セフレの品格(プライド) 初恋のレビュー・感想・評価
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とりあえず続き観よ
これもまた点数の付けづらい作品を観てしまった……😂
原作のファンです💜
だから公開当時は原作のイメージを壊したくなくて観るの避けたほど。でも2024/1/12にレンタル開始を記念して城定監督と主演の行平さんが登壇するトークショー付き2作連続上映を最近ドハマリしてる新文芸坐さんがやるというので行ってみた❤ ❤ ❤
【良かった点】
・監督自身も言ってたけど原作から大きく逸脱することなく、割と忠実にストーリーを再現してくれていた。(特に一作目)
【むむむ、な点】
・ストーリーには忠実なのに、なぜにこうもドスケベオーラが出るのか…。原作はもっとしっとりキレイなエロスなのにな。
・一樹役の人、小太り中年で原作のイメージとは違う。なんかいちいち男優さんみたいだった。
・翔子の『最中の声』が若過ぎるんですよねー。おかげでリアリティ崩壊😂
なんか消えちゃってたので再投稿、 最初の文章覚えてないので適当に ...
なんか消えちゃってたので再投稿、
最初の文章覚えてないので適当に
良い意味で予想外の作品だった
セフレとかその辺クローズアップしなくても良いのではないかと思うけど、
逆にインパクト狙いなのか?
でもタイトルのせいで、
見たいのに見られない人もいると思う
4に近めの3.5
不倫でない、異色の禁忌メロ。
楽しんだ。
互いに伴侶の障壁は無いが、
其々の過去の傷ゆえに恋愛と結婚の手前で寸止める、
不倫ではない異色の禁忌メロ。
だからより恋焦がれ性に身をよじる。
美男美女度の適度な低さ、
主役女優の野太い足が良い。
だからエロく切実。
伝説母子の銀幕共演も嬉しい。
後編に期待。
エッチな話だった。
「アルプススタンドのはしの方」の監督の作品ということで楽しみにして行った。
出てくる男、出てくる女、とんでもない人ばかりだった。特に主人公の甘えた感じに嫌悪感を覚えた。
続きがあるらしいが、見ないかもしれない。
原作とイメージがちがいました
原作を読んでどんな感じに実写化されるかと楽しみに見に行きました。
指定のホールに入ると観客がほとんど男性客で女性は私とほか2人ほどです。
女性向漫画が原作、女性客が大半だと勝手に思い込んでいたので入場したホールを間違えてしまったのではないかと一旦外に出てしまいました。
ですが、上映が始まると男性客が多かった理由がわかりました。
なんだか居心地が悪かったです。
あんなシーンよりもっと掘り下げてほしいエピソードがあったと思います。
続編が上映されますが見に行きません。
原作漫画で行末を楽しみ見守ります。
My Rule
タイトルがタイトルなので、なんとなく避けてたんですが、Twitterやコラムなどでの高評価が聞こえてきたので鑑賞。
これは一本取られました。セフレの定義を問う上質な恋愛劇に仕上がっており、エロス全開ながらも、どこか可愛らしいところのあるテンポの良い作品に仕上がっていました。
同窓会でたまたま会った抄子と一樹が一夜の関係性、セフレとして過ごしていく中で、親としての立場、友人としての立場、そして女としての立場と、大きく分けて3つの視点で進めていく物語はとても面白かったです。
最初はセフレに抵抗のあった抄子ですが、徐々にその快感を楽しめるようになり、セフレ以上にはなりたいと思いつつも、この関係性を楽しんでるようでした。行平あい佳さんの表情の変化がとっても良かったです。
一樹も沢山の女性と関係性を持っていますが、女性側も決して嫌そうにはしていませんし、互いが互いの立場を気にせず性の快楽に溺れているのは現代ならではだなと思いました。
一度体の関係を持ってしまったがために、上司の栗山が抄子に依存していってるのはリアルだなと思いました。どうしてもその人が自分に気があると思ってしまいますし、栗山の場合は結婚というものに取り憑かれているようにベタベタするのは人間味がありました。こんなに生々しいキャラを噛ませに使う脚本の切れ味の良さには感服です。
