おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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薄っすい…
だいたい三幕。
誘拐から最初の会見までと、辞職会見まで、そして真相究明。
進むにつれどんどんショボくなるし、味は薄くなる。
例によって、配役で察する人は察するかも。
大山鳴動して可哀想な姉弟ふたり。という感じ。
まぁ今時の邦画らしいっちゃそうかも。
テンポもよく面白かったけど客入りは・・・><;
auマンデー『おまえの罪を自白しろ』
当初配信待ち予定でしたが、予告の堤さんが悪そうだったので劇場鑑賞
こういう政治の裏の裏に世襲って部分も含めてリアリティあって面白かったですが・・・
誘拐事件が絡むとどうしてもフィクション感出るし、地味な場面にビッグネーム俳優さんいると犯人だと想定してしまう。
動機はどうあれ犯人は正解でした^^;
中島健人演じる政治家の次男と山崎育三郎演じる刑事のなんとなくバディ感が良かった。
ただ公開3日目で、ほぼ貸切っのは厳しいいね。
真保祐一は好きな作家なんですが、この作品は未読です。 映画評が良か...
真保祐一は好きな作家なんですが、この作品は未読です。
映画評が良かったので見に行きました。
久しぶりにダメダメな映画を見てしまいました。
ストーリーに全然合理性がないです。何考えて脚本書いてるんでしょうか。
多分、原作の良さを出そうと努力されたのかも知れませんが、完全に空回りです。
正に「筋が通ってない」映画でしたね。
そしてキャラが立ってません。
そこそこいい役者を使ってるんだけど、なぜ彼がそこで…っていうのが多発してました。
総理大臣とか幹事長とかはキャスティングミスですね。怖くないもの。
肝心の堤真一と中島健人の立ち位置も良く分からないまま。
それ以外の役者に関してはもう何で使われているのか分からないままに演じてたんじゃないかしら。
筋が通ってないのに音楽ばかりが緊張感や颯爽感を出そうとしてて、そのずれがもう耳障りでしたね。撮影はあんまり工夫されてなかったですね。それはそれでいいのかも知れませんけど。
残念な映画でした。
犯人が誰かがテーマではない
101分緊張感持って楽しめました!
犯人は結構序盤でわかります。恐らく、この映画で描きたいのはそちらではない。ヒューマンドラマと言いますか。人間関係をもっと描けていたら、もっと面白くなってたかも。と思うと、映画も良かったですがドラマ向き作品かのか?とも思ったりしました。
う~ん何だろう
…全く
この作品に引き込まれることなく
終わる
政治家の悪事を暴き
警察、マスコミが動いて
そして犯人を見つける
という気概感たっぷりの作品
淡々とテンポよく進んでいきますが…
気分は盛り上がらない
どこか深みが…感じられなかった
キャストの方々も一所懸命
演じているものの…
……おもしろさは
どこなんだろうと思ってしまった
けんとくん頑張ってましたね。
Dark Rainbow
予告編のみの情報だけで鑑賞。原作は未読です。
んーなんだか薄っぺらくてつまらないわけでは無いんですが、面白くも無いという中途半端な出来だなと思いました。
国会議員の孫娘が誘拐され、その孫娘を探すために政治一家や警察が奔走するというのがざっくりとしたあらすじです。
政治ドラマとしては上のものが下のものを抑圧する汚い人間模様を濁さず描き切っていたのは好感を持てました。ダメダメっぷりがこれでもかと滲み出ていましたし、なすりつけ合いってこんなに嫌なもんなんだなと再確認させていただきました。
全体的に主人公が存在しなかったのも乗れなかった理由だと思います。晄司が主人公という立ち位置なんですが、そこまでフォーカスが当たるわけでもありませんし、事件解決に大いに役立ったはずなのにそこも目立たずじまいというのは助演の立ち回りのはずなので首を傾げながら見ていました。
清次郎の立ち位置も自白するまでの流れをトントントンと見せていきつつも、予想の範疇くらいの事しか起こらないので意外性の無いキャラになっていました。
一家総出で事件に立ち向かっていくのかと思いきや、基本は晄司と清次郎の部下が足で稼いできたものを提示して会見しての繰り返しなので、兄貴や義兄は完全に置き物になっていました。これは役者の無駄遣いだなぁと思いました。
真由美はなんでずっと血まみれシャツを着てるのかってのも疑問に残りました。「シック・オブ・マイセルフ」の主人公も血まみれシャツ着て街中を歩いていましたが、もしかして注目を集めたかったのか?と直近の作品が謎にリンクしていました。
犯人サイドの描き方もなんだか雑だなと感じました。どう考えても尾野さんがあそこにいたら1発で怪しいの感じてしまいますし、案の定犯人でしたし。
動機も殺してしまった父親を埋めた土地が掘り返されてしまうからそれを阻止しなきゃ!という感じで工事を伸ばそうとなんやかんや動き回るというのを後半ドドっと明かされるので、そうですかというくらいの感想しか出てきませんでした。
