はざまに生きる、春のレビュー・感想・評価
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恋愛にしては少し衝突
U-NEXTで鑑賞。
屋内は、自閉症という発達障害を持っています。好きなことに対するこだわりが強く、相手の気持ちがうまく読めない特性です。
私も発達障害を持っているので、屋内の特性が自身と重なって彼の行動や言動から「確かに、自閉症はその傾向が強いよね。」と共感できました。
そんな彼が春と恋愛関係に発展していきますが、その描かれ方が少し衝突に感じてしまいました。基本的な要素は抑えられているものの、二人を取り巻く登場人物についてあまり深掘りされていなかったのが気になりました。
ハッピーエンドになっても、その他との関係はどうなってしまったのか描写されていませんでした。そのため、全体的に物語があっさりしてモヤモヤしてしまいました。
恋愛映画としては物足りなかったですが、発達障害に対する想いは受け取ることができました。
純素すぎるのってつらいですね
アスペルガー症候群という発達障害を抱えているが絵の才能があり有名な屋内。
記者として働いているがなかなか結果が出ない春。
二人は仕事を通して知り合った。
春は屋内のことを記事にするために一緒に過ごしていたが、屋内の人柄に惹かれていった。
他人の気持ちがわからない屋内に対して嫌な思いもすることがあったが、屋内なりの春に対する気持ちを表現して幸せになったという内容だった。
発達障害という難しい役を演じていた宮沢氷魚さんの演技が良かったです。
小西桜子さんの屋内に対して、好意を抱いていく過程の表情の変化が素敵だなと思いました。
普通って何だろう
はざま=発達障害のグレーゾーンを扱った作品。
宮沢氷魚&小西桜子とかかなり豪華です😊
一見普通の春が実はグレーゾーンだった。最初は健常者か障害者かグレーゾーンか、無意識にカテゴライズして観てしまうが、途中から価値観が覆されるのだ。美しい作品でした。
相手がドランク塚地でもオレは観る❗
小西桜子お目当てでの鑑賞でした。
オクナイ君は自分の欠点をあんなにスラスラ他人に説明できるんだから、少しは直す努力しなさいよって思いましたよ。
鈍感力の使い分けがあざといのよ。
自分から釣りに誘うようなこと言っておいて、【おふろで遊ぼう!さかなつり】セット(おもちゃ)をハルに渡して、
「初心者とは一緒に釣りは行かないので」と言うなんて。
頭良くて、察しがいいんだから、
そうか!この感情こそが恋なのか!
って気付いて欲しかった。
ハルに惚れてめいっぱい親切にした平井亜門君の気持ちに鈍感なハルを小西桜子が好演。スレ違うもどかしさに胸キュン
前にレビューを書いたのに、探すとないので、削除されたことに気が付きました。削除するにしても、ひとこと断って欲しいと思いました。
どこがいけなかったのか?
鈍感なのでわからなかったです。
障がい者手帳と水族館の入場料に関する記述がダメだったのか?
よくわからないけど、一応、反省。
小西桜子ちゃんと品川プリンスホテルのマクセルアクアパークに行きたいなぁ~
【おふろで遊ぼう!さかなつり】をハルにプレゼントして、ハルが、あっ、オクナイさんはアタシと一緒にお風呂で遊びたいんだって早合点してくれたら儲けものと考えていた
としたら・・・悪いやっちゃ
しかも、マネージャーにちゃっかり品川プリンスの部屋を予約させていたら・・・😅
テアトル最終日にギリギリ間に合った感じです。 宮沢氷魚の透明感とそ...
テアトル最終日にギリギリ間に合った感じです。
宮沢氷魚の透明感とその役所が、本当ピッタリとはまっていました。
また作品のテーマの一つであろう発達障害を「こうなるんですよ?大変なんですよ?」では無く、一人の人として描いているのがすごく良かったです。
また、小西桜子演ずる春の行動から見て取れるように、程度の大小は別にして多くの人が“はざま”で生きているのかも知れませんね。
そんな多様性を作品から強く感じました。
純粋な恋愛とは違うのかも知れませんが、少なくとも二人はとても純粋な気持ちで惹かれあっていて、そんな愛おしさがいっぱいなんです。
そうして最後、ほんの少しかもしれないけど、屋内は“はざま”を乗り越えることが出来たのでしょうね。
すごく優しい作品でした。
プラズマクラスターって除霊できるんだ...