一樹の過去もこれまた生々しく、愛していたはずの妻が、実は自身の父と体の関係を持っており、一樹と結婚した後や、息子が生まれた後でもそれは続いていたという末恐ろしいものがありました。
ただ身体の関係を求めていたというよりも、狂気的なものが見え隠れしていて、父も行為をせざるを得なかったというのもなんだか愛のないSEXの最終形を見ているかのようでした。
性行為のシーン、とってもエロいのですが、超上質なAVを観ているかのようでした。なんだか如何わしい気持ちになってしまいましたが、美しい性行為を見ているようで、感情がめちゃめちゃになりました。
性行為の描写はありませんでしたが、おでん屋で出会った老夫婦かと思ったらまさかのセフレだった2人の存在はとっても良かったと思います。長い間セフレをしつつも、おでん屋でキャッキャッするのを楽しんでいるので、こういう関係性もありなんじゃと思わせてくれました。歳を重ねるごとにこういう感情は増えていくのかなと考えさせられました。
ここ最近の城定監督に足りなかった刺激を、これでもかと体験することができました。後編はこらまた登場人物も増えて、より一層ドロドロなものが楽しめそうです。単独作でも十分楽しめるので、「初恋」のみでもオススメです。
鑑賞日 8/2
鑑賞時間 11:50〜13:35
座席 B-9
定期的に日活エロの補給。
原作読んでません。
でもヒット作だけあってなかなかおもしろかったです。
日活エロ系は何年か前にはまり、以後定期的に見てます。最近だと他の映画の方が性描写エグくて、日活スタイルのエロでは物足りない感もありますが、まあ様式美としてのエロです。
時代なのです。
話は後半に行くにしたがって重くなって来ます。
愛があれば良いのか?
愛が無くてもよいのか?
なんでも過ぎたるは及ばざるがごとし。
行平あいかの地味な感じとエロのコントラスト、彼との会話が可愛くて沼ります、こんな人絶対危険。続編も見るぜ。
結婚制度の見直し。
一夫一妻制の見直し、よく聞くようになりました。
嫌いな人と一緒にいる苦痛。
、、、、割り切った関係の方が健全な気もする。
子供増える気がしないわ。
お母さんは自分のしてる事、全部私に言えるの?!←ドキッ〜〜〜w
えーーっと、、すみません。
まず毒吐きますねw
高校の同窓会で20年ぶりに初恋相手の一樹と再会した抄子は酔ってしまい、介抱されるテイでそこを抜け出しホテルへgo!
な!なんと!こんなベタな展開。。
作り話でもやらないわ。。
いや、やってるわ。。
もう一樹と再会直後から(もう家からか)やる気満々の抄子に萎える。。
「満々です!満の満の満々です!」
王騎です!
女は女に厳しい。。って事を抜きにしても、チョロ過ぎる抄子にイラつくw
DVあったにせよバツ2って。。
やっぱそういう所よ。。と、思えてならない。
一樹も開業医って所は魅力的だがw
そこまでのいい男って訳でもないし。
いくら初恋ったって、20年経ってますよ?昨日の事のようにときめきメモリアルな抄子。。なんておめでたい。
抄子の娘も、母子家庭の姉妹親子とかいうの?明らかに色気づいてる母に嫌悪する所か、応援するよ!←えw
母親の女の部分て普通見たくないと思うのですが。。理解不能。。。
華江も。。
乳がんでおぱい切除→夫とレス→もう女じゃなくなった。。と、言うが。
病気をきっかけに夫婦間の変化はそりゃ、あるだろうよ。でも体を求めてこなくなった、という結論に達している気持ちが、相手を試すような行動にみえてイヤだったな。。
こんな私になったからもう抱かないんでしょ?とか言ったんじゃないのぉ〜w
きっと旦那さんからは違う形のアプローチがあったんではないか?と想像してしまう。
男性に聞きたい。
自分のパートナーがおぱい無くなっても、Hな目で見れますか?
今まで通りいやらしく抱けますか?
栗山パートはほんとギャグで失笑でしたが、
1回寝ただけで名前呼び捨てって。。
まぁ、いますこんな男w
「セフレ」というのなら、もっとがっつりセフレ感出してほしかった。
現地集合、現地解散で良し!
