おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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犯人捜しは蛇足だったかな。なら序盤でそれを匂わせてよ。私の罪も自白します。
上質なクライムサスペンスを期待しての鑑賞でした。
序盤の展開は期待に応えてくれたかな…と思いつつ、犯人捜しのあたりで失速しちゃったかな…と思ったのが正直な感想です。
逮捕に至るまでの展開を、尺を詰めて、もっとスピーディーかつ、スリリングに描いてくれればよかったのに。
犯人の登場が降って湧いたかの如く唐突すぎて、肝心の終盤のお話にもうひとつ乗り切れませんでした。
犯行の動機がちょっとなぁ…って感じでした。小物臭もぬぐえなかったし。
てか、なんであの展開から「おまえの罪を自白しろ」に繋がったのかがよくわかんなかったの。
とか言いつつ、この阿呆は、何の根拠もなく、犯人は身内だとばかり考えてたの。
そして語らずを得ないタイアップ問題。もうこれ止めません?
B'zファンの方々には、本当にに申し訳ないんだけれど、作風に全くマッチしてないの。余計。普通にオリジナルサウンドトラック流せばいいのに。
って書いてから、あつ!て思ったよ。本作、印象に残る音楽がまるでなかったの。
尺を詰めてとか、スピーディーにとか言った手前、今回のレビューは以上です。←手抜き?
自宅でアマプラでの鑑賞でしたので、女装はしていなかったです。←それが普通です
女装女装ばかり言ってるので、とうとうアイコンまで女装時の私の写真にしてしまいました。←うわぁ…(^-^; 誰得?自分の罪を自白した方がよさそう。
予告見てイメージしてたのと違った。
最初から、次男がなんでこんなにアツくなってるのか
ちょっと分からなかったり
宇田が思った以上にアッサリ“罪を自白”するので
ちょっと拍子抜け。
予告で見た時は、中島健人が誘拐された子の父親の設定で
堤真一も、もっと政治を取るか家族を取るかで葛藤するもんだと思ってました。
犯人が分かってからは
こんな凝った犯罪するかなぁ、とか
直接手を下したわけでなく
うっかり足を滑らせたりして亡くなる展開
まあまあありますけど
なんですぐに救急車とか警察呼ばないのかなぁ
って、思ってしまい(疑われるのはまあそうだろうけど)……
後半ドンドン失速していく感じが。
もう少し上手く盛り上げられた気もするのですが
ちょっと残念でした。
国民は置いてけぼり
なぜか昭和の汚職事件のように感じてしまう展開。森村誠一なんかの小説にも似たような内容があったなぁ・・・とタイトルまで思い出せないのが歯がゆい。「利権の奪い合い」だという社会派ならではの要素もたっぷりあるものの、ここの登場人物である夏川現総理(金田明夫)や次期総理(角野卓造)への忖度が描かれるだけで闇の億までは追求されていないところが残念。
タイトルはインパクトがあるけど、結末が面白くない。利権構造とは言うものの具体的な金銭授受が描かれていないためだろうか、それともそこは読者、観客に想像してもらうという意図があるのだろうか。本来なら現総理が友だちから賄賂を貰ってるだとか、ゼネコン業者をもっとクローズアップしてもよさそうなもの。まぁ、たっぷり安倍政権下のお友達疑惑を思い出させてはくれるのだが・・・
マスコミがほぼ踊らされている様子は皮肉なのでしょうけど、一方で国民は置いてけぼり。雲の上で何が起こっていたのかも知らされないような。政治家一家だけで解決してるような気がしてならないし、議員辞職でけりをつけておしまいなんて堤真一演ずる大臣の潔さと格好良さしか伝わってこないなんて社会派とは言えない。おまけに犯人についても同情の余地なし。彼らも利権を求めて土地を購入したんだし・・・
あたかも正義ぶっているが
この作品はサスペンスを背景に、正義とは何か??? と言いたいのだろうか。
ケンティは君塚幹事長の弱みを握り、新人政治家として表舞台に立った。この先、いつか起きるであろう逆転劇を示唆している。
しかし、この純粋な作品と多くのメジャーな役者を配置したこの映画がクローズアップしているのは「ケンティ」ではないのか?
登場人物にはすべて設定があり、それになりきる。
あれっ、どうしてそんな場所に尾野真千子さんが?
大どんでん返しのさすがの演技でした。
エライザさんの演技も素晴らしかった。完璧に演じていました。
でも私はケンティの演技が気になって仕方なかった。彼の中にある「僕が主役・かっこいい」が端々に出ているのが不自然で、この作品を壊している。(ごめんなさい)
さて、
作品はサスペンスだが、地盤の再調査が行われたとき、何故か炊き出し隊として豚汁をふるまう真知子さんがいた。もし本当に彼女が事件にかかわっていれば、あのようにはしゃげないと思う。加えて、その日に「死体を隠した場所を掘り起こすという」まだその土地と犯人との関係も動機も不明な状態でそれはないと思う。
この作品がモチーフにした「政治とカネ」 確かに政治は腐りきっているようだが、正義を前面に出していた警察やマスコミにも基本的な疑問はある。本当か?
