法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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ポスターのイメージとは違う内容
観て良かったです。ストーリーも楽しめました。
沢山の人の感想の通り、最後を知ってからもう一度観たくなる映画でした。もう一度観たい。沢山の人に観て欲しいです。
ポスターのイメージで、キラキラしたアイドル映画だと思われて家族に断られたので1人で鑑賞しました。
キラキラ要素ありません。
ポスターのミスリード、少し残念です。
ミステリー型ヒューマンドラマ。 最高です!
かなり緻密に設定されたストーリー。
根底に社会問題を据えつつも、ミステリーとしての純度を失わない素晴らしい映画。
映画終わって振り返った時、何気ない言葉やシーンが後からジクソーパズルの様に当てはまる。
これこそミステリーの醍醐味。
それだけだと、飽きてしまうが、そこに社会問題から生まれるヒューマンドラマが物語をより深く、よろ細かく描写する。
なんとも言えない絶妙のブレンドを味わえる映画でした。
演じている役者の演技も素晴らしい。
見て損のない映画間違いないです。
お勧めします。
望まない最後
気になっていた映画だったので鑑賞!
過去の場面である男性が女性を追いかけてしばらくして2人が階段から落ちたところから始まります。
そして現在。弁護士を目指して法科大学院に通うセイギこと久我清義と同じ学校で法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴。
2人の同級生で法科大学院の学生たちが行う無宰ゲームと呼ばれる模擬裁判が行われていました。
その模擬裁判を司る結城馨と共に勉強漬けの毎日を送っていました。
ある時、清義の過去を暴く記事が配られます。
それは清義が児童養護施設の施設長をナイフで刺した殺人未遂の事件のことでした。
犯人を突き止めるも過去のことを知るものが他にもいることを知ります。
美鈴も何者かに脅されていました。
その犯人も突き止めますが誰かに頼まれたと。
しかし犯人は逃げられてしまいその後の脅しは無くなりました。
戸塚さんの演技が強烈でしたね笑
無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、馨から無辜ゲームをやろうという誘いがきます。
しかし、呼び出された場所へ行くとそこには血の付いた服を着ている美鈴と、すでに息絶えた馨の姿がありました。
無罪を主張し弁護を清義に頼みますが一切口を開かなくなります。
ある面会の時に「ゲームのプレイヤーはあなたなの」という言葉からいろいろ調べさまざまなことがわかり3人の秘密暴かれていきます。
清義と美鈴は親から虐待を受け同じ施設で育ち、支え合ってきた幼馴染。
その施設長は美鈴に性的虐待をしており美鈴を救うために清義はナイフを刺していたのでした。
高校生の頃、痴漢を受けた美鈴を清義が見つけます。
その痴漢相手からお金をつかまされたことをきっかけに2人は痴漢冤罪を起こす罪に手を染めていきます。
そして馨の父親が警察官で痴漢の罪で精神を病み自殺していたことを知ります。
さらに清義と美鈴が痴漢の罪を被せた男性だということにも気づきます。
無辜ゲームの真相は清義と美鈴への復讐でした。
過去のチラシや美鈴の盗聴や脅しの依頼も馨の仕業。
美鈴へ殺人の罪を被せることで
法廷へ引っ張り出し父親の冤罪事件を裁判に持ち込もうとしていました。
事件の様子を撮影した映像が法廷で流され馨が美鈴に対して自分を殺すように仕向けていたことがわかり美鈴の有罪がほぼ無くなりました。
しかしほんとの真相は殺人罪ではなく殺人未遂罪を被せるはずでした。
ですが急所を避けることなく胸にナイフを突き立てられてしまいました。
馨は清義が父親を引っ張り落としたところ見ており清義にも罪を償わせようとしていたことに清義は気づいていました。
そして清義が罪に問われると考えた美鈴は馨を殺して救うことを選びました。
ですが馨は清義に向けて自分の日記が入ったUSBを残しておりそれを見て自首することを選び、清義を守ろうとした美鈴に別れを告げます。
最後は法科大学院で仲良さげな清義と馨の姿、それを眺める美鈴のシーンで終了!
思ったよりすごくいい映画でした!
