなことはなかった。しかしモヤモヤする終り方だった。何でこんなに評価が高いのだろう?主人公のファンが評価しているのだろうか?
動機だらけ。白夜行。
ロースクールの同級生、清義と美鈴と馨。
でも卒業後無事に司法試験に合格し、
実際の裁判では、
清義は弁護人、美鈴は被告人、馨は被害者となっていた。
ロースクール在学中に司法試験に合格し、在学中は無辜ゲームを主宰していた馨が、卒業後2年して再び最後の無辜ゲームを開くとした日に、馨は殺されてそこには美鈴が返り血を浴びて立っていた。
第一発見者となった清義が、美鈴の弁護人となる。
黙秘を貫く美鈴を清義は、美鈴には動機がないと弁護する。
それどころか、本当は動機だらけやないか!
清義と美鈴は、同じ児童養護施設の出身。
美鈴は施設員から性被害に遭っていて、
清義が施設員を刺し、清義が暴行被害に遭っていた正当防衛という虚偽の主張で無罪となった過去がある。
美鈴は養護施設に来る前に、親不在で何日も放置されたネグレクトの被害に遭っていた。
高校時代には、電車で美玲の痴漢に気付いた清義が犯人を捕まえた際、お金で解決されて味をしめ、大人を痴漢に仕立て上げてお金を得たこともある。
そしてある時、後ろに立った大人を痴漢ということにしようとした時、その大人は警官でかえって捕まりそうになる。駅の階段で「大丈夫やり直せる」と声をかけられた美鈴は、動機を持って階段から警官と落ちようとした。その時同時に、離れて見ていた清義は警官が階段を踏み外すよう引っ張った。
警官はリハビリに励んだが、裁判でも誰も警官を信じなかった。現行の警官でありながら痴漢という社会的に失った信用の大きさはとてつもなく、のちに自死した。その警官こそ、母を亡くし父と2人で生きて来た馨の父親だったのだ。
ロースクール在学中もずっと、馨は父の無念と名誉を晴らすため、復讐計画を練っていた。
清義は美鈴を守るため、
美鈴は清義を守るため、
馨は亡き父を守るため、
司法に参加する。
でも結局、その本当の動機に気が付いたのは、本人達だけ。
ロースクールでも、無辜ゲームの主催者でありながら、清義や美鈴への嫌がらせを首謀していたのは馨だった。
司法を動かせる立場が腐ると、法で裁かれる物達の人生は崩れ去る。
それに人生そのものを左右されてきた者達だからこそ、一個人の人生と暮らしを守るためにこれから奔走できることが沢山あったはずなのに。
司法に携わる者の心構えを考えさせられるとともに、
大人のせいで、人生に影を落とすことになった子供達の苦悩に辛くなる。
北村匠海が出ているからきっと深いだろうと見た作品。あまり表情の大きな変化を見せずとも、悟っているかのような思考力が既に顔立ちに現れている俳優さん。
永瀬廉は何に出ていても、目は憂いを帯びるが、演技は口先が喋っている淡々とした感じ。同世代より不器用が目立つがなかなかに態度は大きく、でももてはやされる不思議な印象。
本作での高校時代はもろに坂道くん。
杉咲花はいつも、ただの理不尽な生い立ち役ではない。
まっすぐ見つめる強く澄んだ瞳を持ちながら、
頭では先回りして考えている役がよく似合う。
馨の父は家族と別のお墓に入れられ、
馨の遺族は、会いに来た清義に馨の父のことを悪く言う。
その時の清義の描写から、あぁ馨は真相を知っていたんだと気がつく。
そこから、清義が罪に苛まれる様子もなく、弁護人として疲弊しているようにしか見えないのは、永瀬廉の演技の問題?一方で、清義が罪悪感に苦しみながらも美鈴を守るために弁護を続ける事を選択する心情がもっと描かれていたとしたら、馨がどこまでも損をする被害者で、清義と美鈴は凶悪な印象になるだろう。
そうはならず「揺れ動く若者」として見られるのは、
永瀬廉と杉咲花の若さと爽やかさがあるから。
白夜行のような展開。
本当は全然違う明るい未来もあったはずの若者3人の失われた未来を思うと、馨のいう、赦すための同罪報復は成立しないと結論が出る。
なら理不尽にはどう戦えば?それが法であって欲しいからこそ、法に怠惰や傲慢や黒い力が影響しないで欲しいのに。
そして、大人が見抜けなかったり誤魔化して、子供に犯罪の成功体験の味を占めさせてしまうことも、子供達の人生を狂わせるから、現行犯で裁かれる重要性がよくわかる。
2023年の邦画で個人的には1番面白かったです!
