ブルックリンでオペラをのレビュー・感想・評価
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これがアメリカか
ちょうど時間が合う映画だったので、前知識なく観てみました。
歴史ものとかSFとかじゃなくて、日常を描いたアメリカの映画はものすごく久しぶりかも。
アン・ハサウェイの再婚相手が小人症な事には全く触れてないのに少し驚いたけど、アメリカって本当にそういう感じなら、ステキだなと思った。
曳舟のキャプテンも、外見を珍しがるわけでもなく、人柄に惚れてるのもすごいなと思った。
みんな各々に悩みやトラブルを抱えてて、でも動いて解決していくのがいいですね。
しいていえば、彼女のお母さんがちょっと童顔な感じなので、「お母さん」と認識するのに時間がかかってしまった…
そして原題は「She Came to Me」
me ってダンナさんのことなのかな?
応援モード
54本目。
タイトルのオシャレ感に、恋愛モノかと思ってたけど、方向性が中々見えてこない。
どう収拾つけるか、釈然としないまま帰るのかと思ってたら、そう展開するのかと、応援モードになってしまう。
でも、アン・ハサウェイのキャラ設定は製作に名を連ねてるから、自身のアイデアなのかも知れないけど、ちょっと微妙な感じはある。
でも、アン・ハサウェイ観れただけでも、眼福だから、それはそれで良しかな。
自由を求めて(別の法、宗教、海)
2023年。レベッカ・ミラー監督。ニューヨークに住む作曲家と精神科医の夫婦。スランプに悩む作曲家の夫はある日出会った小型船の女性船長にひきつけられることで新曲を完成するが、彼女につきまとわれる。一方、美しい精神科医の妻は潔癖がたたって何もかも投げうって出家しようとし、彼らの息子は女子高生と付き合ったことで相手の親から訴えられそうになる。
社会の束縛から逃れ、収まるところに収まるラブコメディ。逃げ場は、法律が異なる土地、宗教施設の中、海の上にある。
自分の心に正直な選択の末〜
見終わった後、
スッキリ、爽快な気持ちになりました✨
別れもあったけど、
みんなそれぞれ、
今の自分の気持ちと向き合い、
選択し、これから進む道を自分で決めました。
みんな幸せになってね✨
音楽はよかった。
映画館からの帰り道、この映画は二人の母親の物語と気づいたら、スッキリした。
一人は、アン・ハサウェイ演ずる精神科医パトリシア(美しい!)、もう一人はポーランドからの移民、マグダレナ(ヨアンナ・クーリグ)。パトリシアがまだ高校生の時にできた肌の色の濃い18歳のジュリアンと、マグダレナが若い頃、生まれた肌の白い16歳のテレザは、同じ高校で付き合っている。この4人の間を、ちょこまか(失礼!)動いて、狂言回しを務めるのが、パトリシアの伴侶で、現代オペラの作曲家スティーブン(ピーター・ディグレイジ)と、彼に降ってくる(She came to me:原題)タグボートの船主、カトリーナ(マリサ・トメイ)。最後の一人が、マグダレナと暮らすテレザの養父で裁判所の速記者を務める厳格なトレイ。この7人が主要人物。ただこれだと映画の構造が地味なので、真ん中にいる狂言回しの二人を強調したのだろう。
一番素晴らしいのは、オペラが流れるところ。冒頭のパーティの場面で、天才ビゼーが作曲したカルメンの「ハバネラ」が、カウンターテナーで出てくる。美しい。しかも、トゥールーズ・ロートレックのような出立で現れる短躯のスティーブンとぴったり。スティーブンが、この映画のプロットに沿って作曲した(本当の作曲者は気鋭のブライス・デスナー)オペラの一曲目が「タグボート・オペラ」。メゾ・ソプラノのアリアが圧巻(演技も)。彼女はリハーサルで口を出すスティーブンにキレまくり、全く従わない。何とこの歌手は、あのバースタインの映画で、マーラーの「復活」の再現の時にも出ていたらしい。2曲目のオペラ(これもブライス・デスナー)は、最後に出てくるエイリアン・オペラ。ただ、劇中劇で出てきた部分は、映画の流れとはフィットしていなかった。他の2曲のうち「keep on the sunny side」は船に乗って海上を移動する時に流れ、気分が良かった。もう一曲のBruce Springsteenの「Addicted to Romance」は、映画全体を締めた。
気になるところもたくさん。まず、偶然が2回。最初は、マグダレナがパトリシアの家の清掃員になること、それから恋愛依存症のカトリーナが、あろうことかパトリシアの精神科クリニックを受診するところも。ドタバタ・ロマンス・コメディなのだけれど、監督も務めたレベッカ・ミラーの脚本が弱い。そういえば、市民権の取れていない移民のマグダレナの英語はたどたどしいけど、娘のテレザの英語は完ぺきかつ自然で、しかも高校でも飛び級らしい優等生。一方、ジュリアンの影の薄いことがやや気になった。個人的には、二人の母親(パトリシアとマグダレナ)にこそ、もっと幸せになってほしかった。