最後は馨が言ってた通りに美鈴の望まない最後になりましたね…
そしていろいろ考えさせられる映画でした🤔
それぞれの正義、清義と美鈴が互いに守ろうとして起きた事件…
いろんな事実がわかっていくなか観ててなんとも言えない気持ちになりました…
いろいろ繋がっていくところがとても面白かったです!
それに杉咲さんの演技も凄かったです!
もう一度観たい映画だと思いました!
面白い映画をありがとうございました😊
考えさせられる映画
原作などは見ずに視聴しました。
主人公の心の揺れを感じ、非常に考えさせられた映画でした。とくに最後のシーンの「ここからもう一度やっていく」という言葉には、決意というか、重みを感じました。
期待以上でしたので、もう一度、原作も見ながらゆっくり考えてみたいです。
考えさせられる映画
清義、美鈴、馨の正義が、伝わるというか、一人一人が純粋に守りたいものを守った結果なんだろうなと感じた。結末を知ってからもう1回見ると、だからあの時あの行動したんだなとか分かるから何回見ても面白い。原作を読んでまた見に行こうと思います。
最後の3人の表情に。
物語はセイギと美鈴の絆。美鈴とセイギと薫の不思議な関係。セイギと馨の友情。
この3人の思いと、関係がどんどん出できて。物語の始まりは何だったんだろう?という疑問を抱えながら進んでいき、この結末は良かったのだろうか?という気持ちになるが、最後の、セイギの笑顔。これが私にとってほっとした部分だった。
最後の、セイギと薫が楽しく話して階段を登る姿を見ている美鈴になぜか感情が入ってしまって、涙が溢れてしまった。
きっと、彼らの関係の良さ。自分が入れないなにかを、嫉妬した気分になったような寂しさを感じてしまった。
法律や、法廷シーン。難しい言葉はたくさん出てくるけれど、彼らの感情に素直に寄り添えば、こんなに切なく、愛しい物語はないと思います。
永瀬廉の目の奥の表情。杉咲花の狂気と愛情、北村匠海の覚悟と許すこと。どれも見れば彼らに、寄り添いたくなります。
淡々と話が進んでいくのでその間正義ってなんだろって考えながらみた。...
淡々と話が進んでいくのでその間正義ってなんだろって考えながらみた。
原作はもっと細かい内容もあるのかもなと思うので時間があれば読んでみたい。
杉咲花さんの怪演?は見事でした。
永瀬廉さんもその儚い雰囲気が清義の感じに合っていて良かったと思います。
異議あり(挙手🙋)
肝心のナイフが刺さったシーンが写ってないのに無罪になるの?
いいの、それで、マジで?
安易すぎない?
それは置いといて、あのナイフの切っ先は誰に向かっているのか考えてみた。
おそらく、あのナイフは、
貧困を野放しにし、弱者を食い物にする人間を野放しにし、国のメンツばかり気にして事実を見ようとしない、親方、日の丸に向いてるんだと思った次第です。
永瀬廉はまじまじ見たことないから、よく知らないんだけど、いつもあんな気だるそうで、眠そうなんでしょうか?
杉咲花がレブリミッター振り切れ状態だったので余計に気になりました。
本作は評価が高いので鑑賞しましたが、スマイルアップ(旧ジャニーズ)指数が効いてるんですかね?