抄子もセフレがイヤならば、もっとみじめに泣き叫んで懇願でもしたら面白かったが、すんなり受け入れてるw
一樹ももーっと冷たくてよかったのに。
ポジティブに描かれるセフレ感が好みでなかった。
「好きとか言うな」って言うけど、言ってほしそうだったじゃんw
ただの言葉遊びに見えてしまい一樹の心の深刻な闇までには結びつきにくい。
盛り上がりに欠ける印象。。
1番可哀想なのは子供で。パイプカットしてヤリまくる前にまず子供の事考えろ!自分の家庭壊した父親と絶縁する訳でもなく同じ病院で働いてるし。。
意味不明。。('◉⌓◉’)
んーーーーー。。
いまいちノレないのよ( ̄  ̄) チェッ!
はぁ、、
失礼しました。どうどうどう。。。
はい。
作品を冷静に読んでみますと(^。^)
それこそひと昔前は「大人になる事への憧れ」があった様に思います。
10代でもみんな早く大人になりたがっていた。外見だけでなく、心の成熟度も今よりずっと上だったんではないかな?
明菜ちゃんが難破船歌ってた時なんて22歳らしーですよ!笑
今の30、40代は実年齢よりマイナス10歳程の精神年齢だ、と聞いた事があり、妙に納得した記憶があります。
本作の登場人物も正にそれで、精神年齢が未熟でただ、歳だけ重ねている。
各々の背景も、抄子はバツ2のシンママだが、親の残した持ち家に住み、生活に困窮している訳でもない。
一樹も実父とあんな事があったにも関わらず、ぬるい状況から抜け出す事はせず、その恩恵での甘い汁なわけだ。
華江も然り。。
自分で現状を変えるつもりもなく、でも自分は満たされていないのだという主張ばかりする。
他人にどうにかして欲しい。
みんな浅はかで未熟な訳です。
そしてちっぽけなプライドが見え隠れする様はおかしくうつり、はたから見たら本人同士が「大問題」としているだけで、自業自得で、失笑しかなく、滑稽だ。
中盤から後半へかけての物語りの展開はスピード感があって良かった。
品格・プライドとのタイトルの理解は不十分だが、人物描写も丁寧だった。
抄子ではなく、一樹が抄子のセフレっぽくなっていくのがおもしろい。
普通に好きになってるじゃんw
このまま逆転して捨てられれば良いのにw
恋はこじらせがツキモノで、初恋となれば更に引きづるのですかね??
種の存続という目的以外にセックスするのは人間位なモンで、進化なのか退化なのかわからないが、そこに快楽を求めるのも、心の均等を保つ手段としての1つと思うのも良いとは思う。
一定数そんな人もいるのも理解できる。
本作の登場人物はそこに重きを置き過ぎている人々で、救われているのかいないのか。。
どうなんでしょう。。
と、難しい事も考えましたが、
一応もう大人なのでね。。
自分の機嫌は自分でとりましょ♪
と思いました!
←あ!イヤらしい意味ではありませんw
次回作はそんな2人に魅力的なヤングwが絡んでくるみたい。
んーーー。。
でも観るかわかんないw
つか、これじゃなく、
レスリーチャン観れば良かった(°▽°)
人間って…
思っていたよりもずっと真摯に結婚でも恋愛でもない関係性について描かれていた。
セフレという関係であることだけを求めるには相応の理由がある…
そこを超えて惹かれ合う…のはまぁ予想がつくとしても、セフレ以上になるまいとする理由がアレとは…
人間って怖い…
抄子役の行平あい佳はチャーミングで良いが、一樹はちょっとな…特に結婚前のエピソードでは若干の無理を感じた。
しかし多惠さん…演じたこころさんもスゴい…そしてどこかで見たと思うんだけど、思い出せない。
行平あい佳さんが💕
「アルプススタンドのはしの方」「愛なのに」がマイベストテン入りした城定秀夫監督の新作、そして何より行平あい佳さん待望の主演作‼︎
今作は2部作の第1部。
高校の同窓会で再会したバツ2でシングルマザーの抄子(あい佳さん)とバツ1の一樹(劇団EXILEの青柳翔さん)の、これは「恋の行方」と言って良いかと。
そう、抄子にとって一樹は初恋の人。
行平あい佳さんの繊細な表現が秀一💯
ホント素晴らしい女優さん。
もうどんだけんでも見てられます。
青柳さんも(失礼ですが)思いのほか爽やかな印象。自分的には一樹の過去が腑に落ちなかったのが少し残念だったかな。
二人の間に温かいものが育まれていく感触は👍
「好きには、ならない」って、もう好きだろが〜〜
