ミンナのウタのレビュー・感想・評価
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「村」シリーズよりは大分マシ
2025年1月14日Amazonプライムで視聴。
「呪怨」シリーズでおなじみの清水崇監督作品、これの前にやってた「村」三部作がどれもこれも悲惨な出来だったので劇場で見るのをスルーしてたのでこの機会に視聴。
当時のGENERATIONSメンバー全員が本人名義で出演してるのでファンには嬉しいかもしれないが演技は俳優に比べるとやや微妙な上に立場上殺せない為か結局全員生存するため「呪怨」みたいな無差別に被害者が出ない展開になってしまっておりあまり恐ろしさを感じさせない要因になってしまってたように感じた。
結果的にさほど怖くは無かったものの本作のホラーヒロイン枠である「高谷さな」はビジュアルやサイコパス感でキャラクターとしては立っていた事もあり、このキャラの存在だけで虚無感しか無かった「村」シリーズと比べると多少は楽しめたかなという印象。
一応続編的な立ち位置の「あのコはだぁれ?」にも登場するらしいので伽椰子ポジションを狙ってるのかな?
別のアーティストでも⋯
正直、GENERATIONSじゃなくても良かったのでは?と思う内容だったかな。
テープ逆再生の時に、りんさん(ちゃん?)って聞こえてたのは、ラストで回収された気はしたけれど。
何にしても、さなちゃんが浮かばれたと思いたい⋯⋯⋯でもないのかな?
昭和でごめーん⭐︎⭐︎
ちょっと前までアマプラで有料だったのだが、いつの間にか無料になってたので視聴。
映画効果ってすごいな〜
まぁ、そういう訳で先に「あのコはだぁれ」でしょっぱいレビューをした私では高評価はなかなか出なかったな〜。
これだから昭和は〜て。いやいや、昭和でごめんよ。
最近のグループ分かんないし、顔は同じに見えるし、名前も難解。
かぐや姫のネタは当時ビビりまくったし、CDが世に蔓延ってもなかなかB面と呼ぶ癖は抜けなかった。
その辺をしみじみと感じながら観た。
作品的にはオカルト対象も被害者も多すぎてとっらかった感じ。
サナ、ウタ、母親、トシオ。
被害者もアイドル達がちょこちょこ怖い目に遭うだけで、無事生還する。
ウタが不気味なだけで誰も死なない。
トシオは出るだけ。
特にグループが何かする訳でもない。
誰も死なないホラーって…
サナの歌を広めるとか寄り添うとか何言ってんだ?とか続編があるのを知ってる身としてはなんだかアホかと思う。
いろいろと風呂敷を広げまくったのは続編のためだったんだろうね。
恐怖対象をサナだけにして最後のビジュアルはなかなか良かったので、そこで終われば良かったなと思う。
ライブであの歌は流れるだろうなぁとは容易く想像できるし。
続編でも思ったが、サナの死因は激しくアホらしいなと思う。両親ともおかしくなっていたのかもしれないが、女子中学生の体重とコンセント引っかかっちゃったの〜はいくらなんでも間違えない。
メロディを聴くと死んでしまうとかの強烈な呪いでもあればホラー界の女王の1人にはなれたと思うけど、音を集めたいとかの理由はかなりアバウトでフワッとしてる。
続編でも書いたが「レコーダーを首から下げた最後の音を集めるサナ」というモンスターを作りたかっただけのアイドルを使った前哨戦。
ホラーでの不法侵入は鉄板。
エンタメホラーへの愚痴。
ごめんなさい。
「サナ」がうまく定着したらそのうち「伽耶子vsサナ」とかいう謎の映画ができそうだ。
意外と王道
GENERATIONSのファンならば、メンバーの個性をわかっているのでもっと楽しいはず。
結局はみんな生きてるし、ラストは想像の範疇だったけど、もう少しオチが激しく来るかと思っていたので肩すかしでした。
呪いのカセットテープ?
