ブラック・デーモン 絶体絶命のレビュー・感想・評価
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大人しいサメ
サブタイトルに「絶体絶命」とあるが、町の人々は様子がおかしく、油田には通信手段も無く、爆弾がセットされている有り様。そして周囲にはブラック・デーモンこと巨大ザメが泳いでいるのである。これを絶体絶命と言わず何と言おうという状況だが、意外にもサメが大人しいのがツボである。実際のサメもほとんどの種が大人しく、臆病な性格なのだが、それをイメージしてより「リアルな」サメにしたかったのだろうか。だがせっかくのパニック映画なのだ。もっと人員を増やし、喰われキャラをバンバン破竹の勢いで喰ってくれなくてはこちらの興奮はそう続かない。
本作のテーマとして、世界規模と化した環境汚染のいわゆる時事的問題があるのだが、それに加えて家族愛等のメインディッシュ級のテーマを詰め込みすぎた印象がある。どんなに美味しい材料でも皿に乗り切らなくては意味がない。その為か環境汚染を訴える材料としても、家族愛の描き方も、サメに襲撃されるシーンも全てがパンチが弱く、中途半端に思えてしまう、非常に勿体ない作品だった。
だが、シーン毎の描写は丁寧であり、下らないやり取りで興醒めする事もなく、少し大人なパニック映画に仕上がっている。総評して★3つ。過度な期待をしなければそれなりに楽しめるだろう。
求めてたものと全く違うものが出てきてがっかり
とにかく暴れたり、パニックになるみたいな
大味で理屈を超越したサメの暴れっぷりが見たかった。
安っぽいくせに謎のヒューマンドラマ主体で
サメの見せ場がない
トラロックの言い間違いとかなんだったんやアレ
ジャンキーでいいのに、それじゃないのよ欲しいのは。
正直、チワワがかわいいだけの映画なので
サメ映画ではなくて、犬映画です
これ見た人絶対メグ見る。
予告編の、でかいサメばっしゃーんが
この映画のピーク
ていうかほかほとんどサメ出ない
見終わったあととりあえず
メグたのしみになる
廃れた街の感じはなんかリアルで怖かった。
あとチワワが可愛すぎるけど、飼い主のピンチでもなにも活躍しない。
舞台設定だけで押し切ろうとする悪い例
ここ5年ほどのB級映画の特徴として、登場人物を少なくして、CGでなんとかしようとする傾向を感じる。洋上のセスナ機とかスキー場のゴンドラとか鉄塔の上とか…。
本作の舞台は、洋上にある海底油田の採掘場。爆弾が仕掛けられていて、巨大ザメがうろついている。正直魅力的なのはこの舞台設定だけ。ここに主人公家族をどう送り込むかということが大事だったんだろう。
でも、この舞台設定以外は結構グダグダなのでかなり退屈する。肝心のブラックデーモンも海に入らなければあまり怖くないし。かといって爆発までのドキドキもあまりない。脱出する方法もよくわからないし。なんとなくいい話でまとめようとしてる感じに少し呆れてしまい、最後のワンシーンには苦笑してしまった。まぁ、ありがちな終わり方ではあるけど。だからといって続編が作られるわけもないんだろう。
おもんな!
2023年劇場鑑賞131本目。
サメと爆弾両方に命を狙われるみたいな予告で盛り込みすぎサメ映画だと期待していたのですが、実際サメに襲われるのは3分の2過ぎてからで、その後もとりあえずそこにいれば襲われない安全な場所にいるので全然緊迫感がない。気がついたら海に落ちたりする人がいるので(なんでやねん)無理矢理襲われてる感がすごかったです。
最後のオチもまぁそういう倒し方もあるんだろうけど、なんか他になかったかなという感じでカタルシス低め。寝てる間に登場人物一人いなくなってました(笑)
お祭り。
夏はサメ祭り!
みんな大好きサメシリーズ🦈
たださ、サメ映画はもう「ジョーズ」を超えられないんだよ…初サメ映画なのに完璧。
後追いのサメ映画はどれも似たようなお話し。のはずなんだけど、この映画、サメ必要か⁈全くの存在感ナシ。
最後は自己犠牲による良い人押し付け物語…
前半から寝たよ。
暗闇で何をするか
異変を察知した港の男達が駆けつけて全員助かる、という馬鹿ハリウッド・エンディングだったらどうしようかとハラハラしたが、そうじゃなくてよかった。
サラリーマンの悲哀を描いた一品で、大まかなコンセプトは悪くないが、もう一捻りしないと、単なる意識高い系になってしまうのでは?
