交換ウソ日記のレビュー・感想・評価
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黒歴史を思い出した
内容は良くあるラブコメ展開。…なのだが、観ているうちに中学生時代、文通していたことを思い出した。 相手は隣町の中学のスポーツ女子。他の運動部の交流試合で来ていて応援に行ってた。あまり好みのタイプじゃなかったのに、周りが「あのコかわいい」って盛り上がってたのに便乗して、手紙を出した。←この辺、この頃何考えてたのか、またどうやって手紙届けたのか覚えてない。 無事、文通することになって、半年か一年くらい手紙のやり取りをした。向こうは彼氏がいて恋バナもあったけど、こっちは好きなコいないって言って、学校の話とかしてた。相手に大して興味が無かったのに、よく続いたなと。 高校に進んで、同じクラスになった男子が、その彼氏だった笑。アイツと文通してたんだよね、読んでたよ、と声掛けられて死ぬほど恥ずかしかった。でも向こうはコッチを歯牙にもかけてない感じだった。イケメンだったし。 彼女のことは正直顔もあまり覚えてなかったし、中学高校で会うことは無かったけど、卒業して予備校に通う電車内で見掛けて、声を掛けに行った。何かカッコつけてタバコ咥えながら話しに行ったけど、話題もなくてなんだかな~って感じだった。 と、そんな半世紀も昔の黒歴史を思い出し、LINEやDMじゃなくて手紙や交換日記ってユメがあっていいよな、と思った。 しかしコレ、恋も友達も失うハイリスク過ぎる行為ではないですか。無事で良かった、としか。心臓に悪い。
ホルモンが胸キュンと混ざり合う麺カタコッテリラブコメ
いやいや!噂通りの良作で!胸キュン王道ラブストーリーを詰め込んでくると見せかけ、等身大を描いてくる上手さ。これは思わず泣いてしまった…。 とにかくまず、テンポが良い!嘘から始まると2人の物語を見える範囲でしっかりと描き出し、助走をしっかりと取っている。だからこそ走り出した時のザワザワ感が一段と引き立っている。また、いつバレるか分からないことが片隅によぎる一方、共通点や話題が結びついた時の高揚感も繊細に描く。よって、2人を外から観ているというより、その渦中に飛び込んでいる感覚。これによって「いやいやそうは…」と言いたくなる所もカバーしている。(あるはある。笑) また、カメラワークも多彩かつ意欲的で面白い。叶美が話しかけられている様な目線、松本を見上げるような視点、遊園地を楽しんでいるシーンの距離感もリアル。そのくすぐったさも作品の胸キュンと高校生らしさを存分に発揮させている。 そして何より音楽よ…!マキシマム ザ ホルモンを起用する大胆さは、自分の意見が言えない主人公と人前では出しにくい部分がリンクしており、これまた挑戦的で面白い化学反応を生み出している。これは余談であるが、刃渡り2億センチ(TV edit)を映画用にリミックスするという謎の2ステップを踏んでいる。これはまだフル音源を解禁していない為…。なんかまどろっこしいな。笑 主演は高橋文哉さんと桜田ひよりさん。いよいよヒロインまで来たと思うと嬉しい所もあり、高橋文哉さんは現代的な若者っぽいモテ男を醸し出している。今っぽさを押さえつつ、多角的に描かれるラブストーリーを丁寧に描いている。ただ、最後のはいるかどうか…。あと、茅島みずきさんの可憐なポジション、板垣瑞生さんのザ2番手も嫌いじゃない。配置も上手く効いている。 胸キュンシーンにザワザワする館内。終わった後笑いあうJKたち。それを微笑ましく思ってしまう辺り、おじさんになったなぁ…。評価は高いが当のJKたちには痛く写っているのか。何がともあれ、映画として胸キュンの作り方とヒロインの成長を描く塩梅が絶妙。良かった〜。
あれ、意外と良い
まあ、10代向けの学園恋愛ものですので 1ミリも期待しないでなんとなく観てみましたが あれ、意外と観れる 笑 やりすぎてないし やらなすぎてない バランスが絶妙な感じがします 高橋文哉くんも桜田ひよりちゃんもいい演技でした なんてことない女子同士の仲直りシーンで泣きそうになってしまったよ笑
王道な話