淡々とした語り口
故に眠気を誘う。
冒頭で盛大につまづいたせいもあるのだけど。
脚本は面白いと思うのだけど…。
登場人物が軒並みローテンションで…物語に起伏があるものの、芝居に全く起伏を感じない。
結城の目的はなんとなく分かる。
自身の事件を持ってして、当事者と検察への復讐だろうか。「正しくはない」父の冤罪を勝ち取りたかったのであろう。
ふと思うのだけれども、本件に9年前の事件の遺恨があったとして…つまりは結城の計画であるならば、計画的傷害事件を起こしたキッカケが「父の冤罪」に起因するとしたかったのだろうか?彼はどんな結末を思い描いていたのだろう。
父の冤罪を勝ち得たとして、結城は被告(偽証罪?愉快犯?)となり、美玲は共犯ってとこなのかな?で、9年前の事件に関しては美玲も久我も罪には問われなかったとしても社会的な制裁は免れないような気がする。
美玲にしてみたら、計画に乗っかったフリをして、結城を殺す思惑だったのだろう。
その後、裁判は結城の思惑通りに進み、美玲は事故として無罪となり、結城がいないから9年前の事件への追及も弱まるみたいな事かしら。
久我は…関係性を知らなかったから、体のいい傀儡なような事なのだけども、自身の罪と向き合う決意をしたらしい。で、まぁ、美玲は無罪なままで、後は彼女の良心に任すみたいな結末。
美玲が描いたシナリオにはなったみたいだけども、結局誰も幸せにはならなかったのだろうなぁ。
とまぁ、ストーリーテラーである主人公が傀儡なわけで、彼と一緒に物語の真相をって事なのだけど、彼が無機質みたいな状態で…自身の罪の輪郭がどんどん濃くなってく後半でさえそのままんまで始末が悪い。
んで、物語のキーも後出し状態が多くて…萎える。
無罪が確定した時の美玲も異常だよ。
結構、抑えた感じでやってたのに、高笑いって…なんかぶち壊しなような気がせんでもない。
1番異常だったのは、冒頭の無辜ゲームの原告だったけどね。こいつも法曹科の生徒なんだよねぇ、違うのかな?頭の悪さ120%のキャラだった。彼のオーバーアクションで、この作品への興味が8割失せたと言っても過言じゃない。
で、その後のビラ配りの無辜ゲーム。
そのトリックに気がついたとして、犯人が彼の根拠が分からない。そもそもクラス単位で仕掛けてるならあんな仕込みが必要なのだろうか?剥がせと号令をかけた人物か彼のプリントを剥がした人物はいるはずである。
そして何の根拠も示されぬまま冒頭のオーバーアクションの偏差値低そうな人が犯人になった。ここで更に1割興味を削がれた。
その後、残念ながら持ち直す事もなく…ひたすら眠気と戦ってたなぁ…。
また、機会が巡ってきたら見てみようと思う。
美玲じゃなくて美鈴だった…コレだから老眼は😓
▪️追記
9年前の事件だけれど…刑事って身分であっても、あんな風に被害者面する女性の言い分が通ってしまうのだろうか?
例えば、マスゴミが過剰な報道をして世論がヒートアップしたとして、あの父親には父親なりの信頼があったはずだ。会社つまりは警察内部での。
監視カメラとかもなくて、やってない事の証明が不可能だから、女性の証言が優先されるってシステムなのかな。+SNSでの拡散…。
だとしたら、女性は法に守られた示談という名の合法的な恐喝が可能って事になるよなぁ…。
私服の刑事で勤務中というか任務中みたいな事でも覆せないんだもの、一般人には到底無理だよね。
やってない事をやってないと言い続けたらどうなるんだろう。法廷とかにまで行くのかな。自白さえしなけりゃ「やった事の証明」も出来ないんじゃなかろうか。
たぶん関係者は言うよね。
争うよりも示談でお金払った方が、金銭的にも時間的にもダメージは少ないって。ホントにそうなのかな?
なんかお金よりも時間よりも大切な何かを失いそうな気がする。
…フィクションだよね。
こんなシステムはリアルには存在しないよね。
実にモヤッとする…。
面白かった!
•杉咲花の最後の叫びめっちゃ怖くて良かった!普通じゃない感じがして、、きっとやり直せるという言葉があんな悲しい捉え方になるとは、
•ミステリーの要素もすごい面白かった!
杉咲花に
震撼する。
彼女のこの演技を見られただけで足を運んだ甲斐があった。
永瀬廉も良かった。
杉咲のような激情型の場面はなかったが、纏っている雰囲気が語ってくれていた。
妙なマスコミの風潮に影響されることなく、今後も活躍を期待したい。
一方でストーリーとしてはそれほど驚くべき展開はない。
キャスティングからして大凡の結末は深読みできてしまう。
また、結局誰一人ハッピーエンドではなく、どんよりした気分が残る。
安易な結末も嫌だが、全く救いようがないのもねぇ。
司法やマスコミに対する掘り下げもイマイチで、物足りない。
製作委員会にマスコミが入っていないから、逆に配慮があった?