呪いのビデオではなく本作はカセットテープのホラー映画、 EXILEのGENERATIONSのメンバーが本人出演だからビデオでなくカセットにしたのかしら、ミュージック・ビデオとホラーの融合というお題では実によくできていますね。
不気味さはホラーの匠、清水崇監督だからそこそこ怖いしステージシーンもあるからEXILEファンの若者には受けたでしょう。少女の死は謎めいているが学校の怪談風、ジュブナイル世代には、怖さはひとしおだったでしょう。
ただおじさんには、雑味が多くちょっと分かりづらいホラーでした。
きっと、あなたも口ずさむ
感想
ジャパニーズホラーの巨匠・清水崇監督 最新作
『リング』貞子/『呪怨』伽椰子に次ぐ、最狂ホラークイーン誕生
一度聴いたら伝染する呪いのメロディーを奏でる、少女・さなの怪異が迫り来る───
得体の知れない、“人間の情念”が一番怖い
ジャパニーズホラーの真髄がここに
このメロディー、口ずさんだら最期───
GENERATIONSのための映画でファンには嬉しい作品だと思います。
音源も色々使われています。
俳優業はやらないため数原龍友はライブ映像だけの出演でした。メンバーたちのセリフは聞き取りずらいところ多々ありました。
全体的にあんまり怖くなかったですが、さなの母親が不気味なのと廊下でメンディーに抱きついてくるところは怖かったです。
呪いのメロディもあんまり頭には残らないですね。
夢は私のウタを、
みんなに届けて、
みんなを私の世界に惹き込むことです。
※さな、いい加減自分の部屋掃除しなさーい
PVですなあ。
ファンの方なら面白く見れると思います。
ただし、ホラーとするにはやや物足りないというのが正直なところ。
設定もやや雑な面があり、探偵と今回事件の鍵となる人物がつながっているとかなんだかなあという感じもあり、ホラー要素がもうちょっと深堀できているとか、いい演出があればもう少しよくなったかなと。
ちょっとストーリー性が弱いなあという感じ。
最後の方とかのライブはお金かかってるなあという気がします。
それだけです。
予告が怖そうだったので期待しすぎた
無駄にジェネレーションズが前に出過ぎてて怖さが萎む。急に音楽ぶっこんできて、おいおいってなるし。
掃除機のコードにしても、普通あそこまで引っ張る?おかしいと思おうよ。
最後も、これで終わるの?ってラストで肩透かしを食らった感じ。モヤモヤ。
期待値が高すぎたかなぁ。
あと、最後まで弟の存在がよく分からなかった。原作には書かれてるのかな?
呪怨+着信あり
この手のホラー映画にありがちな真相がわかるまでが怖い尻すぼみタイプ
マキタスポーツがかつて同級生だったというのはJKに辿り着く過程をすっ飛ばすご都合設定でマキタとJK自体には何の因果もなくマキタが最後を締めるわけでもなく霊感のある描写があったわけでもない早見あかりが突然時を超えてJKを救うというポカーンな結末
終わってみればそれなりに怖いシーンもあるが原因の女子学生が怨念化(?)してから誰も死なないという珍しいホラー映画
まだ終わってないというラストも想定内だった
アイドルもので終わらなかった一応ちゃんとしたホラー
GENERATIONSの映画って知らなかった!そもそもGENERATIONSを知らなかった!
関口メンディーをバラエティとかで知ってるくらいで他は・・・。
なので見始めたときは、「あ、そういう感じ?見るの失敗したか?」と身構えましたが、
(そういうのにありがちな)演技が変とか展開が無理やりとかもとくになく、
メンバーそれぞれのキャラも立ってて、むしろ良い味だしてました。
「見ないほうがいいっす」とかああいう霊感有りキャラはホラー的には良いですね。
肝心のホラーとしては、若干チープな演出もあったもののまぁまぁ怖い部分もあり
それなりに楽しめました。
ただ、さながただやばいやつだっただけってこと?ちょっとバックボーンが薄すぎ?それにしては力ありすぎない?
さな家でおかあさんの同じ行動繰り返しみさせられるのが一番怖かった。
ああいう、明らかにおかしなことがおきている、その違和感がどんどん強くなってくる演出はホラーでは大事ですよね~。
あとちょいちょい呪怨オマージュみたいなのありましたが、
地味でわかりにくいし余計な情報になるしで、
呪怨知らない人にはマイナスポイントになりそう。
おまけの恐怖演出
ジェネレーションズの恐怖演出つきPV?
さなが抱える異常さは勿論、母親も異質といえば異質。しかし、さなが抱える闇の伏線は回収できても、何で母親が出てくるのかさっぱり。
母親はさなに対する懺悔から生霊としてさなの霊につきまとっているのか。
呪怨の俊夫は必要だったのだろうか?
