ボストン・キラー 消えた絞殺魔

配信開始日:2023年3月17日

解説・あらすじ

1960年代初頭の米ボストンで起こった「ボストン絞殺魔事件」を題材に、事件を解決へ導いた女性新聞記者の奮闘を描いたサスペンスドラマ。

1962年、米ボストンで女性が自宅で殺害される事件が立て続けに発生。共通していたのは、被害者が犯人を怪しみもせず自宅に入れていたこと、そして殺された女性の大多数はストッキングで締め殺されているということだった。しかし、DNA鑑定の技術も発達していなかった当時は、すぐに犯人逮捕には至らなかった。そんな中で連続殺人事件の関連性にいち早く気づき、報道したのが、1961年にボストンで創刊されたばかりの「Record American」の新聞記者だったロレッタとジーンだった。彼女たちは自らの命を危険にさらしながらも、事件を解明するため独自の調査を進めていく。

女性の社会進出がまだ進んでおらず、「男は仕事、女は家庭」という価値観が強かった時代で、警察や男性の記者たちにジャーナリストとして認められない中でも、事件解明のために尽力した女性記者ロレッタをキーラ・ナイトレイが演じた。ロレッタとともに事件を追う同僚記者ジーン役に「ゴーン・ガール」「ゴーストバスターズ アフターライフ」のキャリー・クーン。Disney+で2023年3月17日から配信。

2023年製作/113分/アメリカ
原題または英題:Boston Strangler
配信:Disney+
配信開始日:2023年3月17日

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(C)2023 20th Century Studios.

映画レビュー

3.0 実話を元にしてると聞いて 女性が社会で活躍することが難しい時代 女...

2025年2月24日
iPhoneアプリから投稿

実話を元にしてると聞いて

女性が社会で活躍することが難しい時代
女性が記事を書いただけでも話題に

でもそれと、家族を大事にしてないのは話が違うかなぁと

興味深かったけど、結局犯人は1人確定しただけでほぼ未解決事件なのもモヤモヤ

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ジュディス

3.0 連続殺人犯を追う

2024年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

女性記者が殺人事件の記事を書くことが難しい時代
男性記者からのやっかみやプライドで協力してもらえず、犯人を見つけられないもどかしさ
警察でさえ管轄外の事件で協力を拒む
だから見えてくるものも見えない
実話を元にしたストーリーだから全面解決に至ってない終わり方
残念だ。

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千恵蔵

5.0 「SHE SAIDシー・セッド」と見比べよう

2024年1月12日
Androidアプリから投稿

2人の女性記者が巨悪に挑む姿は、「SHE SAID」と同じ。
本作は、ずっと昔が舞台。
「男は仕事、女は家庭」が当たり前の時代。
悪党だけでなく、「男尊女卑」「セクハラ」とも戦う彼女らは男の目から見ても「カッコいい」

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みっく

3.0 ロンドンじゃないよ

2023年6月12日
PCから投稿

着衣や街並みや車など時代考証が精妙だった。記者の葛藤や逡巡が描かれ、スポットライトやゾディアックを思わせた。話題になっているShe saidもそうだがこの分野(記者目線の事件簿)は秀作が多い。本作も手堅いつくりだった。
が、おとなしい印象。こぢんまりとまとまった。

個人的なポイントはナイトレイのせいでボストンがロンドンにしか見えないことw。半分冗談だが半分本気で、ナイトレイ=イギリスのイメージが固着しているので、それが街を変えてしまうのだった。そういうエレガンスをもっている人だ。

共演はGBアフターライフに出ていたキャリークーン。姐御役だがナイトレイといると米英競演のように見えた。
男性陣はクリスクーパーはじめいぶし銀ぞろい。
かならず変人や病者を充てられる江頭似のDavid Dastmalchianも容疑者をやっていた。値千金なクセ顔。(奥方Evelyn Leighはすごい別嬪さんです。)

絞殺魔の事件簿であると同時に60年代初頭の性格差を語る映画でもあった。
現代社会では差別に相当する「女だてら」という言葉が使えなくなったが、この映画は早暁な時代に女性記者が女だてらに殺人事件を追う様子が描かれている。かつての女性にとって、すべての総合職においてそれを突き詰めることは挑戦だった。

クーンは42でキーラナイトレイは40だがキャリアはナイトレイのほうがずっと長い。
そろそろ中年期だが、しっとりした深窓の佳人みたいな役が多かったので、気どったセレブを想像していたが、インタビュー動画などで見る素は、饒舌でゲラ笑いするおばちゃんのような人だ。そっちの素なかんじのナイトレイが見たいと思っている。

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津次郎

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