(完全ネタバレですので、必ず映画鑑賞後にお読み下さい)
※本来の長いレビューは時間的に不可能なので短く。
この映画『法廷遊戯』は、個人的には見た範囲の2023年の邦画の中で1番面白かったです。
この作品が優れているのはまず、
・父の名誉を回復しようと生きる結城馨(北村匠海さん)
・社会や人々に対する絶望と復讐心を持ちながら清義だけは信じている織本美鈴(杉咲花さん)
・美鈴を救いそして社会や人々を救おうとしている久我清義(永瀬廉さん)
の3人の登場人物の一貫性です。
そして3人それぞれが自身の目的(父の名誉の回復、社会や人々への復讐、美鈴と社会や人々の救済)のために法律を利用し駆使します。
私はまずこの映画の最後まで貫かれた3人(あるいは他の登場人物も含めて)の一貫性に感嘆しました。
さらにこの映画は展開がスピーディーで二転三転し、日本映画にありがちな冗長さが全くない作品でした。
エンターテインメントとしても大変優れた作品だと思われました。
そして映画の描写はディティールの点で大変リアリティある描写になっていたと思われます。
例えば途中に出てくる検事や傍聴席の記者といったちょっとした役の人にもリアリティがあり、法廷での審理も私が知る限り全く違和感なく最後まで見ることが出来ました。
かつ最後には、表層や党派的にしか見ない社会の人々や識者に対して、ナイフを突き立てる映画にもなっていました。
これは今現在も進行中の、物事を多角的に検証し見ようとしない日本の社会や識者に対する問題の現状を正確に指さしていて、現在性や社会性ある作品にも仕上がっていると思われました。
この登場人物のそれぞれの一貫性、展開のスピード感と二転三転、いま日本で起こっている問題の本質に到達している内容、などから、個人的には文句なしの鑑賞した中では2023年のNO.1の邦画だったなと思われています。
永瀬廉さん、北村匠海さんの演技も素晴らしく、杉咲花さんに至っては圧巻の演技だったと思われています。
大変面白かったです。ありがとうございました。
対象年齢低め
つまらない映画でした
正直、杉咲花の演技目当てで視聴しましたが、
序盤からツッコミどころ満載でした。
煽りの多い演出と稚拙な脚本。
役者のオーバーな演技は少し舞台ぽい
原作未読だが、原作通りなのかな?
シーンが飛び飛びで、終始何が起こってるのか分かりづらいし、ナレーションで保管する演出は手抜きを感じる。
最初の30分程でこれだけのノイズを発見したので、没入できませんでした。
そして、肝心のミステリー要素も対して目新しさもなかったので、
ミステリー初心者向けなのでしょう。
せめてホラー映画のような馬鹿馬鹿しさであれば、笑いながら見れるんだけど、
やたらと綺麗事を並べて露骨に視聴者に訴えかけようとしてくるところがツッコミずらくて、うすら寒い。
評価が異常に高いから期待して視聴してみたけど、
これ、30代以上の大人は見てるのか?と思ってしまった。
おそらく、普段から小説やドラマや映画などをあまり見ない
物語のリテラシーが低い人がこの作品の視聴者層だと推測します。
あくまで、一個人の批評なのでレビューを見た方は僕のレビューなんかでいちいち目鯨を立てないでくださいね。
面白いと思ったなら、その気持ちを大切にして下さい
面白く無い
原作は割と出版されて直ぐの頃に読んだ。正直、映画向きの内容では無いと思ったので映画化と聞いて「はぁ?」と。まぁ、そのまま何時上映されたのかも気にせず、配信に来たので鑑賞。
「えっ、上映時間90分?そこそこページ数の有る本だったし、過去の話を途中で挟んだりするから90分じゃ無理だろ」と思った。まぁ、当然に色々とカットはしてるんだが、結果余計に分かり憎いし、何も伝わらない。しかも、冒頭の無辜ゲームの演出、なんかカルトの集会?みたいな描写。いっそのこと、このゲーム全部カットで良いんじゃね?って程。この序盤で、作者が伝えたい事は他のシーンにセリフで入れれば済む程度だし。
結局、演出だけ妙に凝って、中身を削ってるからミステリーとしても中途半端。(まぁ、ドクター・デスとそらのレストランの監督だしなぁ)。杉咲花は上手いんだけど、ここで、この演技させたら浮くでしょって感じ。
興行成績の割に初期のレビューが沢山、そして高評価、そしてその人らの殆どがこの作品だけしかレビューしてないと言う、如何にもアイドル主演の作品らしいレビュー。ファンの気持ちは分かるけど、けっして演者の為にはならないよ。