ますます恐怖演出を掻き立てるために用意した鉄板ネタのイメージしかない。
怖いか、怖くないかで言えば、コワイ
さすが、清水監督、という感じ。問題の家の内部がやや「呪怨」の家に似てるのも、ご愛嬌。
あの流れなら後味の悪いラストでもよかったのに、それができなかったんだよね。ジェネレーションズ?彼らをフューチャリングしたから、なのかな?
ラスト前まではよかったし、怖かった。でもラストで話しを完結させるためにちょっと無理矢理感がしたよね。寄り添ってあげてメンバーは解放されたけど、ラストに
ちらっ
でしょ?これ、普通の役者がやってたらラスト解決しないで、ていうジャパニーズホラーの良い所出せたと思うんだよね。あのグループを悪くいうつもりはないけど、「この人たちでないと成立しない」って訳じゃないのがね、、、
マキタスポーツは好きな役者だけど、今回の役はマッチしてなかったかも。校長先生とマキタスポーツの年齢差もね。マキタスポーツの方が生徒って😅
有名人が本人役で出てるホラーって危険な香り満載だから避けてたけど、観るべき価値はあったと思う。そういう理由で見逃している人いたらもったいないなあ
前情報なしで観て楽しめた
アマプラで久しぶりにホラー(死霊館シリーズ)を観て、
何だか火がついて上映中のホラーを観てきました。
なかなかに楽しめました。
昨今のJpopシーンに疎くて、実在のアーティストグループと知らず鑑賞。
けれど何故か関口メンディーさんだけ知っていて本人役と気づきました。
前半、もっと怖くできそうなところを押さえた演出に見える時が多々あり、
なんでだ?と思ってました。
怖くなりそうなのにカメラワークとか演出で
すっと怖さが引くところがあり、
もっと怖くできたのになと思ってしまいました。
それで十代などの若者が対象で怖すぎNGなのかな?とも考えましたが
アイドルグループの出演で、そこのファン層も見るから
演出に少し都合がはいるのかな?と思いました。
けれど後半に入るにつれ、どんどん怖さが増してきました。
追い詰められていくメンバーの様子も良かったし
ダンスグループサイドから、さなサイドの方に話が深まったら
流石の役者さんの演技にゾクゾクきました。
特に前述の演出でちょっと油断していたら、
個人的に一番ビビったシーンで背筋がガチで凍り
思わず目を瞑ってしまいました。
(お母さんですw この女優さんに賞あげたいw)
ラスト、あっさりみんなが戻ってきて、
やっぱりアイドルだけにエグい終わりにはしないのかなと思ったり。
【無事帰ったと思ったら、メンバー全員であの歌を歌いだす】という
全員やばいエンドかもと思ったんですが、
客の中にさなが紛れてるのを見て
「取り憑きすぎてファンになってる!」と一人吹き出してしまいました。
けれどエンドロール後の展開が来て
やっぱりただでは終わらなかったと理解し、納得して帰りました。
けれど、なんだか綺麗な演出だったので怖さはなく、
やっぱりファン層を配慮してグループが関わるシーンは
エグさや気持ち悪さは押さえたのかなと思いました。
ホラーガチ勢むけより、程よくデートにも使える映画という印象。
それでも、それなりに怖く楽しめたので、気分転換のための映画として満足の時間をすごせました。
いいかげん、自分の部屋掃除しなさいよ~
アイドルプロモーション映画だろと軽く見ていたが、一応怖い作りにはなっている。忌界島よりは面白い。
突然入るカラオケ、サブリミナル的にちょいちょい入るLDHグッズはあざとい。
せっかくの新ボス「さな」なのだが、良いキャラ造形なのでコレ1本で終わらすのは寂しい気もする。
逆回転あまり意味なかったし(笑)
としおカメオ出演?