河原で掘り返そうとしているところを見つかるところなんて間抜けすぎない?ってくらい煩雑でした。
会見を開いて犯人を誘き出すという珍しい手法を使ってきたなと思いはしましたが、長々とした茶番のように後半は思えてしまって萎えました。それでホイホイ出てくる犯人も犯人なんですが笑
終わりも次世代への繋ぎみたいな感じで晄司が議員になっていたのも色々とすっ飛ばしててうーんってなりました。もう少しカタルシスが欲しいなぁと思いました。
役者陣は若干引っかかる人はいたものの、基本的には安心して見れましたし、主要キャストは難しい役どころを演じ切っていたなと思いました。
期待という期待はしていませんでしたが、それを若干下回るというなんとも言えない結果になってしまいました。短ければ良いって訳ではなかったです。これは2時間欲しかったです。
鑑賞日 10/23
鑑賞時間 17:40〜18:35
座席 H-12
変化球の誘拐サスペンス
「本当の敵は、誘拐犯か、この国か」は、あまりにも大げさだが、かなりひねった誘拐サスペンス。
政治家の闇の部分がからんでくるので、ストーリーは面白い。ただし、ハラハラ、ドキドキを期待すると、肩透かしを食う。
政治の駆け引きと政治家の家族関係が楽しめる作品
前半から中盤にかけての政治の駆け引きがテンポよく進んでいく。豪華なベテラン俳優陣による政治家の名演のやりとりのなかで、正義感あふれるまっすぐな主人公が奮闘する姿がよかった。後半部分の誘拐事件の犯人を追い詰める場面でも俳優の演技力とテンポの良さで最後まで楽しめました。
またそれだけでなく、政治家の家族の苦悩や関係、誘拐された母親の心情など丁寧に描かれていてそこも見どころかなと思います。
迷ったけど観てよかった。面白かった。
最後まで飽きずに楽しむことができる作品。
俳優さんの演技も素晴らい。(堤真一さんはさすがの演技力と存在感、中島健人さんは思いのほか演技が上手かった)
ただ、ちょっと残念だったのが、このあとのセリフは何だろう?と期待していたところで場面が切り替わってしまうところがあった。編集でカットされちゃったのかな?
アイドル主演という事であまり期待していなかった事を申し訳なく思った。
躊躇されている方は観た方がいいですよ。
優等生だけど淡白で、あまり印象が残らない…
とても良くできてます。
感覚的に、それはちょっとなぁな部分はあるけれど、辻褄合わせという点では、落ち度もなく。
なんだかとても優等生な映画なのですが、ズシンと来るものがない。
こういう感覚を持たせる映画を作るのは、かなり難易度が高い気もしますが。
面白くない理由を解説します
・フィクションにおいて国会議員の汚職、少女ひとりの誘拐という設定がしょぼい
・フィクションなんだから小田国会議員は口封じで暗殺されるべき
・犯人の「楽して稼ぎたかった」という動機に同情できない
・町工場の犯人に高度なIT技術があるのがおかしい。というかITエンジニアに転職して稼げよ
・演技がいちいち臭い
予習なしで一回で理解するのは難しかった
2回鑑賞しました。
元々サスペンスは好きで色々観ています。政治物はあまり観ません。原作未読。
まず1回目は理解ができずに、早い展開に少し取り残されました。2回目、人間関係や話の大枠がわかってから見たところ、面白い!と思いました。
1回目が難しいと感じたのは以下の理由です。
・人間関係が会話でサラッと紹介されるので、これ誰?が多々ある(政治物に慣れた方なら大丈夫かもしれません
・ド派手なサスペンスというより、人間ドラマを描いた作品。伏線を鮮やかに回収して解決!のような展開を期待すると、ギャップに戸惑う
人間関係を把握しストーリーの大枠もわかった2回目は素直に人間ドラマが楽しめ、役者の繊細な表情で心情を察することができ、面白いと思いました。
個人的な意見ですが、タイムリミットサスペンスと謳われている印象がありましたが、誘拐事件を発端に人間関係が渦巻く人間ドラマのような認識をしたほうがギャップは少ないかな?と思いました。
政治のドロドロした駆け引きが好きな方は、特に好きだと思います。
また、俳優陣の演技は良かったです。
個人的には、特に池田エライザさんはこんなに演技が上手い方なのかとびっくりしました。
1回目は星3かなと思いましたが、2回目は素直に面白かったので星4とさせていただきました。
おまえの罪を自白しろ
映画でないとできなかった題材?政治の世界を盛ることなくリアルに描いている。政治家も人間、家族愛や志がある。主人公の中島健人の誠実さに救われて大物と対峙していく姿や、家族を守る。家族を守れる人が政治家になる。人を感動させるのはやっぱり誠実さだと感じ涙が。全ての描写に音楽に意味がありまたもう一度みたくなる。じわっと感動がずっと消えないでいる。いろんな角度から感じられる作品ってとこも凄い!