結局のところ、執着と感情が沸騰して、それなりの関係になってしまいそう
2023.7.26 T・JOY京都
2023年の日本映画(99分、R15+)
原作は湊よりこの同名漫画(2011年、双葉社)
バツ2のアラサー女性が初恋の人と再会して、セフレ関係になる様子を描いたラブロマンス映画
監督&脚本は城定秀夫
物語の舞台は都内某所
コールセンターで働く森村抄子(行平あい佳)は、バツ2で高校生の娘・遙(演者不明)がいた
ある日、同窓会に出かけた抄子は、そこで高校時代の初恋の相手・北田一樹(青柳翔)と再会をする
友人の華江(片山萌美)は素早く抄子の心理を汲み取るものの、抄子は否定していた
だが、酒を飲みすぎたせいで酔いが回り、抄子は一樹に介抱されることになる
そして、「抜け出してホテルに行かないか」と誘われるのであった
映画は、一樹とのセックスを終えた抄子が、彼から「セフレの関係でいたい」と言われるところから動き出す
その言葉は抄子を傷つけるものの、それからも体だけの関係を続けてしまう
さらに、華江も一樹のセフレであることが判明し、一時は感情的な反発があるものの、そのままセフレの関係は続いてしまうのであった
物語は、レディコミっぽい感じで、欲望を制御できない大人たちが描かれていく
性的描写も過激で、R15+なの?と思えるほどに絡みは激しい
レディコミ原作なので女性客が異様に多かったが、それを知らずに入っているエロ目的の人もちらほら見かけた
映画が終わった後の微妙な空気感はR15+特有のもので、気まずさが充満しているように思えた
セフレにもプライドがあったのか!と驚いてしまいものの、こだわりとかルールという意味合いの方が強いように思える
それでも、このルールを守るというのは結構難しいと思うので、結局は感情と欲求によって流れされていくのかなとも思う
セフレという関係を持ったことがないので想像でしかないが、よほどセックスに自信がある人でないと無茶なんだろう
体力的にも、金銭的にもバイタリティが必要で、盛りについた若者では無理だし、それ相応の財力と体力がある年代だと考えると、結婚には向かない人たちの救いの場のように思える
映画は、前後編という流れになっていて、後編はそれぞれに「若い異性」が登場することになっている
若い男女は「一樹と抄子の恋愛の障壁」のようなものだと思われ、双方に「嫉妬」が生まれて、それが喪失感へとつながっていくものだと推測される
それを踏まえた上で、セフレの関係を続けるのか否かというのが主題になっていて、個人的な感覚だと「ほとんど恋人同士になっている」ので、プライドを保つフリをしてダラダラと関係を続けてしまうのかなと思う
それぞれが結婚で失敗しているので、その関係に踏み切るかはわからないが、結婚がゴールではないので、体の関係+@という答えが導き出されるのかなと感じた
いずれにせよ、体当たりの演技がすごくて、人前で鑑賞するのがストレスになりそうなのだが、運命共同体であると考えるならばOKかもしれない
後半の展開はなかなかショッキングで笑えないぐらいヤバいのだが、亀子(佐倉萌)の「多恵さん(こころ)はダメですよ」がフックになっていて、笑ってしまいそうになる
後半でも「ダメですよ展開」はたくさんあると思うのだが、意外とコミカルなので楽しめると思う
連載中で30巻以上出ている大作なのだが、セフレだけでこのボリュームになるのは凄いことだと思う
それだけ、潜在的な願望というものがあって、それを受け取る層がいるのだろうが、実際にセフレの関係になる人は少なそう(執着になると思う)なので、願望の昇華ということでウケているのかな、と感じた
往年のセクシー昼ドラ
こちらを観るか、高校生のキラキラ観るか迷ったけど、時間的にこっちが観やすいので鑑賞です。
レディコミック原作ということて、濡場はなかなか、と言いたいところだけど、r15の限界かな。というかr18で作れば良かったのに。
行平さんはセクシーでありながら可愛いらしい。過去作も見てみようか思いました。
青柳さんはちょっとイマイチ、ドラマ全体に一気にB級感が、、、EXILEグループなんですね。そもそも、このキャラは嫌い。もっと繊細でセクシーな俳優さんなら、愛されキャラになるのか、、ならないのか、、、
夫婦関係を良くするためにセフレという考え方は良いと思いますが。
全体的に昭和の昼ドラ感とB級ドラマ感がある。展開もベタ、映像もベタすぎて何ヶ所か失笑した。