ここ数年で最恐ホラー。ただし最後のアイドル媚びが・・・
流石清水崇監督!!監督バリューで「まあ夏だし・・?」ってなノリで観に行ったらチケット代の価値有りました。すげえビビりました(笑)
しかしホラー映画ってのはキッズ率高いですねえ。僕はああいう空気結構微笑ましく見れるのですが、ソロではちょっとキツイ方も居るかもです。
さてさて内容なんですが、とある女の子の呪いがテープを通して襲ってくるという令和だからこその昔の録音テープっていうギャップのホラーや時代を時を超えたホラーみたいなテイストになっています。
もうね、流石清水崇作品ですよ。最初っからどこか画が暗くてもう不気味。昨今の邦画ホラーは明るすぎてギャグかよってのが多かったですが、監督が違うとこうも違うモノなんですね。あの時代の邦画ホラーを思い起こさせるような絵作りでまず2000円の価値を感じさせます。
しかし当の女の子役の女優さんが結構可愛いので、割と男子諸君はそっちの感想が多いかも。本音を言えば、90年代の邦画ホラーならもっと汚らしく顔も見えづらくてブサイクを採用していたかもなあなんて思っちゃいます。
そして何と言っても最高潮に怖かったのがお母ちゃんですよ(笑)。ホラーってこうだった!邦画のホラーってこうだったわ!!って思い出させるような気持ちの悪い人間なのかお化けなのか分からないその境界線×女お化けっていうまさに呪怨的な恐怖がこの令和時代に蘇っています。
そして二回目・・・(笑)アレちょっとだけお風呂場に映ってるのとかも怖すぎです。このシーンの反応を見たいが為に二回目行こうかと思ってるくらいです(ゲス野郎)。
そういえば弟は結局なんだったんでしょう?母親もちょっとおかしかったというか娘との確執が有ったようだけど、その辺の掘り下げはありませんでしたが、これが下記の理由でおそらくおざなりなんですよね・・・そう・・・・・↓↓↓
・・・・概ねワーキャー言える夏のホラー映画としては満点に近い出来だったのですが、、、、この映画半分アイドル映画なのよね。。。。
いやあ~マジでアイドルましてや男性アイドルとかSMAP嵐ぐらいしか分かんねえから、関口メンディーだけ本名っていう変なギャグ演出なんだと思ってたら(関口メンディーは知ってる)全員実在のグループっていうね。見終わってからYouTubeで予告編動画見てて知りましたよ(笑)。
天下の清水崇さんでもこういうタイアップ要求されるんだなあ大変だなあと思いました(小並感)。
あとね~最後のライブ。。。清涼感的な意味合いとファンサービスなんでしょうが、そのどっちも求めていない層からすればせっかくの良質ホラーを観た後でやっぱりアイドル媚び媚び映画なんだと思い出させられて最悪です。無いですアレは。
眼にも耳にも恐ろしい、近年屈指の怨霊ホラー
放送局の倉庫に放置されていた謎のカセットテープがもたらす怪異に、ダンス&ヴォーカルユニットGENERATIONSの面々が巻き込まれる。
これは近年屈指の怨霊ホラー!
清水崇監督作としては『呪怨』シリーズor『輪廻』以降で一番怖いと感じたし、Jホラー史上においても上位に食い込む出来では。
GENERATIONSの主演起用を初めて聞いた時は、「本業が役者でない面子が主演を張って大丈夫? アイドルのプロモみたいにならない?」と不安だったが……結果的に彼等の起用は功を奏していた。
芸能界=非現実的な現実を舞台にする事で、都市伝説的な設定にある種の業界怪談にも似た現実味が生まれる妙味があるし、そこが終盤の不穏な後味にも貢献している。彼ら自身の演技もまったく不味くない。彼らは過去に映画出演経験があるし、そもそも普段からカメラに撮られ慣れている点も大きいのだろう。
また、清水祟監督は恐怖演出のみならずミステリの語り口も上手い方だが、今回はそこも特に冴えていると感じた。
キャラ紹介を兼ねる序盤は大抵の作品で退屈になりそうなものだが、既にGENERATIONSメンバー間で“歌”が伝染している不気味なミステリを追う時系列シャッフル方式で飽きさせない辺りが巧み。
中盤の“逆再生”からは恐怖のボルテージも急上昇。じわじわ明かされるテープの出自や、高谷家での事件の圧倒的ヤバさ。謎が明かされるほどにヤバさが増してゆく……。
応用から新規まで豊富な恐怖演出は眼にも耳にも恐ろしく、特に「はぁーい」の場面にはさんざんホラーを観てきた自分でさえ危うく悲鳴を上げそうになったし、クライマックスも『呪怨』級の悍ましい怨霊の挙動にガタガタ。くぐもったテープの音、逆再生、神経に障る細かな所作の音など、聴覚でじわじわ恐怖や不安感を煽っていく演出が素晴らしい。
惜しむらくは明確に“死”を描けない展開上、『シャイニング』ばりの終盤の畳み掛けが火力不足に感じた点と、もっと高谷家の内部やさなのノート等を詳しく見せてほしかった点だが……これは些細な不満。
久々に劇場で震え上がりました!