机に入っていた手紙をきっかけに交換日記をし始めた瀬戸と黒田。 瀬戸は黒田とは違う人に当てた物だったが、黒田は話を合わせていた。 やっていく中で、黒田は瀬戸のことが気になり始めていったが瀬戸の気持ちを知っていたので自分の気持ちを閉じ込めていた。 そして、黒田は本当のことを瀬戸に話したという内容だった。 途中、瀬戸が黒田のことを意識している描写があったので黒田のうそにきづいているなとわかりました。 桜田ひよりさん、この前テレビで演じていた役のインパクトが強いので今回桜田さんなのかと違和感がありました。 話しとしては王道な恋愛物語でした。
あたりです♡
原作未読 恋愛系の映画で少女漫画原作だとあまりあたりがないんですが、これはあたり! すごいキュンキュン♡しながら鑑賞👏 すごく可愛らしい青春物語でした(*´˘`*) 今どきあまり見ない交換日記がいいです( *´꒳`*)キュン💓 憧れを持ってしまう! 高橋文哉くんめっちゃかっこいい😍 きっとこの映画でトリコになった子たくさんいるはず(☆∀☆)
劇伴の選曲が面白くてエモーショナル
「なのに、千輝くんが甘すぎる」を6回観るほどハマってしまったことで、キラキラ女子高生ムービーを鑑賞することへのバリアが外れた私は、本作も軽い気持ちで観に行くことに。千輝くんと類似設定のストーリーだが、こちらの作品は主人公ふたりの恋愛よりも、ヒロインと彼等を取り巻く学生たちの心の成長を描く方に主軸を置いているような印象を受けた。エンディングにそれが如実に表れており、カップル成立おめでとう~チャンチャンで終わらず、ヒロインの将来の姿を見せて終幕するのは良かったと思う。放送部員だった高校生ヒロインがラジオパーソナリティに成長しているって、エモい! 本作で何より感心したのが、劇伴だ。こういった類の作品では珍しいのではないだろうか、ハードコアやメロコアを採用しており、ヒロインの恋心が芽生える場面では、彼女の心臓の高鳴りを表現するためにマキシマム・ザ・ホルモンの楽曲が流れる。若者の感情表現として親和性があるし、本作では意外性もあって、面白い劇判だと感じた。ホルモンが好きという共通点が主人公ふたりを結び付ける設定なので唐突感もない。校内放送でお昼に流れるイースタン・ユースもエモかった… 苦言を呈するとすれば、キャスティングには少々無理があるだろう。主演のお二人は高校生の設定でもまぁアリだが、周りを固める役者が全員大人っぽすぎて学生のコスプレ感が拭いされなかった。学校一のイケメンを演じる高橋文哉さんは、静止画は確かに綺麗なお顔立ちだが、声に「がなり」があって、笑うと片側の広角が上がるので、本郷奏多さん系統でイケメン役よりもヒール役の方が似合うと思う。 千輝くんでもそうだったけど、ヒロインは図書委員とか放送部員、相手は陸上部とかサッカー部で、今も昔も文系女子とスポーツ万能男子という組み合わせにやっぱりキュンとするものなんですね。来年のキラキラ女子高生ムービーが今から楽しみだ。
気持ちを考えられて、優しい気分になれました。
交換ウソ「日記」、「桜」田ひより、「櫻」いいよ、好きな言葉が並んでたので前売り券を買いました。 ・マキシマムザホルモン ・高校行事 ・アナウンサー ・気持ちにウソをつかない事 ・自分の気持ちを言葉にする事
自分の気持ちに嘘をつかない
自分の気持ちに嘘をつかないって、簡単なようで出来ていないことに気付く。大人になればなるほど余計に。嘘をつくというよりも、自分の気持ちに蓋をして、上手く取り繕っている、と言うほうが近いかもしれない。大人になるとそういうことが増える。10代とか20代の頃は何でもできるって思ってたけど、歳を重ねるとその思いが歪み始める。私は30代に突入しているけど、もっと、自分の中にある純粋な気持ちを大切にしても良いんだなと思えた作品でした。 きゅんきゅんするだけの青春映画かと思いきや、自分のやりたいこととか自分の気持ちを見つめ直すきっかけを作り出してくれたかも。これを観て感じたことを大切にしたいと思った。 黒田さんが校内放送(1曲目?)で流した洋楽が気になっています。何という曲かご存知の方がいたら教えていただきたいです(><)
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