おしいな
79本目。
最後だけを観れば、涙なしではになる。
何故あそこに行かされた理由が分かったけど、差し迫る危機、サメの恐怖、絶体絶命感が感じられない。
役者さんが無理矢理テンション上げてどうにかしようと言うのは伝わってくるけれど、空回りしてる感がある。
もったいないかと。
映画の述べる趣旨は他にあって、いわゆる「サメ映画」と解釈して見に行くと混乱しそう
今年179本目(合計830本目/今月(2023年6月度)4本目)。
いわゆる映画館の予告編ほかで流れていたとおり、俗にいう「サメ映画」の一類型には「一応」入ります。ただ、サメが出てくればサメ映画なのか?ということが当然そうではないように、当然合理的な解釈はされます。
この映画は他の方も多く書かれている通り、「表面上は」サメ映画ですが、実際はサメ映画というのは表面的な話で、映画の中ではサメ映画(というより、サメ自体)に関する描写は少な目です。その代わりに入ってくるのは「海洋を汚染してはいけない」「神の信仰に逆らってはいけない」といった、一般的にB級扱いがお約束の「サメ映画」で期待するような内容をはるかに超えた論点が裏で待ち構えていて、もう6月にもなったし、涼しみも得てサメ映画でも見ようかな、と思うと、???な展開が待っています。
※ 他の方も触れている通り、この映画は一定のマヤ・アステカ文明の知識が要求されるなど「サメ映画の一般的な相場」を考えても求められる知識量が妙に偏っていたりします。
日本では「サメ映画」といえばB級、そして「細かいところに突っ込みをいれずにB級なりのたのしさで見ようよ」というのが一般的な立場ですが、本国(アメリカでもフランスでも、該当する国)では、そうでもなく「サメ映画にも教育的観点を混ぜるべき」という考え方なのでしょうか??
少なくとも日本で映画を見に行く方は程度の差はあってもサメ映画といえば「細かいところに突っ込みを入れずにB級感を感じようよ」という趣旨で見に行くかと思われますが、実際には海洋汚染がどうだの、マヤ・アステカ文明がどうだのといった細かい知識を個々要求するので(後半は少な目。前半がとにかく多い)、中には???な状態になった方も多いのではなかろうか…というところです。
これらまで考えて以下のように評価しています。
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(減点0.3/一般的な「サメ映画」を想定すると観客は混乱する)
・ もちろん、「サメ映画はこうでなければならない」という規定はどこにも存在しないので、本映画のような作りをするのも自由です。一方で日本国内では「サメ映画といえばB級、細かいことに突っ込みを入れない」という「暗黙の了解」があるので、上記のような映画であれば、もう少し紹介や予告動画ほかを公開すべきではなかったか…と思えます。
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サメの出し惜しみ
夏の風物詩と言えばサメ映画だけど、それ以前のスカ映画でした。出だしの深夜のダイビングシーンは、妙にドキドキしたけど何か肩透かし。主人公一家のオヤジがこんなヤバそうな町に家族を残して、一人で基地に調査に行く行動からして理解できません。一家まとめて基地で孤立してから面白くなりそうだけど、肝心の巨大ザメがあんまり出てこないし、あんまり大きい感じもしませんでした。結局は環境破壊がテーマなんだけど、巨大ザメが出てくる理由が曖昧だし、基地の中でのいざこざがダラダラ続いてショボい展開で寝落ちしそうになりました。監督さんは、シリーズ随一のショボさの『ランボー ラスト・ブラッド』の人で、妙に納得しました。役者さんは見事に知らない人ばかりのB級感漂うキャスティングでした。
脱出ミッション
メキシコの石油リグを訪れた家族が伝説のブラック・デーモンと呼ばれるメガロドンに襲われる話。
バカンスを兼ねて家族を連れてリグの有る町にやって来たら、潤っているのかと思いきや町は不穏な空気感。
なんだかのっけからサメ映画というよりオカルトホラーの様な演出で始まって、リグに着いてみたら石油は漏れているは執拗にブラック・デーモンに狙われているは…。
確かに巨大ザメは出て来るし襲われるけれど、迫り来るサメの恐怖とかパニックとかそういう感じは殆どなくて、これは所謂サメ映画なんでしょうかね?
優先順位間違えて旦那を責め立てる嫁によって石油会社と旦那の闇をみせるドラマですか?
爆弾はその為にあるのみえみえだし。
最後もそんな状況でもヤケに穏やかな皆さんに安っぽさを感じつつの続編におわせで、なんだか締まらすという感じ。
とりあえず、今日はキャプテンモルガン飲もうっと。
都合よくやられる……
サメ映画の王道パターン。次々やられていく人達。 こういう映画で家族愛を写しだし過ぎるとかえって緊張感が無くなるような。そしてラスト、そんな上手いタイミングでそうなるかいな? やっぱりジョーズには遠く及ばないわ。
当たり前か……。
ブラック・デーモンは眠りを誘う悪魔
サメの図体がでかいだけで、全然盛り上がらない。『MEG ザ・モンスターズ2』の便乗物件なのは承知でございますが、それにしてもサメに襲われるシーンがお粗末。
襲うサメと人間は極力別撮りだし、製油所に残された人間の数が少ないのが、致命的。サメに殺される人間が限られているのに尺がたっぷり残っている。
パパさんが捻り出した脱出案は、おセンチなラストを作るためのアホな作戦。そして、予想通りのヒロイズムで終幕。
大体さ、こんなデカいサメに襲われて、体がバラバラになる? 丸のみでしょ。目玉が浮くはずないよ。
いやー眠かった。というか、寝ました。
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