サスペンスと思いきや、政治家家族の愛情と政治家親子の駆け引きに引き込まれました
テンポ良くサクサク話が進んで行きますが、良く観ると深く考えさせられる部分や発見が色々ありました。幅広い世代、立場で感情移入が出来る作品だと思います。
予告などには全く出て来ませんが、堤さんは言うことなく重厚感ある演技で流石でしたが、他の俳優さん方がかなり豪華で贅沢な感じでした。そんなベテラン俳優の中でアキラ100%さんの、人のいい演技にちょっと泣きそうになりました。
主役の中島健人さんは、本人の爽やかでギラギラ感の裏にある思慮深く強かで野心家の部分がこの役にはまっていました。
最後に流れるB'zの主題歌が晄司にピッタリで、年齢が高い自分ももう少し頑張ろうという気持ちになりました。
堤真一が圧巻
"ゆとり"と同じ監督だったんですね!後で知ってビックリしました。
まずは堤真一の人間味がありながらもドスの効いた演技に脱帽です。中島健人もこの後政治家としてどう成長していくのか続きを見たくなるくらい良い演技でした。
政界の泥沼を描く社会派サスペンスかと思いきや最後はえ、そっち?でしたがそれはそれで。
入り口で中島健人くんの議員名刺貰いました。
ファンの方は劇場へどうぞ。
中島健人の巧演が光る骨太政治サスペンス
予告編で予想した作品ではなかった。迫力とスピード感溢れる面白い骨太政治サスペンスだった。ある政治家の孫娘誘拐事件を主軸に、建前と本音、虚々実々の駆け引き、権力闘争、サバイバル戦、騙し合い、等々の権謀術策がもつれ合い、絡み合いながら、展開されていく物語は、生々しく、赤裸々で、人間の業を剥き出しにしているが、臥竜点睛を欠いた終盤が惜しまれる力作である。
政治家家系の宇田家の次男・晄司(中島健人)は、設立した会社が倒産し父親の国会議員・清次郎(堤真一)の秘書となったが、悶々とした日々を過ごしていた。そんなある日、長女・麻由子(池田エライザ)の幼い娘が誘拐される。犯人の要求は身代金ではなく、記者会見を開いて清次郎の罪を告白しろというものだった。それは現政権を揺るがすほどの大きな政治スキャンダルであり、権力の座に固執する清次郎は告白を拒否しようとする。晄司は、幼子の命を救うため、罪の裏に隠された真実を暴き出そうと奔走していく・・・。
晄司は、当初、政治の世界で、権力の厚い壁に阻まれながらも、懸命に真実を究明しようとする。正義感を貫いて一心不乱に権力と戦っていく。しかし、彼は、次第に権力構造を熟知し、戦い方を変えていく。強かな政治家に変貌していく。権謀術策を駆使して相手を凋落していく。最初は幼子の命を救うという純粋な気持ちが、自らが権力構造のなかで、のし上がっていくという野望を持つ気持ちに変わっていく。純粋な理想を持った若い政治家が、権力構造に何度も跳ね返され、次第に、理想が野望に変わっていくように。
終盤。誘拐事件は解決するが、犯人、動機は、普通の犯罪ドラマになってしまう。それまでの骨太政治サスペンスという作風が消えてしまう。ラストは、失脚した父親の跡を継ぎ国会議員となり、国会で質問する晄司の野望に満ちた眼差しに凄味を感じたナイスエンドだっただけに惜しまれる終盤だった。
全編を通して首尾一貫した作風で描いて欲しかった。
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