セフレの品格(プライド) 決意のレビュー・感想・評価
全17件を表示
栗山さんに癒やされる〜
新文芸坐さんが初恋と決意の2作連続上映をやるというので行ってみた❤ ❤ ❤
【良かった点】
・二作目はエロ少なめ、スポーツ多めで爽やか!
・高石あかりちゃんを咲役にという絶妙なキャスティング
・一作目だけでは飽き足らず二作目にも顔を出す栗山さん!もうあなたなしではいられない!!
・一樹役の人、やっぱり原作とは違い過ぎるんだけどなんかクセになってきたwまさかソレが狙い!?
・一作目では年齢の割に若過ぎて違和感しかなかった翔子の『最中の声』。二作目で相手が年下の猛になると落ち着いた声になっていて超いい!監督!これ狙ってました??
【むむむ、な点】
・猛の試合シーン長過ぎ💦
上映後のトークショーでも話題に出たけど、続編欲しい!華江inパリとか見たい観たいミタイ!!
個々気になる点はあるが高評価。まぁ、誰にでもおすすめはできないけど。
今年279本目(合計929本目/今月(2023年8月度)18本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
本映画は、こちら「決意」版(換言すれば、「~2」とでも言えそう)にのみ、「ベイビーわるきゅーれ」で有名になった高石あかりさんが出演されていたので見に行きました。なお、R15であることからわかる通り、ある程度の表現は覚悟済みといったところです。
まぁ、確かにその観点でいえば、R18にはギリギリひっかからないようにR15の限界で頑張ったのかな…という点はあります。
この映画をどう解釈するかは難しく、「法に触れない範囲のこれら活動に関してまでどうこう言われる筋合いはない」という考え方や、「いろいろな友達関係の在り方の容認」といった論点があろうかな、というところです。
最後のボクシングシーンに関しては、映画のストーリー(登場人物)の観点で必要ですが、この映画はそもそもボクシング映画ではないのでおまけ程度の扱いです。
採点に関しては以下を気にしたものです。
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(減点0.3/(緊急)事務管理における管理者のとるべき行動
事務管理においては、管理者は本人の意思がわかる場合、または推知できる場合、それに従う必要があります(民法697条)。
映画内では道路内で倒れている女性を救うシーンが該当しますが、この場合、「警察に行こうか」は一応間違ってはいませんが、道路上のトラブルであれば通常は「病院に行きましょう」であり、やや描写としてまずいかな、と思えました。
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(減点0.1/「大検を受ける」)
意味としてはわかりますが、現在では「高認」です。
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シャドウボクシングは見世物?
題名のシーンは、今作一番の露悪な演出であり、何故これだけだったのだろうと、訝しみさえ漂わす・・・
原作は未読なのだが、この連作の後半パートは漫画でも同じ設定なのだろうか?
原作をご存じの方はご教授願いたい
打って変わって、前半パートに対して、新登場人物達が主人公カップルを引っかき回すという筋立てでストーリー展開していく作品である もう後半パートは観ないと決めていたのだが、やはり気になってしまい、一縷の望みを託して観賞 そして賭に惨敗といった感想である
確かに、原作に則った内容にした場合は、倫理上大変問題なシークエンスが設定されており、あくまでフィクションだと断ったとしてもそれで逃げおおせるレベルではない生命倫理であり、そのリスクは抱えられないだろうことは容易に想像出来る なので、新たな設定を設けたのだろうが、この作品名そのものに対するテーマ性を制作側はどう社会的に観客に提示したのだろうか?