8月は邦画が少ないのでパート2も観ようと思ったけどさすがにないかな、、、と思いつつ、出る人変わるから観るか、、
さすがジョジョ監督
良き日活
ロマンポルノほどでも無い、ふんわりした性描写なので女性でも鑑賞可能、昼ドラ好きにもオススメです
ドロドロっていうほどでもなく、アラフォーでも可愛いなって思わせるドラマでした。
女の友情にはほろっと…からの絡みを期待しましたが…
物足りないところで終わったので、やはり続きあり。
エロさもパワーアップしてるのを期待してます
新納さん、神回ではいい息子役でしたが今回いい味出してます
次回作のホラーもまた✖️な役なので、そちらも期待
氷責め
"ナインハーフ"で一世を風靡したカットだが、実際やってみると感覚というより、そのシチュエーションに潜れるかに拠るのではと、ま、それはあまり本作の主眼ではないので、この辺で・・・
原作未読なので、いわゆる『レディコミ』をどう監督が捌くのかをファンとして観賞した 監督が久しぶりに濡れ場も演出しているのでそれも期待大である
果して、その期待通りの作品であったと言わざるを得ない 先ず、色彩設計がバキッと赤みを帯びていて、ピンク映画出身という矜持を知らしめている 30代後半という、今ならば成熟度合いが低い年齢がそのモラトリアム状態に於いての稚拙な心の落ち着きどころを模索するという、限られた歳の寄る辺無さを描いた物語である
35~40歳代、男女に限らず、個人の意識がそれぞれ別れていく状況でのストーリーテリングは、今後の映像制作に於ける年齢設定のステレオタイプを打ち壊す、リアリティに即した作りとしては素晴らしいプロットである
ここからは自分語り
現実の道徳観、そして自分の性愛のバロメーター もっと端的に言えば周りより自分は理性と本能が狂っているのではないかという、『理想と現実』をテーマにした内容なのであろう
昨今の女優、その芸術家肌の夫、そして天才料理人の三つ巴の醜穢なコンテンツはワイドショーを賑わせた事案である 個人的にはどうでもいいというか、上級国民によるありふれた一片に過ぎない話であろう 産婦人科、家持ちの派遣社員、高給取りの夫がいる妻、その恵まれた生活水準とはいえ、それでも個人個人のかなり激しい問題の中で心の安寧を求めているプロットとして、大変興味深く鑑賞出来た
インドの50℃には及ばないが、今現在の日本の夏の気温は経済格差を否応なく分断する要因であることは間違いない 逆に極寒になる冬でも同じだ もう日本は一億総中流社会という幻想は過ぎた 金持ちはその財力により快適な生活を維持し、貧者は益々環境にコミットできずに生活権を脅かされる 室内設定温度28℃? うちでは不可能だ 今でも33℃の室内でレビューを入力している現実では、今作品の温度感が理解不能になってしまうのは、自分の経済能力欠如以外には考えられないという事実に他ならない
ーコトバンクから流用ー
〘名〙 (pride) 自分の才能や個性、また、業績などに自信を持ち、他の人によって、自分の優越性・能力が正当に評価されることを求める気持。また、そのために品位ある態度を崩すまいとすること。誇り。自尊心。
貧者にとって唯一成功者との比較上優位に立てる、抽象概念 本能よりも理性を優先させる思考は、金を使わずとも思い込める、正に"幻想"の完成形である
それぞれの社会階層の中で、その心の落ち着きどころに寄りながら何とか自死せず生きているのはその一点なのではないだろうか?・・・
しかしそれも限界がある 本能はいつだって牙を剥く 勿論能動的ではなく、タイミングや運も手伝ってのことだが、今の生活の不平不満が、願望との絶望的乖離を自覚したとき、諦観と堕落を甘受してしまう そう、いつだって経済的敗者は底なし沼がデフォルトでパッケージングされているのだ
翻って富裕層は・・・ 父親の愛人に求婚し、幸せな家庭を紡いでいる幻想がそのカラクリが発覚次第、色欲に堕ちる余裕は経済的優位性ならしめる現実である
金が有れば、欲は満たせる 資本主義万歳って訳だ 決定的倫理観欠如がベースにある社会活動である職場に於いて、未だに一緒に仕事に従事しているその心情も解らずもない だってそのほうが"楽"だから そう、結局、富めるものも失うものも"楽"という果実に投じてしまうのである
さて、今作は連作であり、次作は、この"楽"をどう回収するのか?
