おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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二兎を追うものは・・・
孫娘を誘拐され「罪を告白しろ」と脅迫された国会議員。彼とその家族の苦悩を描く物語。
ポリティカルサスペンス・・・というよりは、「ポリティカルドラマ」と「サスペンス」のハイブリッド。
孫娘誘拐に端を発したドラマを活写し、そこに見応えを感じます。
政治的な策謀を映した政治ドラマの部分も勿論ですが、家族関係も丁寧に描写。特に、政治家の娘としての心労を味わい、自らの娘を誘拐された麻由美の悲痛な表情は心に刺さります。
しかし、サスペンスとしてはチープ。気付きも仕掛けもリアリティを感じず興ざめしてしまいます。
政治ドラマとしては観るべきものがあるので、サスペンスは警察にブン投げて「ドラマ」に特化した方が映画の完成度は高まったように思います。
私的評価は、やや厳しめです。
「細部」にこだわる映画を見たい
2023年公開、松竹配給。
【監督】:水田伸生
【脚本】:久松真一
【原作】:真保裕一
主な配役
【宇田晄司】:中島健人
【宇田清治郎】:堤真一
1.俳優たちは頑張った
ほぼすべての邦画に言えることだが、
俳優たちの演技は素晴らしい。
中島健人には、これからも期待が持てる。
(上から目線ぽい感じでごめんなさい…)
2.物足りない「細部」へのこだわり
なにか、物足りなさがあるとすれば、
「細部」だと思う。
◆贅肉をそぎ落としてほしい
ムダなカット、冗長なセリフ、過剰な演出…
があるために、
作品全体にスピード感や緊迫感がない。
※途中までは「冗長に感じる」具体的なシーンをメモっていたが、多すぎて投げ出した。
◆リアリティがなさすぎる
動作、発声、視線などがいちいち芝居がかっていて
正直にいうと、「くさい演技」に感じてしまった。
役者というより、演出依存の問題か?
作品によって、そこは使い分けるべきで、
政治(汚職)と誘拐を組み合わせた本作は、
コメディ要素や演じてる感は不要なので、
リアルに徹してほしかった、
というのは完全な私見です。
3.まとめ
中島健人は良かった。
あと、長男役(中島歩)も良かった!
☆2.5
2024 102本目
思ってたより地味
題名のインパクトがかなりあるから
かなりハードで攻撃的な映画を想像してたら
案外地味でスムーズに事が運んで行った感じがする。
犯人役のあの方をあんなところに配役してたら、
もう犯人この人です!と言ってるようなもんだなと
思いながら見てました。
車をわざわざあそこから盗んだ理由やら、
あの日にわざわざ行動を起こす理由、
父親が行方不明の間どう言う説明をしていたのか?
事故や事件で処理出来てたのでは?
罪を自白しろと言われて誰もが橋の事だと思ってたのに
なんで違う過去の罪を自白したのか?
モヤモヤがたくさん残る映画でした。
ただ俳優さんの演技はシリアスで良かったと思います。
中島健人さんも最初は何故?と思ってたけど、
男らしい顔は意外と社会派の映画に合うなと思いました。
前半に見応え
先ず何処かで観たTVドラマと同じ様な配役で映画と言うより・・と感じ...
大物政治家の孫娘が誘拐され、罪の自白を要求される。 途中まではスリ...
バランスが悪いかな。
良作だと。
ジャニタレ映画
犯人捜しは蛇足だったかな。なら序盤でそれを匂わせてよ。私の罪も自白します。
上質なクライムサスペンスを期待しての鑑賞でした。
序盤の展開は期待に応えてくれたかな…と思いつつ、犯人捜しのあたりで失速しちゃったかな…と思ったのが正直な感想です。
逮捕に至るまでの展開を、尺を詰めて、もっとスピーディーかつ、スリリングに描いてくれればよかったのに。
犯人の登場が降って湧いたかの如く唐突すぎて、肝心の終盤のお話にもうひとつ乗り切れませんでした。
犯行の動機がちょっとなぁ…って感じでした。小物臭もぬぐえなかったし。
てか、なんであの展開から「おまえの罪を自白しろ」に繋がったのかがよくわかんなかったの。
とか言いつつ、この阿呆は、何の根拠もなく、犯人は身内だとばかり考えてたの。
そして語らずを得ないタイアップ問題。もうこれ止めません?
B'zファンの方々には、本当にに申し訳ないんだけれど、作風に全くマッチしてないの。余計。普通にオリジナルサウンドトラック流せばいいのに。
って書いてから、あつ!て思ったよ。本作、印象に残る音楽がまるでなかったの。
尺を詰めてとか、スピーディーにとか言った手前、今回のレビューは以上です。←手抜き?
自宅でアマプラでの鑑賞でしたので、女装はしていなかったです。←それが普通です
女装女装ばかり言ってるので、とうとうアイコンまで女装時の私の写真にしてしまいました。←うわぁ…(^-^; 誰得?自分の罪を自白した方がよさそう。
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