おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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テンポ良く面白い!
キャストは政治家の男性ばかりの中で母親役の池田エライザさんに共感して前半から泣きまくり…。政治家一家に生まれて来た子たちの人生いろいろと考えさせられた。
エライザさん、まだ若くて母親役には早いかと思っていたけど娘を思う母役を違和感なく演じていて胸が締め付けられた。
主演の中島健人さん、いつものアイドルオーラを消していて、すっかり敏腕議員秘書だった。彼が演じるからこその疾走感!スゴく良かった。
ラストの爽快感!この続きもまた観てみたい!!観て損は無し!!
最初から退屈しない!
特に前半のテンポがとてもよく、後半のオチの部分よりもなんなら話の前半の方がおもしろいではないかと個人的には思います。
俳優陣もみんなそれぞれ良い味を出しており、安心して観ることができます。
単純におもしろい!と観終わった後に思える作品でした。
原作未読です。
予告を見る限りサスペンス要素がもっと強いのかなと思っていましたが、テンポの良いエンタメに仕上がっていました。
欲を言えばサスペンスと謳うからにはもう少し時間長くしてでも、談合や癒着、事件の背景を詳しく描いて欲しいなと思うシーンもありましたが、テンポ感が良かったのでそっちを優先したのだと思います。それはそれで一気に引き込まれ、飽きることなく最後まで観られたので正解だったのでしょうね。
人の欲望と駆け引き、家族愛が絡んでいて、エンタメ感ありつつ考えさせられる点がたくさんあります。
あとは、元々大好きな俳優さんですが、やはり堤真一さんの演技が素晴らしかったです。主演の中島健人さんも、脇を固める俳優陣も本当に豪華で見応えがありました。
原作を読まずに行ったので、現在を読んでからまた観たいと思います。
家族それぞれの想い
政治家として成功している父もまた苦労人であり、その父が息子の為を思ってという気持ちも解るし、三兄妹それぞれの想いも解る。
堤真一の背中が大きく見えたり小さく見えたり。
豪華な俳優陣の演技が迫力もあり、緊迫感も感じられ、あっという間の100分だった。
そして最後にゾクッとさせられた。
家族、仕事、世間、優先は何か
政界のしがらみ・家族や兄弟のしがらみ、世間体、いろいろなモノに縛られながら政治家の息子、議員秘書として葛藤しながら事件解決に挑む中島健人さん、正義感のる品のある姿が役にぴったりでした。父堤真一さんの威厳のある感じもぴったり。映画のストーリーも緊迫感があり面白かったです。
面白かった!
政界を巻き込む誘拐物も聞いていたので、難しいのかと不安だったけど、そんなことはなく、スピーディーで見応えがあった!
堤真一さんの、家族を思うシーンにはほろりとしたし、中島健人さんは序盤正義感の強い父親に反発が見える青年の顔だったのが、事件や家族とのやり取りで表情がどんどん変わって、ラストの表情には痺れました!
中島健人には愛をささやくセリフよりタンカをきるセリフをしゃべらせたい
あっという間の映画で疾走感あり、エンドロールで流れるBzの曲がさらに晄司はどんな政治家になるのか続編を期待したい気持ちになる。
エライザさん、母親役をうまくこなしてた。経験なくても娘が誘拐されたらどういう風に思うのだろうの想像する力を、彼女は持っていて、体現してたと思う。
麻由美を妹にして母親は亡くなった設定にしたのはよかった。彼女がいかに一生懸命夫と父そして家を守っているのかが、仏壇に供えたご飯や父の朝の支度を手伝ったりの描写でよくわかった。
政治家の妻は華美厳禁、有権者から後ろ指さされるようでは務まらない。衣裳からして地味で値段も張らない物を選ぶ。こういう所も上手く描かれていた。
東大出の知識はある長男より、ずっと反抗してきた次男の方がいざと言う時はおのれの勘で難局を切り抜けるかもしれないという勘を父親は持っていた。だから会社を倒産させ自分の秘書に置いた。政治には動物的な勘を持ってる者のみが居座れる世界。自分と似てると思ったからこそ次男へとなった。
なにより晄司役の中島健人が大健闘だった。
国会議事堂前で、不甲斐なさや苛立ちを表わす「う、あっ~」叫びがよかった。
総理から幹事長へ乗り換える時に、幹事長に言うセリフや壁ドンしてまくし立てるセリフもよく、
議員になって、マイクの前に立ってしゃべる時の、強い自信とこれからやってやるぞの心意気ある顔のアップが大画面に映ると、かなり迫力があり、
政治家としてこれからどうなるのか非常に気になる存在になり、中島健人優勝!となった。
後半に向かってのテンポ感がいい
政治の世界の話だけれど、かけ離れた重い話ではなく、人間ドラマとして惹き込まれた。誘拐という事案を通してどんどん展開していき、政治家を取り巻く環境や主人公の心情への理解が深まっていく。個人的には、この人も出ていたの!?という重鎮揃いの豪華俳優陣が話のリアリティを高めていた。ラストシーンの対峙は必見!登場人物の誰の視点で見るかによってかなり感じ方が変わると思うので、もう一度観たい。
「おまえの罪」とは「誰の」「どんな」罪なのか?
