法廷遊戯のレビュー・感想・評価
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#40 ファンタジーかと思いきや
冒頭のロースクール部分が非現実的なため一種のファンタジー系作品かと思いきや、途中から超現実社会系作品になり、めっちゃ楽しめた。
冤罪と有罪の違いとか、確かに本人以外誰にもわからないよね。
日本映画は2時間超の長い作品が多いけど、ほとんどの作品はこのくらいの100分以下の尺で十分楽しめことを確信した。
面白い!
法廷遊戯
法廷物のミステリーと思っていたら、深い人間ドラマだった。
同害報復をテーマとしているなら、馨は愛してる人を失う悲しみを美鈴と清義にも与える事で報復をして許そうとしたのか。同害報復それはお互いを救うことにもなると言っていたので、友人として清義を救いたい思いもあったのかな。罪を抱え込んで隠して生きるのは辛い。最後の清義の空を見ながらの晴れやかな笑顔は自分の罪を認める事が出来、少し救われた気持ちだったのかなと感じた。
美鈴の世界には清義ただ一人。でも、清義の世界には確かに馨が居たんだなと感じるラストカットに涙が出て、主題歌が流れてより涙が止まらなくなった。
色々考えさせられる映画でした。
真っ黒の中に主題歌と名前がただ流れてくるエンディングで、より物語の余韻に浸れて、より考えさせられて、より泣けました
思ったのと違った
単純な法廷ミステリーかと思ったら、そんなことなかった。
思ったより背景が濃い。メインどころのキャラクターの思い、やってきたことが、事件にしっかりと繋がっており、話としてよく出来ていました。
ただ、この映画の一番の見どころは杉咲花さんの演技でしょう。
最初からなんか異質な感じがしていて、最後の面会のシーンで一気に持っていかれました。
可愛い印象の女優さんだったんだけどな。無限の住人の記憶ですがw
キンプリファンだけなくミステリーファンなら是非必見!!
予告ではここまで面白いとは分からなかった
巧妙な謎解きとヒューマンドラマ
二度目以降の鑑賞もおすすめしたい作品
観たあとに気持ちが沈む。
全体的に重くて暗い話。
レビューを書くのが難しい。
一番感情移入できたミレイに焦点をあてて書いてみる。
ミレイはネグレクト育ち。幼い頃に養護施設に入るがそこで自分を守るはずの大人に体を汚されてきた。
愛着障害で、法律を学べば学ぶほどその綺麗事に反吐が出るほどだっただろう。と私は思いを巡らす。
世の中のあるべき姿と自分がかけ離れていると知った時どれだけ虚しさを覚えただろう。
それでも清義(きよよし)だけが心の拠り所だった。
いつも守ってくれた優しい清義。
同じ境遇で育ったのだから絶対に離れることはないと信じられる存在。
それが馨との事件では、自分を見捨てて離れていってしまった。
今まで必死に隠し通してきた醜い部分がヒステリックになって溢れて止まらなくなってしまった。
女の本性を目の当たりにして、清義はますます決別を決意した。
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どうして、こんな結末にしたのだろう。
清義に対して怒りがおさまらない。
結局男は、か弱くてけなげな女の子が好きなんだね。
どうか、この映画の世界線に自立したセイギとミレイがいつか再会して穏やかに話をする日が来ますように。
何度観てもすごい
引き込まれました
ポスターのイメージとは違う内容
観て良かったです。ストーリーも楽しめました。
沢山の人の感想の通り、最後を知ってからもう一度観たくなる映画でした。もう一度観たい。沢山の人に観て欲しいです。
ポスターのイメージで、キラキラしたアイドル映画だと思われて家族に断られたので1人で鑑賞しました。
キラキラ要素ありません。
ポスターのミスリード、少し残念です。
ミステリー型ヒューマンドラマ。 最高です!
望まない最後
気になっていた映画だったので鑑賞!
