「呪痕の描写が怖くて痛々しかった」オクス駅お化け tabotyokoさんの映画レビュー(感想・評価)
呪痕の描写が怖くて痛々しかった
感想
脚本家が有名な人たちということを視聴後知りました。(まさか「リング」シリーズ、「呪怨」、「女優霊」、「霊的ボリシェヴィキ」などJホラーから個性的な怖さまで手がけられた、高橋洋さんとは思いませんでした。 白石晃士さんの名前があったから今作品はバキュームされました…)
他の方のレビューにあるとおり、リングのような流れ、リングで見たことあるようなシーンがいくつか目に留まります。(せっかくの韓流ホラーを観ているのに、すこし残念。脚本家がその方ご本人だから仕方ないのですが…)
うーん。怖さはあまり感じられませんでした、音で怖がらせるやり方はもう大丈夫ですってば…。(ヒッチコック監督の「鳥」みたいな怖がらせ方を望んでしまう…)
ただ男の子の方がキャーキャー騒いで大いに怖がってて、女の子の方は怖がりつつも冷静にどっしり構えてて。この構図は面白かったです、もっと増えていくことを期待。
それと主役2人の服装も面白いと思いました。性別の差を感じさせないユニセックスな服装にも勝手に好感を持ちました。(まあ2人とも骨格が男性性、女性性が出ちゃってたから、ユニセックスな服を着ても何となく性別が分かっちゃうけど…)
あとラスト。途中から、どうしてあの人はこんなに意地悪するのかとか、どうして神経を逆撫でするようなアクション・癖?をとるのかとか考えてましたが、ラストを見て、そっかー!と思いました。あのラストを迎えるには、あの人は「誰が見ても、選ばれても仕方のない人物」に落とし込まなければならなかったんですね。(正直、主人公GJと思いました。ピンヒール履いた主人公かっこよかったです。)
しばらく、爪痕や、爪でこさえた傷は観たくないです…