社会派と銘打っているが堅苦しくなく、疾走感のある展開で中だるみもなく最後まで楽しめました!
タイムリミットのドキドキ感と「罪を犯した人たち」を追いつめていくワクワク感がありつつも家族の絆や主人公の成長も感じられて楽しかったです。
緊迫感溢れる最後まで目が離せない映画
「おまえの罪を自白しろ」は緊迫感溢れるストーリーに目を離すことができませんでした。驚きの展開に加え、中島健人さんをはじめとするキャストの演技も素晴らしく、心理戦が交錯する中で、真実と嘘の狭間で揺れる姿に心を震わせられました。
緊張感とドラマチックな展開に満ちた作品で、メインキャストはもちろん少しだけ出られてる方も登場人物それぞれの魅力が随所にあり、見終わった後も余韻が残り、もう一度見たいと思った映画でした。
池田エライザが良かった
政治家一族である宇田家で、次男・晄司は国会議員の父・清治郎の秘書を務めていた。そんなある日、宇田家の長女・麻由美の娘が誘拐された。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した、罪、を告白しろというものだった。それは埼玉県の荒川に新たに建設中の橋で総理の意向を受け南へ5km動かしたというもので、次期大臣を狙う清治郎は口を閉ざしていた。晄司は家族の命を救うため、その事を会見で公表すべきと原稿を作成するが、清治郎は首相を庇い他の些細な罪の発表にとどめ、その件は公表しなかった。そのため犯人から孫娘を殺すと再度脅迫を受け2度目の会見を要求され・・・てな話。
池田エライザの娘を想う母親ぶりが良かった。綺麗だし、いつまでも観ていたい魅力があった。ただし、娘を誘拐された後、いつまでも血のついた服を着たままなのはちょっと違和感があった。体にも血がついてたのだから、すぐにシャワー浴びて着替えるでしょ? もう少し気を使って演出してもらいたい。
中島健人はアイドルじゃなく良い俳優だね。官房長官に次期公認を暗に約束させる所なんかなかなか良かった。
ただ、悪い奴がイマイチ弱い。もっと大物じゃないと、え?って思ってしまう。それに、埋めた遺体を掘り返すならもっと早くできたのでは? 誘拐もそうだけど、やることがマヌケ過ぎる気がした。
面白かっただけに、そこは残念だった。
社会派エンターテイメント
物語はテンポよく緩急があり最後まで興味深く観られる。キャストも若手からベテランまでいい味を出していて非常に見応えがある。特に中島健人と角野卓造が対峙する場面は圧巻。
惜しいところは話の展開が早すぎて終盤、犯人が判明する場面等が唐突すぎる様に見える。
しかし、全体的によくまとまっており社会派エンターテイメントとして楽しめる作品。
家族がテーマ
もっとドライで自己保身なお父さんに対して主人公が対立していくみたいな感じなのかなと思ってたけどそんなことはなかった笑
事件パートでは、(それぞれの立場によっていろんな想いが付加されてはいるものの)宇田家全員の行動の根底に「ゆずはちゃんを助ける」という想いがあるためか、政治の世界を中心に見せつつも難しすぎず見やすかった。
途中ほっこりパートあったり、周囲のキャラクターが上品だったことも見やすさにつながってるかも。
親子、兄弟、兄妹、母子、爺孫、叔父姪の関係値がやりとりの中でサラリと描かれていて良かった。
度々入るお母さん視点も良かった。
人前では常に宇田の娘、奥村の妻を演じてきた彼女が、母の顔だけになってる、みたいな。農道走ってたのも、人目につかないとこに行きたい欲みたいなのがあったんかな。。
ゆずはちゃんを見つけたのがあの人だったのはほっこりしたな。
事件の真相について考えているシーンでは、中島健人さんのかっこよさを堪能するパート?みたいなのあってちょっと面白かった笑
さては監督、かっこよさに魅了されたな?なんてね笑
最後、あれができる技術力があればもっとなんか違う未来もあったのでは。とも思ってしまった。火事場の馬鹿力みたいなもの?
