ブラック・デーモン 絶体絶命のレビュー・感想・評価
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アメリカン傲慢親父…
人間の自然破壊への怒りとして、悪魔と呼ばれる巨大サメが人を食い尽くす。。ってほど食い尽くすシーンは出てこないし、何ならサメもそれほど出てこない。それよりも、家族の金のために石油会社に言われるまま、環境破壊の報告を無視し続け、地元の街を廃墟とした親父がラストに至るまで役立たず。自らの死と引き換えに家族を守ったが、家族もかなりあっさりした終わり方。もっとサメが出ないとヒューマンドラマとしては内容が薄い。
【熱帯夜にはヤッパリサメ映画だね!環境汚染と隠蔽の報い、そして男としての責任の取り方。バクバクー‼ドーン!あのさあ、サメ映画ってのはね・・。<以下、自粛>】
<Caution!内容に触れています。>
■海底油田の視察とバカンスを兼ねて家族とメキシコを訪れたニクソン石油の社員、ポール(ジョシュ・ルーカス)の前に、アステカに語り継がれる伝説の超巨大ザメ、ブラック・デーモンが【ちょこっとだけ】現れる。
だが、何故か海上の孤島の海底油田リブには通信手段はなく、ボートは損壊し更に海底には何者かが仕掛けた大型爆弾が見つかる。
◆感想
・あのさあ、サメ映画の面白さは、サメと人間の知恵比べを見せるか、潔くサメに”バクバク―!!”と食べられちゃうまでのプロセスをスリリングに描くところだと思うんだよね、ワタクシハ。
・だが、この作品ではブラック・デーモンは殆ど現れない。現れないったら、現れない。背びれがチョロット見えるだけ。一か所、ボートを丸呑みにするシーンがあるが、その他は海底油田リブに姿を見せずに体当たりするだけ。するだけなんだよ。
・ストーリーは、愚かしきポール君が改心して、家族を護るためにドーン!とコレマタ一瞬だけ姿を現すブラック・デーモンに食われながら自爆し、ブラック・デーモンを斃す。
そしてその姿を見てポールといっつも喧嘩していた妻や子供達は涙する訳であるが・・。
<今作は、ヒジョーに突っ込み処満載の、殆どサメが出て来ないサメ映画である。
エイドリアン・グランバーグ監督は、サメ映画の秀作「ロスト・バケーション」「ディープ・ブルー」を見ておべんきょーするよーに!。ホント、エラソーでスンマセン・・。>
シャークの出てこないシャーク・パニック・サバイバル?
『ブラック・デーモン』となかなかのタイトルのシャーク・ムービーで、恐ろしいメがロドンが登場し、次々と人々を襲う海洋パニック作品かと思い鑑賞。しかし、肝心の『ブラック・デーモン』と名付けられたシャークは殆ど姿を現さず、時々、黒い影が行ったり来たりする程度。この手の作品に期待したり、求めたりしたりするサバイバル・パニックとはかけ離れていて、映画.comの評価2.3も納得のB級、C級作品。
むしろ、地球環境に対して一石を投じるような内容で、海洋油田基地を舞台として、その杜撰な管理体制による海洋汚染や環境破壊への警鐘が主テーマとして置かれている。そんな環境破壊を起こしても見て見ぬふりをして、隠蔽工作に走る油田会社こそが、本当の『ブラック・デーモン』とも言えるのだろう。
家族旅行を兼ねて、メキシコの海洋油田基地の調査に訪れたポール。しかし、油田近くの街を訪ねると、街を挙げての開発油田のはずが廃墟と化し、活気を失っていた。ポールは、会社命令で油田調査に向かい、家族もその後を追って油田基地を訪れる。しかしその時、アスティカ文明に語り継がれる趙巨大ザメ『ブラック・デーモン』に襲われ、基地の多くの人々が、その餌食となったという事実を知る。油田基地の無線も壊され、ポール達は取り残される。
そこからは、巨大サメとのサバイバル・アクションかと思いきや、油田への時限爆弾が発覚し、それが管理体制の隠蔽工作を巡るサスペンスへと様変わり。『ブラック・デーモン』も肝心な姿をスクリーンに露になることも無かった。あれあれって感じで、クライマックスも、家族愛の王道を貫く形で、なんとなく、シャーク・パニックへの期待とは違う方向でエンド・ロールを迎え、消化不良の内容だった。
石油会社の陰謀
確かにメガロドンは出てくるが、怖いのは海底油田掘削基地の原油流出トラブルの証拠隠滅と責任転嫁を企んだ石油会社の卑劣さの方でした。
何で家族を巻き込むのかよくわかりませんがまあ、怖がらせるには常套手段、酔っ払いに娘を襲わせ油田に行った夫を追うしかない設定など前置きが長くてなかなかサメは出てきませんし海中シーンは暗くてよく見えません。
アサイラムのサメ映画程、茶目っ気はありませんでしたし、似たようなサメのパニックものは多いので既視感もあり恐怖感はそこそこでした。
家族を守るために犠牲になるパパは英雄?、悲しい結末なので後味も良くありませんでした。