過去の場面である男性が女性を追いかけてしばらくして2人が階段から落ちたところから始まります。
そして現在。弁護士を目指して法科大学院に通うセイギこと久我清義と同じ学校で法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴。
2人の同級生で法科大学院の学生たちが行う無宰ゲームと呼ばれる模擬裁判が行われていました。
その模擬裁判を司る結城馨と共に勉強漬けの毎日を送っていました。
ある時、清義の過去を暴く記事が配られます。
それは清義が児童養護施設の施設長をナイフで刺した殺人未遂の事件のことでした。
犯人を突き止めるも過去のことを知るものが他にもいることを知ります。
美鈴も何者かに脅されていました。
その犯人も突き止めますが誰かに頼まれたと。
しかし犯人は逃げられてしまいその後の脅しは無くなりました。
戸塚さんの演技が強烈でしたね笑
無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、馨から無辜ゲームをやろうという誘いがきます。
しかし、呼び出された場所へ行くとそこには血の付いた服を着ている美鈴と、すでに息絶えた馨の姿がありました。
無罪を主張し弁護を清義に頼みますが一切口を開かなくなります。
ある面会の時に「ゲームのプレイヤーはあなたなの」という言葉からいろいろ調べさまざまなことがわかり3人の秘密暴かれていきます。
清義と美鈴は親から虐待を受け同じ施設で育ち、支え合ってきた幼馴染。
その施設長は美鈴に性的虐待をしており美鈴を救うために清義はナイフを刺していたのでした。
高校生の頃、痴漢を受けた美鈴を清義が見つけます。
その痴漢相手からお金をつかまされたことをきっかけに2人は痴漢冤罪を起こす罪に手を染めていきます。
そして馨の父親が警察官で痴漢の罪で精神を病み自殺していたことを知ります。
さらに清義と美鈴が痴漢の罪を被せた男性だということにも気づきます。
無辜ゲームの真相は清義と美鈴への復讐でした。
過去のチラシや美鈴の盗聴や脅しの依頼も馨の仕業。
美鈴へ殺人の罪を被せることで
法廷へ引っ張り出し父親の冤罪事件を裁判に持ち込もうとしていました。
事件の様子を撮影した映像が法廷で流され馨が美鈴に対して自分を殺すように仕向けていたことがわかり美鈴の有罪がほぼ無くなりました。
しかしほんとの真相は殺人罪ではなく殺人未遂罪を被せるはずでした。
ですが急所を避けることなく胸にナイフを突き立てられてしまいました。
馨は清義が父親を引っ張り落としたところ見ており清義にも罪を償わせようとしていたことに清義は気づいていました。
そして清義が罪に問われると考えた美鈴は馨を殺して救うことを選びました。
ですが馨は清義に向けて自分の日記が入ったUSBを残しておりそれを見て自首することを選び、清義を守ろうとした美鈴に別れを告げます。
最後は法科大学院で仲良さげな清義と馨の姿、それを眺める美鈴のシーンで終了!
思ったよりすごくいい映画でした!
最後は馨が言ってた通りに美鈴の望まない最後になりましたね…
そしていろいろ考えさせられる映画でした🤔
それぞれの正義、清義と美鈴が互いに守ろうとして起きた事件…
いろんな事実がわかっていくなか観ててなんとも言えない気持ちになりました…
いろいろ繋がっていくところがとても面白かったです!
それに杉咲さんの演技も凄かったです!
もう一度観たい映画だと思いました!
面白い映画をありがとうございました😊
考えさせられる映画
考えさせられる映画
最後の3人の表情に。
物語はセイギと美鈴の絆。美鈴とセイギと薫の不思議な関係。セイギと馨の友情。
この3人の思いと、関係がどんどん出できて。物語の始まりは何だったんだろう?という疑問を抱えながら進んでいき、この結末は良かったのだろうか?という気持ちになるが、最後の、セイギの笑顔。これが私にとってほっとした部分だった。
最後の、セイギと薫が楽しく話して階段を登る姿を見ている美鈴になぜか感情が入ってしまって、涙が溢れてしまった。
きっと、彼らの関係の良さ。自分が入れないなにかを、嫉妬した気分になったような寂しさを感じてしまった。
法律や、法廷シーン。難しい言葉はたくさん出てくるけれど、彼らの感情に素直に寄り添えば、こんなに切なく、愛しい物語はないと思います。
永瀬廉の目の奥の表情。杉咲花の狂気と愛情、北村匠海の覚悟と許すこと。どれも見れば彼らに、寄り添いたくなります。
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