「疾走感と華やかさが飽きさせない」おまえの罪を自白しろ　ともみさんの映画レビュー（感想・評価）

主役から脇役までこんなに豪華なメンバーで作り上げた作品をスクリーンで楽しめて、ライトな映画好きである身として大変興奮しました。

正直、政治的な部分の駆け引きなどの見せ方としてはもう少し時間をかけて深掘りできたところもあるのでは...？と思いはしますが、政治という難しい題材を重すぎないテンポ感と華やかで絵になる俳優陣が演じていることで置いていかれず最後までしっかり楽しめました。(華のある役者陣であればあるほどスクリーンで映画を見る醍醐味が増すと思っています)

また、CMでも見るように孫娘の誘拐、というスタートですが事件の本質を見極めていくストーリー展開は映画鑑賞後も色々と考えさせられます。
キャラクターが多いので、様々な目線でこの物語を味わってみてください。

劇中はサクサクと進むので、あの時のあの場面では実はこのキャラクターが活躍してた！や、映画の最後の主人公のシーンに行き着くまでの宇田家の紆余曲折やその後の活躍っぷりなどをできればドラマ化でもしてじっくりと堪能したいです。