もし、そのままのテーゼとしたら、『セックスフレンド』というのは、純粋に男女がその個々の性質上、理性では抑えられない持て余した性欲を、巧くリスクヘッジするために、同様のレベルの相手を求め合うことで、成り立つ関係性であろう しかし、その同列のレベルなんて科学的に推し量る事等不可能であり、もしそれとは違い、ある程度恋愛感情も動物的生殖本能に割合として溶け込ませたとき、それは料理のレシピの如く、塩と醤油の割合を計量スプーンで量る事なども不可能であり、先ず以て喩え話としての料理レシピを引合いに出すことすらお門違いである<失礼しました
今作品のテーマは、セフレの話なんかではなく、過去に手痛い倫理感欠如に巻き込まれた素直な男がダークサイドに反転してしまい、一切恋愛感情を封印するだけに飽きたらず、世間一般の女性に対しての復讐の如く、己のちっぽけな自尊心を保とうと金を使い、認知の歪みを発動させている愚かな上級国民に対し、学生時代の淡い恋心が忘れられない、しかし良く言えば無垢であり、悪く言えば主体性に乏しい女性が、同窓会で偶然出会ってしまい、果してこの結末は。。。というプロットであろう そして、それが2部に於いて、お互いの間違っている部分に気付き、元鞘に戻るという流れが使い古された帰結である
今作品に於いての問題は、男側の強烈なトラウマを凌駕する未成年女の過酷な履歴と中絶に対しての葛藤の、深いストーリーテリングを放棄したこと もう一つは、女の方の性欲と身体の乖離が如実に自覚していく最中に、若い男の猿のような行為とそれを愛と勘違いしているアスリートへの持て余し感を、濡れ場に於いてきちんと表現、又は演出できなかったこと
その全てが消化不良の儘、観客に解釈を委ねる悪手に染まったことに著しい不満を覚えるのだ 男は今迄の罪滅ぼしの為に、未成年の女の親に大金を払い身請けする事の意味 女は今迄の夫達の未成熟さ故の暴力に甘受していたことへの過ちを、若さだけが取り柄のアスリートを通して何を感じたのか? 男は未成年の女を抱くべきだったし、女は性欲の強さが減退していく中でアスリートに身体的に傷付けられて取り返しの付かない所まで追込まれるべきだし、兎に角、本当に作劇としての"浅瀬でチャプチャプ"感が払拭できない内容なのである
かなり熱くなってしまいお恥ずかしいレビューに成り下がってしまったが、1.2部と分けての上映条件なんて、ハリウッドの大作しかないチャンスであり、それだけ今作のテーマや意義にもっと哲学的や倫理観を織り交ぜた見応えのある構造にできなかったかと残念である ソフトストーリーに徹するならば分ける必要は無いし、ハイコンテクストにするのならば、表現の行間をもっと演出すべきである
それこそ、ラストの「ホテルいこう」は、日活ロマンポルノの手垢の付いたオチであるなら、露悪性又は人間性の両面を大胆に脚色して欲しいと願うのは間違っているのか?
だから、あのオチは響かないのだ・・・
リアリティ
前作終わりの予告を観て、両方に若い相手が登場っていくらなんでも無理矢理過ぎない?説得力なくない?いくら城定監督でも無理じゃない?と思ってたんだが、杞憂だった。
いやおそらくストーリー的には少し無理があるんだけど、役者陣、特に高石あかりの演技が物語にリアリティを与えている。スゴいな、あの子…
タイトルからは、こんな風に良い感じで終わるのは想像できなかったけど、さすがの城定監督でした。
残り香
前作が予想以上の面白さで、速攻で2部作目も観ることを決定し、鑑賞してきました。
もっとドロドロになるのかなと思いましたが、後味は意外にも爽やかな感じで、思っていたのとは違いましたが、結構楽しめました。役者陣の好演が光り輝いていました。
ストーリーは前作の続きで、セフレという関係性でお互いの関係を取り持っている抄子と一樹、そんな一樹の家を訪ねると見知らぬ少女がいて…。そして同時進行で抄子を気にかけてくれる清掃員は実はボクサーで…。となんだか入り乱れる様相が感じ取れる始まりになっていました。
なんてったって高石あかりさんが超魅力的。今年に入って「わたしの幸せな結婚」での高飛車お嬢様、「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」での無邪気な殺し屋、「Single8」での王道ヒロインと演技の幅を開拓しまくっていましたが、今作はこれまでの集大成に、か弱い部分を加えて更に凄いことになっていました。
親からDVを受けており、自傷癖もあり、性格にも難のある難しい役どころをこれまた自然に演じきっており、本当にすごい女優さんだなと改めて思いました。役の年相応の美しい笑顔がこれまたハートを撃ち抜いていきました。
