「うーん、どうしたかったんでしょうね?」ホーンテッドマンション 麻布豆ゴハンさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん、どうしたかったんでしょうね?
さして怖くもなく、さしてコミカルでもなく全体に中途半端でした。
冒頭、主人公ベン・マティアス(宇宙物理学者という設定なのですが最初から最後まで学者感が全くありません💦)の人生事情から始まるシーンからの転換が唐突すぎて???。
そこから30分間は話の筋的には完全に置いてけぼりになります。事情がようやく判るのは映画が半分近く進んだ後です。
それでわかった後に、そうかそうだったのか!的な驚きも少なく、なんでワザワザこんな判りにくい面倒くさい筋立てにしたのか?脚本も人物設定も何かとっ散らかってる感が否めませんでした。
ホーンテッドマンション自体の設定は弄れないので登場人物でオリジナリティ出すしか無いのでしょうが、ほかのキャラも含めてホントに専門家なの?って人たちがチーム組んでラスボスやっつけるって、何か「ゴーストバスターズ」で既視感あるなぁと思ったら、なんと脚本家が一緒だったんですね💦
あぁ、だからラスボスは不動産王クランプの亡霊?でもホントにオマージュもしくはパロディとしてもほとんど笑えないんですけど。。
実際のアトラクションが大々大好きな人は楽しめるかも知れませんが、私的にはそういうディズニーランド的楽しさを感じられたのはラスト5分間だけだったなぁ。。
だいぶ前にやったエディマーフィー版の方がSFXは素朴ながら遥かに面白かった印象です。ディズニー100周年にこの作品の出来はチョッと残念な感じです。
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