それでも、裁判制度に特徴のある東海岸のデラウェア州が出てきたのはよかった。子供のころから慣れ親しんでいるブドウの由来は、同じデラウェアでも、中西部オハイオ州の都市らしいが。
軽快な語り口が楽しい映画 こういう映画をたくさん観たい 俳優たちによって活き活きと演じられる魅力的な人々が織り成す人生劇 特にアン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイがいい
軽快な語り口が楽しい映画でした。
こういう映画をたくさん観たい。
個性的な登場人物たちが織り成す、ハッピーな大騒動。
様々な立場の人々が反応し合って、パズルのようにはまっていく展開が面白い。
「スクリューボール・コメディ」というらしいが、笑わせようとするようなコメディでは全くない。
「スクリューボール・ラブストーリー」とでもいいたい。
いや恋愛だけではない、人生模様のようなもの。
そのキャラクターたちが魅力的で、演じる俳優も、特にアン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイがいい。
完璧に思える女性が、潔癖症で、修道女になりたかったりする。
今風の家具やキッチンに囲まれたハイソな生活。
しかし、部屋を隅々まで掃除しないと気が済まない。
それがやがて、ミニマルな生活に憧れるようになる。
煩わしい日常の様々な雑多な事柄をすべて捨てて、一つの世界に没頭したい。
その気持ちは、とってもわかる。
身に染みる。
オペラ作家の男は、5年のスランプの最中で、人づきあいがうまくいかない。
偶然知り合った女性は、ストーカーのようだったが、実は理解されにくく実は傷つきやすくつらい過去を経験している。
厳格な父親は、法廷速記者で、趣味は南北戦争の再現劇。
聡明な若い二人の恋は、互いにしっかりした考えを持っていて、自然と応援したくなる。
親に応援されて、駆け落ち同然で結婚式を挙げるのも楽しくてハッピーになれる。
こういう恋を日本映画で観てみたい。
邦画だと、妊娠して親に反対されて悲劇的な展開になる映画ばっかりで嫌になる。
なんと、ブルース・スプリングスティーンが主題歌を書き下ろしたのも凄い。
こじれまくった話も、ラストはハッピー(?)エンド
奇人変人とまでは言わないけれど、かなり奇妙な人々が織りなす、こじれまくった話。ラストはどうやらハッピー(?)エンド。しかし、ちっとも面白くなかった。
アン・ハサウェイが、相変わらずきれいだったことだけが、取り柄。
土屋アンナぽいカトリーヌがかっこいい✨
あらすじを全く調べず鑑賞。
話が浅くない⁉︎それでいいの⁉︎と、戸惑っているうちに終盤へ。気づけば泣いていました🥹
とにかく音楽が素晴らしい🎶
さらさらと流れるような心地よいピアノ、「笑う門には福来る」ぽい劇中歌、劇中劇のオペラ…。
深く考えずに、座りさえすれば気持ちよく流れていける、春の小川のような佳作でした🌸
カトリーヌが土屋アンナさんに見えて仕方なかったです🤭
いまの現代オペラの素晴らしさが伝わってくる!?あったかーい感じ
ブルックリンでオペラを
神戸三宮にある映画館 kino cinema(キノシネマ)神戸国際にて鑑賞2024年4月9日(火)
パンフレット入手
この作品の原題「She Come To Me」は、マリサ・ドメイ演じる曳舟の"船長" カトリーナのことを指す。
ニューヨーク、ブルックリンに暮らす、人気精神科医のパトリシア(アン・ハサウェイ)と著名な現代オペラ作曲家のスティーブン(ピーター・ディンクレイジ)の夫婦。5年前、パトリシアは大スランプに陥り一曲も書けなくなったスティーブンの担当医となり、それをきっかけに前夫との息子ジュリアン(エヴァン・エリソン)を連れて、彼と結婚した。
パトリシアの後押しで、オペラスペースの理事長からの発注を受けたスティーブンは新作に取り掛かるが、相変わらずアイデアは全く浮かばない。そんな夫を見守るパトリシアにも悩みがあった。完璧主義の彼女は、精神科医が本当に自分のなすべき仕事なのかと疑問を感じていた。