原作も読んでみたい。
高評価多すぎて疑うけど
良かった。
キンプリファンに評価を操作されている感じは否めないけど、低評価が付かないからこれだけの平均になるのも納得の良作だった。
ただ主題歌だけ納得いかない…その曲じゃない…
勿体なさすぎる…
正義とは何か
原作未読。
予告段階でここまで深い作品だとは思っていませんでした。
正義とは何か深く問われている作品。
それぞれの中にある正義を貫いているだけなのにそのことで人を傷つけ欺き、誰かを守るために誰かを傷つけること、その事に大小あれど誰しも多かれ少なかれ経験しているのでは。
司法によって守られる人守られなかった人、果たして罪とはなんなのでしょうか。
皆が救われる世界はないのでしょうか。
セイギというあだ名をつけたのが馨だったとしたらそれは皮肉やあるいは希望を込めていたのでしょうか。
メイン三人はもちろんベテラン勢の演技も配役も最高でした。
杉咲花さんの静と動の演技、特に狂気に満ちた演技がやばかった。
一度目は展開を予測するのに必死だったので二度目で確認しながらしっかり観ました。
昭和ノスタルジー溢れるオープニングの雰囲気も、真面目な作品の展開を予測させるに十分な演出でした。
無罪と冤罪
う、嘘だろ!?まさかの予告詐欺じゃないだと!?
「ドクターデスの遺産」の監督だし、予告は大袈裟だし、不安要素でいっぱいだったのに、まさかの今年1番のミステリー。ドラマ「リーガル・ハイ」ぶりの法廷ドラマ大傑作。なんということでしょう。しばらく時間がたった今でも、興奮が冷めません。
正義とはなにか。
常にこのことを問いながら、無理のない展開で観客を驚かせてくれる。二転三転どころか、四転五転とまで言ってしまった予告に若干引いていたけど、まんまと騙されちゃいました。とても「ドクターデスの遺産」の監督だとは思えない、演出力の高さ。この前はたまたま失敗しちゃったんだね...。原作小説も評判が高いし、相当面白いんだろうな。映画を見て原作を買うという行為、最近はあまりしてこなかったのですが、今回は確定です。
人間ドラマとしても抜かりなく、役者の良さを最大限活かしながら見事なラストを見せてくれる。100分に満たない短尺なのに、びっくりするほど濃厚。これだよ、これ。映画はこうじゃなくっちゃ。記者の野望や咳き込むばあさんなど、この尺では収まりきれなかった人物もいたが、多くの登場人物を無駄なく使っていて後味爽快だった。永瀬廉の出る映画は面白い。いい主人公しますもん、彼。頭脳派な北村匠海は新鮮で良かったし、柄本明や大森南朋といったベテランも絶妙な役どころだった。杉咲花はお得意のお叫びを披露。スゴすぎて笑っちゃうよね。
法律や刑事事件についてこれ以上なく深く描かれています。どう足掻こうと、我々は全てを知ることは出来ない。ほんの一部で判断しなくてはならない。北村匠海の言う、無罪と冤罪の違いはこの映画の全てであり、原作者が1番に伝えたかったことだと思う。弁護士、容疑者、そして死者の3つの視点から描かれる1つの事件。事件の動機にはいくつもの事件がある。目に見えるものが真実とは限らない。コンフィデンスマンJPの名言が本作にもピッタリ当てはまるのです。
この手の映画が好きな私にとっては、もうたまらなくワクワクしました。心理をついた法廷ドラマとして、主人公含めた3人の成長物語として、文句なしの最高の映画でした。大コケを予想していただけに、個人的には大満足。もっともっと見たいな。キンプリ永瀬廉。圧力に押しつぶされず、俳優活動頑張ってください。
最後の主題歌で映画が完成
3人が決断した先の結果まで映画として描くのではなく、決断▶観た私たちがその時それぞれ感じた気持ちに
+エンディングの主題歌で
『信じれるものはそれだけでいいんだよ』と、きっとこれが答えだな。と私は感じたなぁ
“どうなったが"ということよりも
"決断したときの気持ち"のほうが生きて行くには大切なんだな、と。
それがこの映画エンディングに流れてくる主題歌、康くん最後の歌唱フレーズ
『生きていくこと』
とリンクして、それでこの映画が終わる.
主題歌まで全部聴いて 腑に落ちた自分がいた。
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