2時間ドラマで良いかな…
原作未読。
サスペンスドラマとしてよくある展開かと思いました。
家族愛も映画作品としてはなんか薄っぺらい…何故、次男に継がせたかったのか…原作には描かれているのでしょうか?
裏で黒い事やってる国会議員なんて色々警戒して身内(娘・孫)に送迎つけてるだろ…ってツッコミは御法度ですかね?(笑)
尾野真千子がただの事務職員で終わるわけない…怪しすぎてすぐ犯人が分かってしまいました(笑)
見るからに怪しいけど、違ったー、みたいな展開を期待していたのですが(笑)
中島健人はかなり健闘したと思うのですが、とにかく顔が整いすぎていて、仕草含めイケメンが全面に出ていて深みのある俳優陣の中ではどうしても浮いてしまっていました。(山田涼介映画もそんな感じ…)
いつセクシーサンキュー言うか、薔薇を持ち出すかハラハラしました(笑)
アラサーになり、イメージチェンジを狙っての作品チョイスだと思いますが。イケメンはイケメンで苦労するんだなぁ…
しかし、中島健人が終始カッコよく撮られてるので、アイドル映画としては★5だと思います(笑)
ジャニタレは実力がないのにゴリ推し出演とか、そんなだから映画やドラマがつまらない・海外作品に勝てない、みたいな意見もありますが、アイドル映画はアイドル映画として存在しても良いかと思います。
ファンは推しを大スクリーンで見れて嬉しいし、ファンはグッズを購入したり何度も鑑賞したり経済が回ります。
普段映画を見ない方(アイドルファンの若い層)が映画館で映画を観るキッカケになり、他の作品も鑑賞する様になれば映画界としてはプラスですし。鑑賞マナーさえ良ければ(笑)
私もジャニヲタですが、ジャニヲタの鑑賞マナー何とかして欲しいとこ…毎回お喋りしてる女の子グループが周りに居て迷惑orz
ブコメならキャ-キャ-言うのも仕方ないけど、こういう作品ではやめてくれ…
ラストスッキリ
政治の闇を暴くストーリーと思いきや
家族愛の要素が大きい物語り。
罪の自白に込められた背景が実は…
面白い展開でした。
所々、家族ならではの
父=長男、長男=次男の言葉を交わさない
表情と視線、その佇まいだけで伝わってくる感情が素晴らしかった。
晄司対誰かのやりとりが全て面白かった。
ラスト晄司の心情が気になる所。
この先の物語も観たくなってしまった。
お前の罪を自白しろ
原作ファンで観に行きました。
前半は多少違和感を感じる描写があり、時代が少し前の設定なのかな、と勘違いしてしまったほどでしたが、あえての表現なのかもしれません。
序盤から、堤真一さんの演技が圧巻でした。インタビューで、年齢も含めてご自分では軽すぎると感じ、一旦はお話を断った、とありましたが、ちょっとした表情や声からも凄みを感じて、とても素敵でした。
主演の中島健人さんは、後半からの迫真の演技に引き込まれました。
前半で見えていたいい意味での青くささが完全に消え、魑魅魍魎の政治の世界で、たとえ自分の考えを曲げてでも、地道に生きている人の幸せを守っていくんだ、という政治家としての気概が溢れていて、とてもかっこよかったです。
原作とは少し内容が違っていましたが、とても楽しめました。だだ、個人的には、政治の世界があのようではあってほしくないと感じました。
パンフレットを読んで、いくつか見落としている部分があったので、また観に行きたいです。
全490件中、341~360件目を表示