* * * * *
【おまけ】
あの“としお”らしき少年やエンドロール中の新規カットなど未回収の謎も多い。自分なりに色々推察してみた。
■“としお”についての推察
高谷家の前に現れた少年は“としお”の亡霊と思われるが、さな死亡の時点で“としお”は誕生していない。これはつまり、さなの死亡後に“としお”が誕生し、成長した後で亡霊と化したと考えるべきか。時系列順に推察してみる。
・1992年9月2日、さな、母胎内の“としお”の断末魔を収録。手段は不明だが“トントントトトン”は何らかの呪術的な力? この時点で胎内の“としお”は魂を失った。
・さな、死亡。
・さなの事件の直後、高谷家は引っ越したと思われる。事件時に外れた扉が現在もそのままだった事から。
・“としお”誕生。
・“としお”がある程度成長した後、母親は“としお”が別人であると考えるようになる。恐らく母は“としお”に恐怖と憎悪を抱く。
<理由1>
母の亡霊の「さな、わたしのあかちゃんどこやったの」という台詞。
<理由2>
“としお”が一瞬でさなに変貌する恐怖演出。あれは“としお”が実はさなだった、もしくは2人の魂が混在する状態だったと解釈できる。
・“としお”と母、死亡。タイミングや状況は不明。
■さなが主人公達を解放した理由。
・さなは「生まなきゃ良かった」と母に罵られていた。それが彼女の先天的な嗜虐性や何らかの超常的な力を知っての言葉かは不明だが、さなが『ミンナのウタ』に没頭したのはこの言葉が一要因。
・さなは母胎内の弟“としお”が羨ましかったのだろう。自分と違い、母から生まれる事を望まれていたから。さなが『ウタ』を作る過程で“としお”に成り代わったという前述の仮説が正であれば、彼女はきっと酷く母に愛されたかったんだろう。
・『ミンナのウタ』にはさな自身の死も最初から含まれる予定だったと思うが、それは「生きてる価値が無い」自分の生を価値あるものにしたいという願いからだ。裏返せば、彼女は「自分は生きてる価値がある」と思いたかったということだ。
・他方、コードの場面で笑みを浮かべる母は、さなの死を望んでいたに違いない。やるせない。
・マネージャー・角田はさなの死を止めようとした。自分を不気味がる母や同級生と違い、角田は本当に彼女の身を案じて救おうとした。さなはきっと、「あなたにも生きてる価値がある」と初めて言って貰えた心持ちだったのではないか。それがあの涙の理由ではないか。
・角田に免じてさなはLDHメンバー他を解放した。しかしそれは同時に、「『ミンナのウタ』をより多くの人々に届ける為にLDHメンバーが有用である」と判断されたからかもしれない。ならば角田は……いわば、さなのマネージャーに選ばれたという所かしら……。
■エンドロールの新規カット
・エンドロールの最後の2カットは
本編に登場しなかったシーンだった。
①電源コードを丸める女性の手。
②恐らく自宅?の二階を怪訝な顔で
見上げる探偵・権田。
権田の娘も序盤でさなの歌を聞いていた。
まさか権田の娘はさなに取り込まれて……
以上です。
“としお”と母の死に関する空白、権田家に起こりつつある異変、『ミンナのウタ』拡大を匂わせるラスト……これ、もう1本続編作って欲しいくらいに薄気味悪いんですけど……。
エグザイルの見分けがつかない
元々メンディーしか知らなかったので
他の男が全部同じに見えてしまい。
誰が死んで誰が生きてるのか。
全然わからなくて理解が追いつかず、
ホラー感が緩くなる捜査ステージらへんで寝てしまい。
皆さんが1番怖かったというシーンを見逃したところで起きました。
もう1回見なきゃ、、、
エグザイルの名前と顔が一致しないので、「なんで最初死んだ奴がずっと出てるんだ?」と思いながら見てたら、どうやら別人でした。
メンディーがやられるシーンが好きです。
結末というか、最後はちょっとハッピーエンド過ぎる。
全員助かるんかい。と思った。
エグザイル好き向けの映画かも。
怖いけど伏線回収が…
やはり、マキタさんの娘のキスシーンとか髪の色の話、飛び降り自殺の経緯、ジェネのメンバーがラストのコンサートで急に出て来ることの説明不足と、ウタのメロディや階段からさなが降りて来るシーンがそんなに怖くないとか、いろいろ納得いかないとこはありましたが、さな母のループシーンがドキドキしたので、チャラにします。
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