制作陣のお手並み拝見である・・・
虚しいだけじゃない関係に
「恋愛ドラマ」というより、「人間ドラマ」が前に出ていて、見ごたえがあった。
主人公2人に関する様々な人間関係が見やすく深堀りされており、見事。
脚本と演技が醸す雰囲気で、各人物を立体的にしてくれています。
特に行平あい佳さんは、母、友人、そして“女”と様々な顔をうまく表現されていた。
脇もなかなか面白く、特に栗山は正直言動や行動は気持ち悪いが、一番ピュアで嫌いになれない。
華江や娘さんとの会話も、全体でいいアクセントになっていた。
全キャラ、単に快楽というだけでなく、その先に“求めるモノ”が見えるのがいい。
ただ、他の人物とは逆に、一樹だけは過去(衝撃!)を知った方が“それ”が分からなくなる。
単なる性欲の発散なのか、それとも…
二部作前提ではなく、本作のみでもしっかりまとまっているのも好印象。
後編はよりゴチャゴチャどろどろしそうだが、高石あかりさんも出るので楽しみです。
そこに品格と愛はあるんか?
レディコミ最大級のヒット作の映画化との事らしいんですが、レディコミは殆ど見ないので正直どれがどれほどか分からないが何よりも城定秀夫監督の新作なら観ない手はない!と鑑賞しましたw
で、感想はと言うと…流石、漢・城定秀夫!きっちりとエロく、ゲスく、シニカルかつ深みのある人間描写な作品に仕立て上げてる。
城定秀夫監督はピンク映画出身ながらもエロに偏りつつもw振り幅の広い作品を手掛けられる、清濁併せ呑める硬派な映画監督。
2020年に公開された「アルプススタンドのはしの方」で一般映画にシフトチェンジしていくかと思ったが、その後もコンスタントにエロも手掛けるw
本分はエロ・グロ・ゲスを得意としている(様に個人的には思える)がそこに浅からず深からずの物語と人間描写を組み込み、観てはいけない物を覗き込みたくなるようなゲス際な野次馬根性を観る側にそそのかせる。だが、浅いエロやゲスではないところがミソ。
同性愛をテーマにした2020年公開の「性の劇薬」はミニシアター系の作品では異例の大ヒットで女性ファンが詰め掛け、連日満員にしたが、そこにはエロさだけでなく、平面的だけでない立体的にテーマを組み込んでいる。
今作はまずこのタイトルからツッコミたくなるw
他の方も言ってますが「ハケンの品格」は知っているがセフレに品格があるんかい!?と思ってしまう。
ただこのタイトルをそのまま使うことでフックポイントになっていて、観る側に興味をそそってくる。
勿論観るとそのタイトルの意味合いも充分に理解出来る。
このタイトルも原作の面白さがあってこそと言うのは分かるが、それが映像化した際にちゃんと活かされているかは別物。そう考えると城定監督の力量が分かるんですよね。
作品は正直中盤まではエロス全開でこれがR15+でいいんかい?と思ったし、これなら「マッド・ハイジ」のR18+指定は納得出来ん!と思いましたw
でも中盤から後半にかけて、一気に物語が加速していく。その加速した深みが単にエロいだけでなく、セフレと呼ばれる関係に様々な人生や人間関係が紡ぎ出した結果で単にセフレがダメとは軽々しく言えない感じになってしまう。
後半からならR15+は納得かなw
また当初は抄子に対しての「セフレの品格」を説いてるのかと思いきや、最後まで観ると一樹のセフレとしての品格を問う作品に感じます。
主人公の森村抄子役の行平あい佳さんは単にエロいだけでは、行動や言動のギャップさが面白く、凄く好感が持てる。
個人的には抄子の上司役の栗山を演じる新納慎也さんが良い味。最後の「惚れたが悪いか!」のセリフは単純でも真意だと思うし、栗山の狂気な怖さの反面のか弱い一面も垣間見える。栗山の物凄く浅く赤裸々な恋愛価値観だからこそ、抄子や一樹の良さが際立つんですよね。