登場人物たちはあたかも政治が介入して緘口令を敷いたなどとぬけぬけと言うが、メディアは常にネタを天秤にかけている。自民党の今の問題を薄める手段で「ジャニーズ問題」「松本人志問題」をあえて表ざたにしたが、警察も検察も介入することなく、火種は消えるどころかますます燃え広がっている。
「これは報道するな。代わりにこれを報道していいよ」メディアは堂々とこれに乗っていますよね?
それがこの作品でも描かれている。
しかし寺中兄弟の仕組んだ事件の動機は身勝手で共感できないし、当時の状況の描き方は希薄だ。
これに対し宇田副大臣を通して明るみになっていく政治家たちの思惑が割とリアルで、大どんでん返しとのバランスが悪いように思う。
事件によって人生観を大きく変えた宇田清治郎。いつまでも他人の所為にする寺中。
警察でケンティと寺中はなぜ出会う必要があるのだろう?
しかし、
誘拐目的が「おまえの罪を自白しろ」というのは素晴らしいセンスだ。
全部は言えないとする政治家たちのやり取りも面白かった。
子供の命と政治の天秤 犯人がもう少し様々なことを知っていれば、物語はもっと面白くなったように思う。
設定は作家の自由だが、この自民党政治の堂々巡りを変えるには「SF]くらいしか答えがないのかもしれない。
おまえの罪を自白したその後…
中島健人主演なのでもっと若者向けのエンタメかと思いきや、なかなかの骨太サスペンス。
見応えあったが、ちと難点も。
衆議院議員・宇田清治郎の孫娘が誘拐された。
犯人は身代金の代わり、「記者会見を開いてお前の罪を全て自白しろ」と要求してくる。
揺れる政界。警察の捜査。清治郎の次男で秘書の晄司も真相解明に奔走する…。
清治郎の“罪”とは…?
総理の“汚れ仕事”もしてきた清治郎。内容によっては自身のみならず総理も危うい。
記者会見も開くか否か。清治郎周辺だけではなく政界やマスコミや警察の関心の的。
記者会見を開く。暴力事件やお金の問題を自白する。
…が、犯人が求めていた自白は違っていたようだ。記者会見のやり直しを要求。
現在スキャンダル真っ只中の清治郎。
橋建設の利権問題。
これに纏わるものか…?
橋の建設予定地が突如変更に。
総理の友人である建設会社への便宜が図られ、その糸を引いたのが清治郎。
内密だったこの件を、何者かが政敵にリーク。
目星が付き、問い詰める晄司。
改めて記者会見を開き、橋の件も暴露し、辞する事になった清治郎。
ほどなく孫娘が解放され、事件は解決したように見えたが…、
晄司はまだ何か引っ掛かる。さらに調べていくと、思わぬ犯人と動機が…。
元々建築会社を経営していたが失敗し、父の秘書に。
鳴り物入りで政治の世界へ。まだまだ半人前扱い。厳しい父。その父は“罪”についてなかなか口を開こうとしない。
苛立ちや疑念積もる中、何より姪の救出優先の為に奔走。
熱く、正義感あるが、野心も窺える…。幹事長(角野卓造が存在感!)との対峙シーンは白眉。
政治家/一人の男として成り上がっていく様と、新たな役柄に挑んだ中島健人の熱演がマッチ。
堤真一は言わずもがな。
堤他ベテラン/実力派がどっしりと幅を利かせ、中島他若手が躍動。そのアンサンブルも見応えあり。
コメディが多い水田伸生だが、スリリングでテンポよく、上々のサスペンス・エンターテイメントに仕上げた。
ここから難点。
テンポはよく引き込むが、ちと人物相関図が把握しづらい。人物の肩書き紹介スーパーは表示されず、時々どういうポジションで、誰と誰が繋がっていて…と考えてしまう。
真相を掴んだ晄司は警察とある罠を仕掛け、犯人を誘き出す。
現れた犯人は…
清治郎の娘の夫で市議員の事務所で働く女性スタッフ・初美。
動機は、橋建設の変更された地を掘り起こされれば、あるものも掘り起こされてしまう。弟と共に埋めた父の遺体…。
初美の家族はかつて建材工場を営んでおり、橋建設の立ち退き料で再スタートを考えていたが、突如建設予定地が変更となり、お金が入るどころか大借金を抱えてしまう。
父は発狂。そんな父を弟は衝動的に殺害。2人で父の遺体を埋めたのが、奇しくも変更となった建設予定地。
それを阻止する為の犯行であった。
政治家たちの裏工作に翻弄された庶民の悲哀。
それは同情するが、その為に何の罪も関わりも無いあどけない孫娘を誘拐するのは鬼畜の所業。
記者会見で罪を自白しろと政界や列島激震レベルの真相かと思いきや、大風呂敷広げた割りに真相はパーソナルで地味。スケールダウンや落差は否めない。
で、本作の最大の欠点は、初美役に尾野真千子。当代きっての実力派の女優が、何でもない事務所スタッフである筈がない!