石橋侑大さんは今作で初めて見ましたが、真っ直ぐな性格のボクサー役がピッタリはまってるなと思いました。ボクサーの体つきもバチバチのシックスパックで良かったですし、ジャブのキレも抜群でした。熱血!って感じのキャラですが、場所によってしっかりと対応するキャラになっていたので好印象です。このままボクサー映画で主演に抜擢してほしいくらいです。
行平あい佳さんと青柳翔さんの演技もまた最高です。セフレとして体を重ねた分、思うところが増えて悶々としている感じがビシビシ伝わってきてとても良かったです。今作では2人のベタベタがかなり減ったので寂しかったんですが、終盤は割とイチャイチャしてくれるのでなんだか嬉しかったです。
前作+αで登場人物が増えているので、登場頻度のバランスが曖昧になっているなとおもいました。
前作では人間味があふれていた栗山が、今作での出番が減っているのは仕方ないと思うんですが、ただ嫌味を言うだけな奴になっていたのは勿体ないなーと思いました。華江もちょろっと出てきて匂わせな事言って出番がピタッと無くなるのもなんだか惜しかったです。娘は恋多すぎるやろって頻度で彼氏取っ替えまくってて笑いました。
後編では意外とぶっ飛んだ要素が多くて、特に一樹が咲の親権を1000万円で譲り受けた場面でした。医療関係に就いているのでそりゃお金はあるんだろうけど、そんな事してたら次同じケースが出た場合どうするんだ?と心の広さに色々と心配になりました。フィクションなのであーだこーだ言う筋合いは無いんですが、結構リアルにありそうな描写をし続けていただけに、急に斜め上の展開に行ったので呆気を取られてしまいました。それぞれの行動が突飛的なのも尺的な問題だと思うんで仕方ないと思うんですが、惜しいなと思いました。
ドロドロの恋愛群像劇を期待して観にいった身としては、こんなにも後味がスッキリしている作品になっているとは思いませんでした。2部作通してしっかりまとまっていましたし、とても面白いのでオススメです。
鑑賞日 8/10
鑑賞時間 10:30〜12:25
座席 K-6
お互いを傷付けないためのセフレという形。
続編も面白かった。
しかし高石あかりの長台詞が少々説明的で多少話を急いだ印象がある、、しかし見てて泣きそうになったけどね。あとね、皆んな謝りすぎ。御免なさいの嵐🌀
しかし青柳と高石がなかなか魅せてくれたので満足度高い。
2本見て思ったけど、本作の「セフレ」はお互いを法的だけでなく、愛情を振りかざして束縛、拘束しない、、という事でガッツリ愛情はあるのだ。
相手と自分を拘束しない御呪いが「セフレ」なんだな。
ただSEXだけの関係というわけでもなく実に理想的な関係の話であった。
憎しみ合いながらダラダラ一緒に居るより100倍健康的。
まあ、漫画ということで…
世の中、この作品と同じような人はいるんだろうか?
その辺りは、全く社会経験がないため、よく解りません(笑)
こういうことを著名な芸能人がしていて、それが明るみに出たら、多くの人が批判するんだろうか?
前編は、衝撃的?な人間関係があったけど、後編も、まあまあぶっ飛んでいるよな…って、漫画だからかな?
まあ、二回観なくてもよいかな…。
高石あかりが良かった
セフレの品格シリーズ2部作の第2部。
産婦人科医・一樹とセフレという身体だけの関係を続けていた妙子は、ある日一樹の家を訪ねると、そこには見知らぬ少女が居た。その少女・咲は、性的虐待やDVを受け、望まぬ妊娠をし、一樹に中絶してもらい、自傷癖があった為しばらく様子を見るため一樹よ家に置いていたのだった。優しくしてくれる一樹の事を好きになった咲は妙子から一樹を奪おうと画策し、悪の仲間に妙子を襲わせた。さてこの三角関係はどうなる、という話。
前作ほど、ドキドキはなかったが、咲役の高石あかりがいじらしくて可愛かった。ベイビーワルキューレの時にも存在感有ったが、17歳の少女役も似合ってた。
抄子役の行平あい佳ももちろん良かった。
妙子と一樹はお互い独身なのだから、結ばれても良いかな、って思った。
そうなると妙子の親友で同級生の彼女がちょっと心配だけど。
主役のいない人間ドラマが満載な邦画。 本年度ベスト!!
内容はかなり濃い!
重いストーリーが満載!
日常と非日常が交錯している感じに引き込まれた!
前編の「初恋編」は妙子と一樹のセフレの関係に終始する感じから本作の「決意編」は一変。
登場人物の人間ドラマがかなり濃かったわ!
産婦人科医の一樹。
一樹のセフレの妙子。
妙子のセフレとなったボクサー。
一樹と籍を入れた17才の咲。
この4人の絶妙な人間ドラマ。
高石あかりサンが演じる咲が本作の肝といった感じ。
彼女の演技に引き込まれる。
「ベビわる」から予想も出来ない怪演!
一樹が前編で見せた愛情を封印してセフレに拘る展開から一変!
一樹の愛が素敵過ぎる!
一樹のセフレの妙子。
全作ではセフレに躊躇する感じから割り切ったセフレを演じるシーンが切ない。
高石あかりサンが演じる咲の人生が壮絶過ぎた!