あと、個人的に凄く興味を惹かれたのは寺島まゆみさん。行平あい佳さんの実の母親で日活ロマンポルノで絶大な人気を誇ったセクシー女優(今風に言うと)
1983年から関西のラジオ局「KBS京都」の深夜番組「ハイヤングKYOTO」のパーソナリティを担当され、リアルタイムで聴いていたんですよね。ホニャっとした話し方で当時はロマンポルノに出られていたなんて知らなかったんですが、凄く好きなパーソナリティさんで好きな番組でした。割と早くに芸能界を引退されているのでまさかまたお目にかかれるとは思いませんでした。
個人的にはこの一作だけでも充分にまとまっているので続編の「決意」が公開予定ですが、観に行くかはまだ未定w
ワイドショーでは定期的に不倫のニュースが定期的に流されていますが、不倫とセフレは似て非なる物。
どちらも真正面から肯定する事には口を憚れるが、いろんな過去があって、いろんな人生があって、いろんな人間関係があって成り立つ物もある。
「そこに愛があるんか?」と言われたら当人同士しか分からないし、口に出せない、行動に移せない愛もある。そんな面白さが感じられました。
客入りは思ったよりも少なかったんですが、観ると結構な良作。
大作やアングラカルト作品も良いけど、たまにはエロいい作品も良い物ですw
いろんな恋がある
派遣社員として働きながら、思春期の娘を育ててる36歳でバツ2の森村抄子は、高校の同窓会に参加した際、初恋の相手で産婦人科医の北田一樹に同窓会を抜け出そうと誘われ、2人で会場を出てホテルに行った。彼に誘われるまま久々にセックスをした抄子は、これまで感じたことのない快感を味わった。一樹からセフレとして身体だけの関係を楽しもうと提案された抄子は、躊躇したが、彼とのセックスが忘れられずのめり込んでいった。一樹は遊び人で他にも何人もセフレがいて、親友の華江も彼のセフレで・・・てな話。
妻が自分の父親とセックスしてる動画を観た時の衝撃はどんなだっただろう。
そんな経験したら2度と結婚したくなくなるかも、と一樹にちょっと同情した。
妙子もバツイチはDVっぽかったが、バツ2の理由はなんだったんだろう?
一回寝たら名前を呼び捨ての勘違い上司もいそうな感じ。
妙子役の行平あい佳や一樹の元妻役のこころが濡れ場を頑張ってた。
上映終了後の次回予告編に見入ってしまった邦画。 本年度ベスト級。
上映後、いきなり次回の予告編が流れるんだけど、立ち上がり帰ろうとするお客さんも立ち止まり見入ってしまう感じ。
次回作も観たくなる展開の様相(笑)
お気に入りの監督の作品。
エッチのシーンが多目だけどエロい感じはしないので普通に鑑賞出来た感じ(笑)
高校の同窓でバツ2の妙子とバツ1の産婦人科医師の一樹。
同窓会からいきなりホテルにしけ込む展開。
ラブホの部屋のドアを妙子に開けさせる感じに一樹が場数をこなしている感じ。
前半はエロいシーンが多目。
中盤から一樹の衝撃的な過去が明かされ、恋愛を封印しセフレとの営みに明け暮れる理由が理解出来た感じ。
バツ2の妙子。初恋の一樹からセフレの誘いがあり悩む姿が見所。
妙子の会社の上司の勘違いも甚だしい(笑)
おでんの屋台で知り合ったカップルとの会話も印象的。
妙子と娘の会話が良い。
母思いの娘って感じ。
思った以上にドラマ性があって予想以上に作品に引き込まれた。
意外にも若い女性のお客さんが多目。何を期待して鑑賞しているのか?
気になりました( ´∀`)
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