星1.5位でも良いんだけど、帳尻合わせの為に0.5にしておきます。
罪深き法科学生
「無罪とは単に検察の立件失敗によるもの」とゼミで言い放つ結城馨(北村匠海)が印象的過ぎる。冤罪と無罪については、彼が在学中に司法試験合格したにも関わらず法曹界に入らず研究室に留まりいくつもの論文を書いた経緯で分かるように、警察官だった父親の無念を晴らすためだけに生きていたこと。そして弁護士になった久我清義(永瀬廉)と織本美玲(杉咲花)の絶妙で危うい犯罪が暴かれていくという異色の法廷サスペンス。
施設に入っていた久我と織本、父親が自殺してしまうまで痴漢冤罪に脅かされていた過去。その痴漢行為でっち上げ恐喝していた織本と久我。さらには施設長殺人未遂事件で久我を庇っていた織本。ラスト近くでは結城の残していた日記により結城の父佐久間(筒井道隆)を駅の階段から転落させ重傷を負わせた者までが・・・
冤罪というテーマ以前に彼ら3人の罪深さが天秤に計られている気がした。そんな過去の罪があるのによくもまぁ弁護士になろうと志したものだ。というのが正直な感想です。一方で結城の命を賭した「無辜ゲーム」も真意が亡き父の冤罪を証明するためのものだったことが強烈でした。そのためだけに法律家を目指すというのも一途すぎて印象的。
全体的には罪深き法科学生によるゲームといったイメージで、大森南朋演ずる占い師の役回りが霞んでしまいました。盗聴の依頼主が誰なのかといったミステリアスな部分に意味があったのかどうか・・・それよりも児童福祉施設や親によるDVといった問題に重きを置いたらどうなのか。ただ、ラストでの回想シーンにて、政治家が法律を鬱陶しく思ってる等々といった結城の言葉はなかなか良かった。
深夜にテレビで観てたのですが、杉咲花の悲鳴が大きすぎたためボリュームを絞ってしまいました(汗
裁判長〜って大声で叫ぶ必要が本当にあるのか?
みんなが高評価なのに何故か自分には全く合わなかったシリーズ😂
日本映画の一部でありがちなヘンなセリフの言い方のやつですねこれ!
そんな事普通やらないでしょうって演出とセリフと順番に言ってます感の違和感が全く自分には合わなかったです。
脅迫のチラシやら杉咲花に話しかける子供の演技やら
最初に怪しいと思わせるメガネのオッサンがカップラーメン食べながら訳分からんフッフッフとかって謎の笑いからのカップラーメンぶん投げて逃げるとか(主役の足の速さなら即捕まえられるだろ)イチイチイチイチ不自然だらけで逆に再確認する為に2回鑑賞しましたよ!(2回連続で見てる時点で大好きやないかい笑)
自分が映画で絶対に許せない二大演出があって 敵に捕えられて今から殺されるってピンチの場面で敵がやたら色々と無駄に説明とかし始めて主人公に逃げる時間を与えるバカ演出と裁判モノで裁判長ーて叫ぶシーン(病気系の作品で誰か助けて下さーいって叫ぶ爆笑パターンのやつもその時点で無理🤣)何故かムダに裁判長〜って雄叫びあげるシーンが超大爆笑で酸欠になるくらい笑わせてもらいました(劇場で見てても大爆笑してると思うから行かなくて良かったです)演出がとにかく酷くてこちらの感情の起伏が一切起きないのにはビックリだし落下の解剖学とか見て叫ばなくても裁判のシーンは成立するって学んで欲しいですマジで👹
杉咲花の役の理解度と演技と表情管理は相変わらず400%完璧です、法廷遊戯からの市子からのクジラ52なので 闇落ち犯罪者2連続からの闇落ちで三回連続闇落ちって凄いなオイ🤢
脚本や内容的には悪くないから 全て監督なのか誰なのか知らんけど演出と演技のさせ方に問題あります。
それが気にならないならめちゃくちゃ面白いんだと思いますよ🤒
話題性重視のつくりが鼻につく
孤児院で育った久我清義(永瀬廉)と織本美鈴(杉咲花)が余程の秀才なのか、頑張ったのか司法試験に合格、ともに弁護士の道へ、同級生の結城馨(北村匠海)の父親の痴漢冤罪事件を巡って3人の葛藤が延々語られる。キンプリとコメディ向きの杉咲花がシリアスな役を演じるのは無理があるが若者向けに仕上げるためのマーケティングなのでしょう。
つくり方によっては大人の鑑賞に耐えうる法廷ミステリーにできたかもしれませんが、人物設定と脚本が余りにも稚拙なので予測可能、たいしたミステリーにはなりませんでした、しかも、この後味の悪さは何なのでしょう、司法の限界に迫る社会派ミステリーにもなっていません。度を越した感情表現の多い演出、キャスティングからも話題性重視としか思えぬB級映画でした。
全672件中、21~40件目を表示