大人しいサメ
サブタイトルに「絶体絶命」とあるが、町の人々は様子がおかしく、油田には通信手段も無く、爆弾がセットされている有り様。そして周囲にはブラック・デーモンこと巨大ザメが泳いでいるのである。これを絶体絶命と言わず何と言おうという状況だが、意外にもサメが大人しいのがツボである。実際のサメもほとんどの種が大人しく、臆病な性格なのだが、それをイメージしてより「リアルな」サメにしたかったのだろうか。だがせっかくのパニック映画なのだ。もっと人員を増やし、喰われキャラをバンバン破竹の勢いで喰ってくれなくてはこちらの興奮はそう続かない。
本作のテーマとして、世界規模と化した環境汚染のいわゆる時事的問題があるのだが、それに加えて家族愛等のメインディッシュ級のテーマを詰め込みすぎた印象がある。どんなに美味しい材料でも皿に乗り切らなくては意味がない。その為か環境汚染を訴える材料としても、家族愛の描き方も、サメに襲撃されるシーンも全てがパンチが弱く、中途半端に思えてしまう、非常に勿体ない作品だった。
だが、シーン毎の描写は丁寧であり、下らないやり取りで興醒めする事もなく、少し大人なパニック映画に仕上がっている。総評して★3つ。過度な期待をしなければそれなりに楽しめるだろう。
求めてたものと全く違うものが出てきてがっかり
とにかく暴れたり、パニックになるみたいな
大味で理屈を超越したサメの暴れっぷりが見たかった。
安っぽいくせに謎のヒューマンドラマ主体で
サメの見せ場がない
トラロックの言い間違いとかなんだったんやアレ
ジャンキーでいいのに、それじゃないのよ欲しいのは。
正直、チワワがかわいいだけの映画なので
サメ映画ではなくて、犬映画です
これ見た人絶対メグ見る。
予告編の、でかいサメばっしゃーんが
この映画のピーク
ていうかほかほとんどサメ出ない
見終わったあととりあえず
メグたのしみになる
廃れた街の感じはなんかリアルで怖かった。
あとチワワが可愛すぎるけど、飼い主のピンチでもなにも活躍しない。
MEGの続編と間違えた。。。
「MEGの続編?この前予告やってたのに意外に早い公開だなぁ?タイトル何で変えてんだろ?」と疑問符が頭をかすめつつも鑑賞。
そしてジェイソン・ステイサムが何時までたっても出てこねーなと中盤あたりでようやく別物だと気付く始末。結果、意外に楽しめた。
メキシコあたり?海洋油田基地調査に美人メキシコ人妻、生意気盛りの娘っ子、意味ありげに賢い息子ちゃん達の家族連れで訪れたポールはアレやコレやで巨大ザメが周囲を徘徊してる油田基地に先達2人と一緒に閉じ込められ、、、、。
巨大ザメが幻覚も見せる超常的な存在である設定が斬新だったが、それも大した事なくw油田基地にガンガン体当たりしーの、海に落ちるの待ち構えてウロチョロする以外大して芸がなかったりとあの超常バワーは何だったのか?的な知性を感じさせない単なるデカザメとして最後は爆弾抱えたポールを捕食してボカーンと駆除される結末。
下の子が何回も現地の神名トラロックを言い間違いして苛ついたメキシコ人達(ママ含む)に訂正されてるの何か意味あったのか?と疑問だった。
舞台設定だけで押し切ろうとする悪い例
ここ5年ほどのB級映画の特徴として、登場人物を少なくして、CGでなんとかしようとする傾向を感じる。洋上のセスナ機とかスキー場のゴンドラとか鉄塔の上とか…。
本作の舞台は、洋上にある海底油田の採掘場。爆弾が仕掛けられていて、巨大ザメがうろついている。正直魅力的なのはこの舞台設定だけ。ここに主人公家族をどう送り込むかということが大事だったんだろう。
でも、この舞台設定以外は結構グダグダなのでかなり退屈する。肝心のブラックデーモンも海に入らなければあまり怖くないし。かといって爆発までのドキドキもあまりない。脱出する方法もよくわからないし。なんとなくいい話でまとめようとしてる感じに少し呆れてしまい、最後のワンシーンには苦笑してしまった。まぁ、ありがちな終わり方ではあるけど。だからといって続編が作られるわけもないんだろう。
おもんな!
2023年劇場鑑賞131本目。
サメと爆弾両方に命を狙われるみたいな予告で盛り込みすぎサメ映画だと期待していたのですが、実際サメに襲われるのは3分の2過ぎてからで、その後もとりあえずそこにいれば襲われない安全な場所にいるので全然緊迫感がない。気がついたら海に落ちたりする人がいるので(なんでやねん)無理矢理襲われてる感がすごかったです。
最後のオチもまぁそういう倒し方もあるんだろうけど、なんか他になかったかなという感じでカタルシス低め。寝てる間に登場人物一人いなくなってました(笑)
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