「注:悪口しか言ってません」オクス駅お化け なつさんの映画レビュー(感想・評価)
注:悪口しか言ってません
「あの作品」が常に頭にチラついて集中が難しかった。
妹の家の雰囲気も、あっ…ってなったし、ほら出た井戸だよ〜も〜
伝染する呪い、それを追う記者、呪われた近しい人、古地下鉄駅、古井戸、孤児院、爪痕、捨てられた子供。
孤児院にはあんなに子供がいたのに作品で呼ばれるのは3人だけかい?もっといてもよくない?
お化けじゃなく霊だし。
序盤に首チョンパがあったので、おっ!こういう感じか?とか思ったら違うし。
全体的に汚い。
死体洗いのおっさんや爪痕だらけの死体、自殺者の妹も顔色が悪く動作が怖い。爪痕もギザギザしてるのも気持ち悪いし、子供達の霊も汚い。一斉に叫ぶの嫌。
主人公の女の人(男の人)の取材の件とかありえないほど失礼。ゴシップ記事書きなら仕方ないとはいえ。
嫌悪感を感じさせる演出が目的なら大当たりだけども。
心配していた友人にも呪いを移され、憎い社長に呪いを移すとかあまりにも胸糞。社長も不自然なほどカット入れて嫌味を浮き彫りにしてたけど。
成仏させようとイキり倒してたくせに祓えないとなると途端に無能になる主人公。
孤児院で番号で呼ぶのも臓器売買や雑な葬り方もどうかなとは思ったけど、その番号を呼ぶ事で呪いが発動し爪痕がつく設定は良かったのでその辺をもっと生かして欲しかった。
番号=子供に行くまでが長すぎたかな。
爪痕が出てから死ぬまでのタイムリミットが分からないのでそこもなんとかならぬものかと。
結局、骨を探しだし弔って成仏し呪いもとけたかな…実はまだまだ恨みがありましたよ…安直だなぁ。
擦りつけ合いながら伝染する呪いやだなぁ。
ホラーの要素を盛りだくさんに80分に無理やり詰め込んだせいで余計なツッコミを増やしてしまった墓穴作品。
尺の短さで選んでサクッと視聴しようと思ったら思いの外消化できずにイライラする粗悪なホラー栄養素たっぷりの美味しくないレーション食べてる気分。