動機はさすがに分からないが、最初から何かしらあると目星付いてしまう。よくミステリーで、キャスティングで犯人が見当付くっていう、あれ!
本作の製作陣は、この失敗こそ自白した方がいい。
まあでも、思っていた以上に面白かった。
個人的には続きが見てみたい。
辞した父に代わり、本格的に政界入りした晄司。その野心が向かう先は…。
本作以上の本格政界エンターテイメント。題して、おまえの野心を見せろ。
中島健人の当たり役になったり…なんてね。
ラストがあまりに日本的な人情悲話(鍵を握っていたのは有名女優!!)
犯人の動機が最後まで読めない・・・観客がラスト25分まで騙される、
してやったりの脚本ですね。
ところがそのラストのねたばらしの内容。
最後の最後まで真相が分からず、興味を持つことが出来ましたが、
上荒川橋の建設にあたって、候補地が突然変更になった。
その横槍を入れた政治家により、庶民の名もなき一家の運命が
奈落の底へ突き落とされた。
その話が古臭い。
新幹線のルートをもしも政治家が早く漏らしたら、
知った人は土地を買い占めたりすると聞きますね。
政治家の持つ情報にはとても金銭価値がある。
それで、鍵を握る《有名実力派女優》とは?
もちろん尾野真千子さんのことです。
(彼女がチョイ役なんてあり得ないものね)
(そう思った人は、多いでしょうね、きっと)
それにしても大物代議士の堤真一の3男を演じた中島健人さん。
堤真一の孫娘が誘拐されて、
「おまえの罪を自白しろ」と記者会見を犯人に迫られる。
あと19時間~あと10時観〜あと39分と追い詰められる中で、
しっかりと判断して次期総理への駆け引きもチャカリしてしまう。
ある計画を立てて犯人逮捕を主導する。
野心家だけど誠意も実行力も有り気に見えます。
中島健人、なかなかやるじゃないですか!
事件の真相を最後まで隠した手腕は、それなりに効果的でしたが、
日本映画の定番の人情に訴える古臭い運命話し。
もう少し新鮮な切り口のラストを、
思いつかなかったのでしょうか!!
作中の言葉に激しく同意
国会議員の宇田清治郎。
宇田は汚れた仕事も自分の出世のために取り組んでいた。
宇田の孫娘が誘拐され、犯人は宇田が犯した罪を言うように要求してきた。
宇田は総理に家族を守る条件を出したが、総理はそれに応じなかったので宇田は罪を告白した。
罪の償いをしようとした。
それは犯人を捕まえるための罠であって、犯人はそれに引っかかってしまったという内容だった。
犯人がだれか最後まで全くわからなかったです。
動機も全然わかりませんでした。
この作品は、最近までやっていて日本テレビの××みたいな感じがしました。
いろんな力をもってしまうと罪の意識が軽くなってしまうのかなと思いました。
作中で力の持たない人が一番の被害者になってしまうというような言葉がありとても納得できるものだと思いました
カメラの前に立ちたがるのはジャ〇ーズの性(さが)である
うーむ
ゴジラ−ONE、首 と話題作を観たあとの鑑賞
平日仕事帰りの19:00前だから観客自分以外居ませんでした(笑)
良く出来た作品ですし、役者さん達の熱演は感じられたので面白く観せて貰いましたけど。
この話原作がありますが、映画にするなら視点を変えて犯人側からの物語にしたら大傑作になるのではないかと。
中島健人くんも、山崎育三郎さん、堤真一も熱演でしたから。
今の日本には政治家には感情移入出来る人いますかね?
いつもポジティブに観てるのですが。
つっぱしる主人公
議員の内幕を議員秘書である息子から描くのだが、誘拐事件や記者会見などかなり強引さを感じた。
そもそもなぜ誘拐したのか?という犯人の要求が曖昧で「何の罪?」を指しているのか指定しない犯人っているのかな?
それならば議員を辞職しろの方がストレートだと思うのだが。
また主人公がかかり過ぎてる感が画面から伝わってくる。サスペンス色を出したかったのかもしれないけど、なんだか独りよがりの様に映った。
それと尾野真知子さんが悪いわけではないく製作側の問題なのだが、犯人役とするのならこの配役は誤りだと思った。
最初から私が犯人ですって言ってるようなものだから。
堤真一さんは、いつもいい役を演じますね!
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