「【”為政者の愚かしき行為のしわ寄せは何時の世でも、弱いモノにくる。”孫娘の誘拐をきっかけに、政治家の自らの利権と政治を離れた私人の男の苦悩と、息子二人と娘の関係性の変遷を描いた作品。】」おまえの罪を自白しろ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”為政者の愚かしき行為のしわ寄せは何時の世でも、弱いモノにくる。”孫娘の誘拐をきっかけに、政治家の自らの利権と政治を離れた私人の男の苦悩と、息子二人と娘の関係性の変遷を描いた作品。】
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■国会議員の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。
犯人の要求は金銭ではなく、宇田の過去の行いを告白する事だった。
だが、橋の建設で総理を巻き込んだ利権で疑惑を抱える清治郎は、一度目の記者会見で橋建設には触れない。
一方、二男の父の秘書でもある晄司(中島賢人)は父の罪に隠された事件の真相を暴こうとする。
◆感想
・誘拐事件の背景に浮かび上がる政治スキャンダルが絡み、警察、政治家、マスコミが三つ巴になって凌ぎ合って行く。
■それにしても、真実が分かった時の”え、そっちなの?”という違和感は拭い難い。
<ラスト、宇田清治郎が政治家を辞職し、晄司が国会議員になり首相に意見を言うシーンは”なんだ、ヤッパリ世襲制の政治家一家じゃないか!と思ってしまった作品である。>
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