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そんな中、脚本家にも見捨てられ激しく落ち込むスティーブンをパトリシアは犬の散歩へと送り出す。愛犬リーバイの行くままにさまよい歩き迷子になれば、普段の思考パターンを継続するだろうという"治療法"だ。いやいや町に出かけたスティーブンは、とあるバーに入り「5分だけ」とリーバイに言い訳をして、真っ昼間からウイスキーを頼んでしまう。すると、仕事は曳舟の"船長"だと言う、風変わりな先客の女性カトリーナ(マリサ・ドメイ)から声を掛けられ、気が付いたらさそわれるままに彼女の停泊中の船に乗り込んでいた。
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船内を案内され、何時の間にかダブルサイズのベッドが鎮座する船室へと導かれるスティーブン。そこでカトリーナはスティーブンに、自分はかつて恋愛依存症と診断され治療も受けたと告白する。頭では危険な誘惑だと分かっているのに、カトリーナのイカれているのに愛らしい、ひねくれているけど、ユーモアに満ちて、まさに世界にひとりだけの不思議な魅力に心を奪われたスティーブンは、最終的に彼女を受け入れてしまう。だが落ち着いて理性を取り戻したスティーブンは、慌てて船から逃げ出す。すると、まるで天啓を受けたかのように、彼の中から新しい音楽が溢れ出す。
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カトリーナをモデルに、一気にオペラを書き上げるスティーブン。それは演出家も目を見張る傑作で、最高のキャストを得て遂に初日を迎える。緊張に強張りながら舞台袖に控えるスティーブン。各席にはひときわ大きな拍手を送るパトリシアとジュリアン・・・だけではなく、食い入るように見つめるカトリーナの姿もあった。幕が下がり主演俳優に促されて舞台に現れたスティーブンは、興奮と感動に包まれた観客から「ブラボー」の嵐を浴びる。
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舞台は大成功だったが、ロビーでカトリーナと再会したスティーブンは、思わぬ行動に出てしまう。さらに夫の復活を喜んでいたはずのパトリシアには、ある秘めた願望が芽生える。生まれついての「潔癖症」で清掃が大好きなのだが、あるシスターとの出会いから、自分自身の人生まで"大掃除"をして修道女になりたいという願いが日に日に抑えられない状態になっている。
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そんな夫婦に、今度は高校卒業目前のジュリアンに振りかかった、思わぬ問題が立ちはだかる。同じ高校に通うテレザ(ハーロウ・ジェーン)と付き合っているのだが、進学に集中してほしいと願う彼女の母親マグダレナ(ヨアンナ・クーリク)が、16歳のテレザと関係した18歳のジュリアンを、罪に問えると言い出したのだ。息子の未来を守りたいパトリシア、義理とはいえ、一度くらい父親らしいことを決意するスティーブン。そこに若い二人の恋をかなえてあげたいと願うカトリーナが加わる。
いくつもの出会いが絡まった果てにそれがたどり着いた人生の答えとは
ここまでは、パンフレットからの引用なのだが、最後をあえて記載しないというのは粋な計らいと感じる。
つまりこう。
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パトリシアは修道女の姿で現れた。テレザとジュリアンが結婚できる他の自治州を探しあて、カトリーナの船にみんなと一緒に乗って、結婚式を挙げるために、海の中をすすんでいくのだった。
監督・脚本・プロデューサー レベッカ・ミラー
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感想
久しぶりの優しい感動の作品だと感じました。
ネタは面白いんだけどなぁ。
当然アンハサウェイ目当てです。
ピーターディンクレイジは椅子取りゲーム見てないけど気になる役者だったので見てみた。
NYのおしゃれ恋愛コメディである事は間違いないんだが全体的に温度感低め、そこがNY的なのかもだな。
メインの3角関係で話が盛り上がるのかと思ったら、あっさりアンの出家で問題が片付き息子の話にスライドしてしまったせいで肩透かし感半端なかった。
旦那ががあっさり嫁から船長に鞍替えするのも説明不足感あり。
なんかネタと素材は良かったが、活かしきれなかったという事だろう。
家族
アン・ハサウェイが出ているというだけで観ちゃいました
40過ぎてもヤバいくらい綺麗でしたね
作曲できないオペラ作曲家の夫
潔癖な妻
恋愛依存症の船長
法律かぶった夫
家政婦の妻
といった面々が織りなす家族の物語
アメリカは州によって法律が異なるところがミソ
船長カッコイイという結論で!
