「個々気になる点はあるが、それでも高評価。」釜石ラーメン物語 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
個々気になる点はあるが、それでも高評価。
今年284本目(合計934本目/今月(2023年8月度)23本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
この映画はそもそも、タイトルからでもわかる通り、趣旨的に狭い範囲での映画放映が
想定されていたもので(なお、釜石市には映画館はないとのこと)、いろいろあってミニシアターでも流れています。
跡を継ぐの?継がないの?でもめているラーメン屋さんに「過去に」何が起こったのかは、「リアル東北地方事項」を知っているか、知らなくても映画内は正しく示されます。
今もずっと「そこ」にいる人たち、「そこ」を去って新しいことをはじめた人たち、そのいずれが正しい、正しくないというものではないだろうというところです。それは、「そのできごと」があまりにも大きいことであり、「ただしい」「正しくない」ということを決めることが実際問題決めることはできない(仮に決められたとして、それ以外の方法を取った人が、いかなる意味での「罪」をおわなければならないのか、はっきりしない)という事情によります。そうした中で、2023年の今日まで、釜石市も元気に「生きている」地方都市です。
映画の趣旨や地名の描写等から、ストーリーはある程度読めてしまうし、いわゆるアクションシーンといったものはないですが、単純に飽きさせない展開(ラーメンYoutuberっていったい…)等もあり、ここは迷ったらおすすめかな、といったところです。
映画見てよかったなぁと思ったのですが、大阪からだと、新大阪→東京→【東北新幹線】→仙台 はありますが、どうも、この付近まで行こうとすると結構厳しいみたいです。
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