「お父さんそんなに働いてましたっけ?」釜石ラーメン物語 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
お父さんそんなに働いてましたっけ?
震災で行方不明となった母親が営んでいた釜石のラーメン屋小川食堂と家族の再生のお話。
母親なき後父親が店を切り盛りし、最近は次女が厨房に立つ様になった小川食堂に、3年前から音信不通だった長女が帰って来てダメ出しをして巻き起こるストーリー。
母ちゃんの味がなんちゃらという昔のラーメンの味の再現は、あまりにもお粗末であり得ないし、常連のおっちゃんもなんで今まで黙っていた?という肩透かし…しかもコミカルな作風なのにそこはマジという訳のわからなさで、ストーリーのメインは何ですか?状態。
まあ、あくまでもやさぐれ長女を軸とした家族のドラマということですね。
そういう意味では上手く行き過ぎだしそんなアホなの連続だけど、気軽に楽しめるあったか〜い物語でなかなか面白かった。
ちなみに鑑賞後、流石に釜石ラーメンではないけれど、透き通った醤油ラーメンを食べに行ったのは間違いありませんw
コメントする