たまには映画でも観ようかなって人にちょうどいいかな
アン・ハサウェイは美しい
それぞれのエピソードが最終的に繋がってまさかの展開に。恋模様の乱立と普通じゃない人々の織りなす物語が独特の雰囲気を醸し出す秀作。自己満足のため娘の将来を踏み躙る継父が許せない。その反対にあっさり結婚すれば解決だと提案する息子の継父が素晴らしい。これぞオペラということか!
個性派の恋愛劇がブルックリンを染めていきます。
でもやっぱり優勝は女船長🏅
是非映画館で🎦
40
前半からは、想像出来ない❕後半の怒涛の展開にビックリ❗️❗️
まずは、自分はアンハサウェイが好きで観に行きました。サスガに美人で彼女が居るだけで画面が華やかです。
肝心な内容は、なんですが。。。浮気旦那、漁師の間女?🤣笑笑の恋愛のドタバタ💦
息子の恋愛騒動❕と振りまわされる人間関係が観てて面白く飽きませんでした。
最後、絶対に結ばれては、ならない禁断の恋愛だって。。。本人同士の強い気持ちがあれば、離れない❗️❗️❗️と言い切ってる所にグッときました✨いい映画🎞でした。
ちょっと肩すかし喰らった感……
面白かったんですよ、アン・ハサウェイはいつもながら美しいし、ラストも明るいタッチで。
でもなぁ、だからこそなのかもしれないけど、登場人物たちの掘り下げ方が浅い気がして、もっと各人が抱えている心の闇というか傷のようなものを認識させてくれて、それが原因で直面している現実と、それを克服したところで見えてくる未来、みたいな構図がイメージできたのなら、もっと誰かに共感できただろうな、と、そこが残念ではあったけれど、深く考えず、若者たちが輝けることを祝福してあげて、良い気持ちで帰れたことに感謝かな。
あと、邦題はどうなんだろう?映画好きの人たち以外にも来てもらいたくてイメージしやすい地名とかを入れるのかもしれないけれど、「彼女が降ってきた」の方がストンと胸に落ちたような気がしました。
ソコソコ、にっこり😊
Prettyなアン・ハサウェイは、やっぱりvisual的に観てて楽しいし、Witch?カトリーナは、ぶっ飛び加減が良い具合で好感が持てる。 ラストに流れるBossのtuneがイイ。ブルース・スプリングスティーンの歌声、Loveは何歳になっても忘れてはいけないと語ってくれる。時間があれば、でオススメね☺️
終わりよければ─
よくあるようなラブロマンスを、複雑であまりないような家族構成でもって見せられ、しかも内容も非現実的なものを感じてしまったために、最初はすんなりと受け入れることができませんでした。しかも、華麗に映し出されるアン・ハサウェイ─かなり魅力的なのですが、相当の違和感・・・また、最初の劇中オペラが全くいいものには見えないのに劇中では絶賛される違和感・・・まぁそれはそれで結構笑えるんですが─しかもあのアン・ハサウェイの違和感はここに帰結するのか!と思ったし。
意外と音楽的なこだわりは薄い作品かもと思いながら見ていましたが、次のオペラの感動的なことと絡ませ方の見事さに、そしてまた最後のブルース・スプリングスティーンなんかで、結局は音楽だったんだと─いや、あのオチだったのか?めっちゃおもろかったけど、アンさんあれで良かったんですかねぇ
めちゃくちゃ長く感じた
20周しておもしろいのかも?って考えたすぐ後に21周してやっぱおもしろくないなと思って終わったときには25周くらいしてやっぱりずっとおもしろくなかったなという感想。
初めてスティーブンが船に乗るまでは面白いかも?と思っていたけどその後からずっとおもしろくなくて見終わったとき3時間くらい見た気がして調べたら104分でビックリした。
オッペンハイマーより全然長く感じたし一緒に行った人は隣で完全に寝ていた。
パトリシアとスティーブンの夫婦にもっとフォーカスを当ててたらもう少しおもしろかったのかもしれないけどメインがどこなのかも分からないくらい全部中途半端だった。
結局この映画はなにがテーマでなにを伝えたかったのか?
見ている間ずっと考えてたけど「多様性を訴えたいのか?」と、それしか感じなかった。
ただアン・ハサウェイがめちゃくちゃ綺麗だった。
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