同窓会のシーン。
前作と本作がリンクしている感じ。
最近流行りのタイムループ的な感じが良かったです( ´∀`)
本当の気持ちは寝言でバレる
前編や予告から想像していたものとは違ったが、これはこれで面白かった。
それぞれに若い相手が出てくるということだったが、思いのほかドロドロしない。
高石あかりはやはり素晴らしく、落差の激しい役に説得力を与えていた。
石橋侑大も良かったが、脚本的に距離の詰め方に違和感が強いのが勿体ない。
抄子は前作にも増して“女”を出してきてましたね。
猛との会話も、「これ、言わせてるなぁ」と思ったし、「そんなつもりじゃなかった」は無理でしょ。
モブも含め、接する男性が増えるほどに女性に嫌われそうな印象が強くなる。笑
闇医者まがいのことをするだけでなく、一千万払って養子にする一樹はサスガに肩入れしすぎ。
そのうちダース単位の養子ができるぞ。
遣り場のなくなった子への愛情の行き場が見つかって、満たされる部分があったというのは理解する。
ボクシングシーンも迫力があったが、ランカーより前座の相手の方が強そうに見えてしまった。
また、キャラ数が増えたぶん展開が(流れは分かるが)やや性急にも思えた。
ワンクールの連ドラを目茶苦茶うまくまとめたような。
華江はまだしも、前作終盤でお気に入りになった『理想の上司』栗山さんの出番が少なくて哀しい。
色々な可能性を匂わせつつ結論を見せないラストは賛否別れそう。
ちなみに、一樹の服装が自分より歳下とは思えず、40代半ば以上のセンスに感じた。
(金はあるけど頓着しないタイプとしての表現なら、アリ)
第1部とは大きくテイストを変えた第2部
抄子(行平あい佳さん)と一樹(劇団EXILEの青柳翔さん)の間に突如登場した17歳の咲。
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ、そして「Single8」で飛ぶ鳥を落としてしまった高石あかりさんが咲を演じた。名演だった。
一樹と咲が考えられない関係(自分も誤解した)になり、抄子も23歳のボクサー・猛(石橋侑大くん)と知り合い、、、
人生回り道も必要ですね。
爽やかとも言える後味の良いエンディングへ。
にしても一樹の「いい人」感が悔しいなぁ。
行平あい佳さん💕故のジェラシーかも知れんけど。
そういう感じか・・・
2023年劇場鑑賞185本目。
パンフレットないのでマイナス0.5。
これはあくまでうちの地方のユナイテッドシネマ金沢の話ですが、前作は朝一の普通の時間だったのに、後編は22時10分の回しかないってきつすぎるわ!
前作はまぁそんな感じかなと思って見ていたら予告で展開が大きく変わりそうだったので期待して鑑賞。
まぁ確かに高石あかりパートは意外な展開でした。前半の彼女と後半の彼女が別人でべいびーわるきゅーれの頃は白い杉咲花くらいに思っていましたが、いい女優さんになったなあと思いました。
なんか思ったような結末でなく、ちょっと肩透かしな感じも受けたのでこれくらいの点数。でも退屈はしませんでした。
不快なセフレ物語 決意
複数のセフレ関係が維持成立して、
グダグダの人間関係でも平然としているのは、
彼が産婦人科医と言う職業病によるものだろう。
そんな影響で誰にでもセフレを強要する傾向が正当化されて行き、
それはそれなりのリスクがあることが軽率に扱われている。
多くの複雑な問題点を提起していながら、
あの終わり方は無責任な投棄と思える。
第二部は、品格のない不快なセフレ物語だなぁ
(^ν^)
一樹と定期的に会う関係となった抄子は、30代後半に差し掛かった自分の年齢が気になっていた。
そんな中、とある事情から一樹が17歳の少女・山田咲(髙石あかり)の面倒を見る事になる。
咲は、次第に一樹に惹かれ、抄子への嫉妬心を募らせる。
その想いが事件を引き起こし、
それをきっかけに、一樹は抄子にセフレの関係を終わらせることを提案する。
一樹も若い女の子が好きだったのか・・・と失望する抄子だったが、自身も想いを寄せられていた23歳のボクサー・市原猛(石橋侑大)に惹かれていく。
しかし抄子は、純粋な猛のことを悪く思えないものの、どこかで一樹のことが忘れられないでいた。そんな折、突然咲が抄子の前に現れる・・・。
1部 初恋
森村抄子(行平あい佳)は36歳のバツ2で、派遣社員として働きながら娘を育てているシングルマザー。
高校の同窓会で初恋の相手で産婦人科医の北田一樹(青柳翔)と再会し、ホテルに誘われる。
数年ぶりのSEXの快感に、二人の関係を深めていきたくなる抄子だったが、一樹にその気はなく、セフレになることを提案される。
唐突な提案に驚く抄子は、セフレという関係を受け入れられずにいた。
そんな折、抄子は同級生の新堂華江(片山萌美)が一樹とセフレであることを知り、さらに会社の上司である栗山(新納慎也)にも言い寄られ ・・・。
一方の一樹も、割り切った関係を求めるようになったのには、人には言えない過去が関係していた・・・。
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