「珍しい!草彅と斎藤の髭があったり無かったり。」碁盤斬り 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
珍しい!草彅と斎藤の髭があったり無かったり。
草彅剛演じる柳田は、冤罪により彦根藩を去り、江戸の貧乏長屋で娘と暮らしていた。ん?判子職人やってんのかな?ま、仕事の話はでてこなかったけどね。それから囲碁で出会った國村隼演じる萬屋源兵衛。とてもいい感じの人で囲碁友達みたいな関係になる。そこで事件が発生し、柳田が犯人じゃないかと疑われる。そりゃ疑われても仕方ないよ。でも、やってないのに、何で証明しようとしないんだろう。もし、やり手の岡っ引きでも絡んでたら、すぐ無罪になっただろうな。
カチンカチンと大きな音の囲碁の対局シーンが結構多くて楽しいんだけど、自分は囲碁のルールが分かってないのでゲームの流れがよく分からなかった。そこ、ちょっと惜しかった。
とにかく柳田は真面目すぎる性格で、周りと争いたくないせいか、何かあると居なくなってしまう。コミケ能力無さすぎじゃないかな。
斎藤工演じる彦根藩の柴田兵庫、最初チョロっと出てから、ずっと出てこなかったので、もう死んでんのかと思ったら、後半再登場。いい奴なのか悪い奴なのか、よく分からないまま囲碁の勝負に。えっ!突然?何だか分からなかったが、自分を殺す為にやったのかな。
最後は萬屋が真実を思い出す。真実を明かして殺されようとする。ま、爺さんだからありえるな。あれ?ラストシーンは何だろう。いろんな事がモヤモヤしっぱなしで、ソコソコ楽しかったです。
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