イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれることのレビュー・感想・評価
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大きな画面で体感する喜び
野口さんの優しさ溢れるガイドに耳を傾けながらアメリカの大自然に目を煌めかせて。専門的な分野に突き進んでも、ただただ圧倒的な自然美や動物たちを愛でるだけでも。たまには大人も子供も40分間という時を忘れて。そのあっという間さが次の好奇心へと。
地球との遊び方
グランドシネマサンシャイン池袋のIMAX初体験!
映画仲間が口を揃えて「良い」という劇場は、エスカレーターのポスターがそのまま映画の歴史になっています。
素敵なラウンジに、各階それぞれコンセプトのある展示物を見るだけでも楽しい。
真四角に見えるスクリーンは、座席からの遠近感覚がおかしくなります。
今までT・ジョイPRINCE品川のIMAXがお気に入りでしたが、傾斜角も似ていて…
目の位置にスクリーンがあるというか、
目の前にスクリーンを感じるというか、
とにかく没入できます。
3Dじゃないのに奥行きを感じるので、ダイナミックな景色の探訪にはうってつけでした!
コロナを経て私たちは、映画を体感する魅力を再確認できた気がしています。
お家や移動時間に映画を手軽に“見る”楽しさと、劇場に足を運んで特別な空間のなかで映画を“体感”する楽しさ、両方選べるなんて、とっても幸せ。
前置きが長くなりすぎで申し訳ない。
人が辿り着けないような絶景を楽しむ映画だと思っていましたが、子供たちに自然と触れ合うきっかけを作っているジョン・ヘリントンさん達の活動のドキュメンタリーでもあります。
自然を体感できる様々なアクティビティも紹介されます。
日本語版のナレーションが宇宙飛行士の野口聡一さんで、何故?と思いましたが
実はジョン・ヘリントンさんとは宇宙飛行士仲間!しかも同期でずっと一緒に訓練を受けていて、宇宙に行ったのも、ほぼ同じ時期。子供も一緒の小学校に通う関係だったそう。
英語版のナレーションはモーガン・フリーマンさんらしいので、それも聞いてみたいですが、
野口さんの暖かい声がとっても心地よく、大自然に抱かれる感じがしました。
日本語版のナレーションのなかでは、野口さんの実体験も語られます…
ジョン・ヘリントンさんにも野口さんにも共通するところですが、地球を“生きている生命体”だと感じてらっしゃるところが非常に印象的でした。
トークショーで「何故そう感じるのか?」と聞かれて野口さんは
=「宇宙から生きている地球を見たから」としか言いようがない。
新人の頃に毛利さんが「地球は回っている」とおっしゃっているのを聞いて「当たり前の事を言うなぁ。」と思っていたけど、実際に船外活動をしている時、自分と地球の間に隔てるのもが何も無い状態で目の前にある本物を見ると、地球が回っているのがわかる。空の雲や海がいろんな表情を見せてくれる。地球は生きていると感じる。=
と答えてらっしゃいました。
そうか。この映画は地球という生命体と触れ合って仲良くなる方法。
28ヶ所それぞれのヒントをもらえる映画だったのか。
たった40分間で大自然を楽しめる
元宇宙飛行士の野口聡一さんのトークショー付き試写会にて鑑賞。
グランドシネマサンシャイン池袋最上階にあるIMAXシアターで鑑賞。グランドシネマサンシャイン池袋を利用して何年か経つが、最上階のシアターを利用するのは初めてだった。中に入ると普通の映画館で使用されている3倍以上のスクリーン!!!!分かりやすく言うと、ディズニーシーのソアリンに乗っているような感じ。大スクリーンでみる大自然はやっぱり圧巻だった。
劇中では3人の案内人が世界中を案内してくれる。野口さんのナレーションはとても落ち着いた声でどこか説得力があった。
この作品を見ると、自分がいかに自然と向き合っていない生活を送っていたのかと思わされる。人それぞれ自然の感じ方や向き合い方は違うけれど、自然は人生を豊かにしてくれる存在である。劇中の受け売りになってしまうが、自然を見ると人間の脳は活性化され、冴えた考えを持つようになるそう。これからたくさん自然と触れ合って行きたいと思った。
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