コカイン・ベアのレビュー・感想・評価
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この予告には罠がある
おバカ映画だろ?
そう思ってまだ見てないあなた。予告の罠にハマってますよ🐻
開始5秒でキマりまくった(ようにしか見えない)男が飛行機からコカインをバラまく
そいつをたまたま食べてしまった熊が生息する山に、それぞれの事情で足を踏み入れる人間達
可愛くて恐ろしくて最強の熊と人間のパニックムービーの開幕であるっ!
予告から受けた印象はブラックユーモアありのパニック系おバカ映画だったのだが、実際見てみるととても良く出来た脚本だった
登場人物をしっかりさばき切ったうえで90分台の尺に収めているのがまず見事だ
前半は姿なき殺人鬼のように演出することでホラー感を出しつつ、正体が分かってからは手のつけられないモンスターへと変貌する熊
これによって二度おいしい構成になっているのが上手い
いや、二度どころか見終わる頃にはモンスターなんて思えなくなっている
🐻がやっていることは変わっていないのに、
見え方が全然違ってくるという点でこれは一種の『羅生門』と言って良いのかもしれない
・・・言い過ぎかどうかは自身でご確認あれ
get higher,baby!
実話ベースの、ラリったクマさん
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
元になった実話も驚きですが、コカインを食べてラリったクマさんが人間を襲う笑撃作。ある意味自然の復讐なのか?
人間が森にコカインを誤って投下さえしなければ、クマがコカイン中毒になることもなかったし、犠牲も出なかったはず。
本作はフィクションですが、環境汚染をやめる努力をしないと、いずれ本当に自然からしっぺ返し食らっちゃうかも…
一応コメディーだからと気軽に観始めてしまうと、人体損壊描写が結構グロめですので、くれぐれもご注意下さい。
これが遺作か〜
こう言う感じかぁ…
本当は人を襲わないクマさん
エリザベス・バンクス監督はすごい!残酷でヤバい内容ではあっても実話をブラックコメディに仕立て上げるなんて笑いのツボを知ってる感じ。ちょっと新鮮。麻薬の中でも最悪のコカインなのだから・・・
売人、レンジャー、チンピラ、カップル、子どもたちとママ、救急隊、警察、そしてクマ。すべてはコカインが悪の根源であることは明白だし、振り回された人たちの善と悪を描いたのも見事。ボスの息子は恋人を失い更生しようとしていたし、指を失ったダヴィードもなんだか憎めない。ただし、チンピラの一人が生き残ったのは、新たな悪が生まれたといったところか。
この作品が遺作となったレイ・リオッタの悪党ぶりは凄い。まだまだ現役を続けてもらいたかったなぁ。また、子を思う親という構図はディーディーママとクマ親子とをシド親子に対比させているところなんてニクい脚本。とにかくドラッグは身を滅ぼす!そんなメッセージも少なからず感じ取れた。
ラリっているクマさんには気をつけて✌️
さすがアメリカですね
日本じゃなくてよかった
アメリカでの話、運び屋がコカインを飛行機で運んでいるとき、捨ててしまい、自分も飛び降り死んでしまう。
そのコカインをクマが食べてしまい、中毒になり凶暴さが尋常ではなくなる。
ボスから回収を命じられた男や、近くに住む子どもたちが巻き込まれる。
レイ・リオッタはまたもや食べられてしまう役だった。
熊ばかりか子供たちにまでコカインを食べさせるなんて言語道断
実話ベースとされているので調べてみたら、1985年にケンタッキー州の元汚職警官の麻薬密輸業者アンドリュー・ソーントンが、大量のコカインをセスナで移送中ジョージア州上空でコカインのパッケージを投棄し、自らもパラシュート降下しようとするが転倒し気を失い転落死、投棄したコカイン40キロが国有林に落ちた、それをたまたま食べたアメリカグマは薬物中毒で死体で発見されたそうだ。つまりコカインのせいで狂暴になった熊が人を襲うというのはフィクションですね。
アメリカで騒がれた事件だから映画化を思いついたのでしょうが、熊にとってはとんだ濡れ衣、足や手を食いちぎるなど残酷さを強調、子供まで使って怖さを増そうと企て、熊ばかりか子供たちにまでコカインを食べさせるなんて言語道断、ユニバーサルともあろうメジャーがとんだB級ホラーを作ったものです。
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