30Sのレビュー・感想・評価
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酒灼け声が妙にリアル
迷ったり嘘ついたり人に頼ったり善意を無にしたり、それを挽回できたりするタイムリミットが30歳あたりだったのよなぁ…と過去形で書かざるを得ないのが悲しい。 「今やりたい事」が飲酒ってオチはないか。
考えさせられる…
モノクロの男二人女一人がポラロイド(今のチェキみたいなやつ)で各々写真をとり、10年後の夢をその写真の裏に書く場面から始まる 後で分かることだが、その場所は天文台
10年後その天文台に集まることになるのだが、女性は派遣でアル中 中古車屋の社長令嬢と結婚間際 犯罪に加担して終われて失踪等々 夢は…😞失踪した男の妹(施設で育って兄弟姉妹のようにそだっただけで 血の繋がりなし)が失踪の兄を探すことで各々の10年が紡がれていくのだが…
嘘はつきたくないが、でも生きていく為には…
演劇的な映画でした
なんでそうなる?ラッシュ
20歳の誕生日に10年後の自分への約束を綴った誕生日が同じ3人の10年後の話。 30歳の誕生日の5日前、彼女との結婚を控えたタケルのスマホに「約束守れなくてごめんな」のメッセージがミタライから届き巻き起こっていくストーリー。 ミタライって?みたいな随分ごぶさたな人からの意味不明なメッセージ的リアクションで始まって、タケルとレンカとミタライの妹を軸に展開していくけれど、時系列を弄って同じことを何度も繰り返し序盤から中盤までかったるい。 その背景に見え隠れするサスペンスフルなものがあるから期待値は膨らむけれど。 そして引っ張りに引っ張って、みえたポラの裏に記されたそれは、はぁっ!?なんだそれ………。 主要な登場人物はタケルを除きみんな超絶自己中だし、そいつらに普通に付き合うやつも興信所のヤツもやっぱりなんだそれ? そしてオチもいきなりまるで死んじゃった様な夢オチの様な、それでまさかの大団円?なんだそれ?もう少しちゃんと練って欲しかった。
過去を羨むよりも前を見る気分になる作品
鑑賞後最も大きく自分の中に湧いた感想としては「自分が生きている"今"をもっとよく見渡して、大切に過ごしたい」というこれからの自分への気持ちでした。
タケルが蔵野の部屋を訪ね、みんなで探した情景が蘇って涙するタケルの姿に、自分の人生という時間があるように、人間ひとりひとりが歩んできた時間、その重みを感じ、自分に与えられた有限な時間と同様に他者の時間、他者と過ごす時間も大切に扱っていきたいという思いが湧きました。
考察に力が入ります!!
群像劇のストーリーですが、どうなるのか先がとても気になってつい前のめりになって観てしまいます。見る方によって感想が変わると思うので、たくさんの方の感想を聞いて自分も何回も見て考察していきたいなとすごく思いました。役者さんの演技がリアルで映画なんだけどそこにいるかのように入り込んで観れました。音楽や音も素敵でした。
想像外のストーリー
一言に30歳の葛藤という話ではなく それに気付くまでの何かの存在があるということ、その存在は何なのか、最後まで色んな想像をしながら観る事が出来ます。ファンタジーともホラーとも捉えてしまう、いくつもの物語を自分の中で作れる作品だと思います。 登場人物の感情が細かくセリフや表情に映し出されているのも見どころです。 何回も観に行きたい映画です。
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