隣にいる人は何をみて何を感じているのか
本作品の鑑賞後、あたたかい気持ちになれたと同時に「隣にいる人とちゃんと分かり合えているのかな?」と不安に感じました。
私たちが過ごしている日常に正解はないと思います。不確実性や独自性、価値観の入り混じった場所で、そこで求められる能力とは、自ら問題を設定し、整頓し、解決策を講じて、手段を構造化するほかにありません。しかし、それが苦手な人も一定数存在し、困難や混沌、複雑性が生じてしまうのも事実です。
映画の内容としては屋内くんの家族構成やその環境、発達過程など知りたかった点はありましたが、もどかしい2人の距離感を絶妙に表現した良い作品でした。わかり合えたと思ったらそうではなくて、この雰囲気なら言葉に出さなくてもわかるものだと思ったら、それ自体が自分の驕りだったってことは現実世界でもよく経験することです。
生きづらさを感じているけど、それをうまく表現できなくて不安になってしまう屋内くんを見て考えさせられるものがありました。
色々と考えさせられ、印象に残る作品でした…。
あと、ひっそりと劇場で終わって欲しくない作品です…。葛監督の次回作も楽しみにしています。
幸せの定義を問う純愛ラブストーリー
54席シアターを独占鑑賞。発達障害を持つ青年と女性編集者の恋の行方を描いた純愛ラブストーリーで幸せの定義を問いかけている作品。
「あなたのことをもっと知りたい… 好きな人とただ分かり合いたいだけ…」もどかしい二人の絶妙な距離感を上手く描いている。
主演・宮沢氷魚は演技とは思えないような発達障害役を見事に演じていますし、小西桜子も彼女らしい包み込むような優しい雰囲気に魅了されました。
葛監督はこれが初長編作品ということで今後も注目したい監督です。
2023-85
ヒロインにイライラした
ヒロイン春のキャラクターが無理でした…すみません。
編集長の「センスない」が全てを物語ってる感じがしました(笑)勘違いや独りよがりが残念すぎ…「発達障害の彼に惹かれる、ちょっと人とは違う自分」に酔ってる…ファッションメンヘラにしか見えない。
少女漫画原作のラブコメ映画ならヒロインのぶっ飛んだ設定も受け入れられる(流せる)のですが、(フィクションとはいえ)現実世界の様な映画でそれをやられるのは、共感・感情移入できない…見ていてイライラしました。
男性的には一途で可愛い子に見えるかもですが、女性からしたら友達や同僚にこんな子居たら苦手なタイプです(笑)
あと、説明的セリフ(今回は発達障害について)は映画の世界観をブチ切る感じがして苦手です。
コンプラ的に仕方ないのかもしれませんがね…
役者さんたちの演技や絵や映像の美しさは良かったですが、ヒロインに無理がありました。
あたたかい 発達障害のことがわかる映画
発達障害のことはよく知らなかったが、この映画でなんとなくわかった気がする
みんな苦労して生きてるんだな
屋内さんが春さんと二人困難だけど愛のある世界で生きていくことを決めたのがよかった
あたたかくほのぼのとした映画でよかったです
ストーリーは好き 社会問題扱ってます的なところも良いけれど、 透の...
ストーリーは好き
社会問題扱ってます的なところも良いけれど、
透の症状が中途半端過ぎる
発達障害の症状は人それぞれだけれど、
周りを見ている限り、
個人個人ではもっと一貫性がある気がする
映画を見ていて何度も
『え?この人がここでこの反応する?』みたいな、
違和感を覚える場面があった
主題的に大事なことなのでマイナス要素として大きい
これが無ければ4に近い3.5
見終わったあとに優しい気持ちにさせてくれる
障がいを扱う作品は、扱われ方によって気分が悪くなるので積極的に見ないようにしていますが、こちらは大丈夫でした。
観賞後に作品について調べていると監督のインタビューにたどり着きました。実体験を元に作られているとの事で、コミュニケーションのすれ違いのリアルさに納得しました。
手帳を持っている方、グレーゾーンの方、おそらくそのどちらでもない方、いろんなグラデーションの方が出てきます。
障がい(特性)の有無に関わらず、人とすれ違うことはよくあることで。
わかり合えたと思えば、わかってもらえてなくて落胆する。わかった気になっていたけれど、思いもよらぬことを言われて自分の驕りを知る。日常にある細やかな怒りや悲しみを掬いあげてくれているように感じました。
正確に汲み取れていないかもしれないのですが、監督が卒業論文のように作られたとおっしゃられている動画を拝見して、春が屋内さんへの恋心から卒業するというラストだったのかなと感じました。
安直に主人公がハッピーエンドになる物語ではなく、こちらに考える余韻を残してくれるところが好きです。
帰り道に少し歩きながら『はざまに生きる、春』のことを考える時間はとても優しく心地いいものでした。
素敵な作品をありがとうございました。
こちらの作品を知ったきっかけは平井亜門さんのSNSで、平井さんは最近注目している俳優さんです。
言ってしまえば平井さん目当てで観に行ったのですが、作品自体が面白く魅力的で僥倖でした。
当初の目的だった平井さんの演技は明るくフレッシュで可愛く、作品に光を注いでくれるような存在でとても好きな演技でした。
平井さんをきっかけにこちらの作品を知れて本当によかったです。
策に溺れた茶番劇
好きな俳優2人のW主演?なので鑑賞
宮沢氷魚はどんどん良くなる
小西桜子も地味に可愛い
だが、しかし…
冒頭5分でドン引き…主張が強すぎてリアリティが無い
かなり失礼な言い方だが…
明らかに社会生活に支障がありそうな感じだが、発達障害の主人公には母親等、親族等の付き添い人は無し
一軒家に1人暮らし、家族構成等の説明無し
生い立ちや両親の話などがあれば、もっと内容に説得力が出ると思うのだが…
この手の映画には家族愛が重要だと思うが、一切無し
絵も話題・注目されてお金に困ってる感じは無い
障害者手帳を持ってるけど、社会生活に障害を感じない演出
パニック障害等のトラブル(失礼な言い方ですみません)を一切見せない演出
ポジティブ演出ばかりで、ネガティブ演出が殆ど無い
綺麗で都合のいい展開ばかり…
「アルジャーノンに花束を」がヒントかな?
前半の、仲の良い2人の手ブレ映像が、監督の自己陶酔に見えた
中盤の「この映画は駄作です」の台詞に ニンマリ
解ってるなら、ちゃんとして!
お金払ってるんです
宮沢氷魚が発達障害者役の恋愛映画という事で、策に溺れた感があった…
3ヵ月後にはAプライム無料配信しそう
配信なら…10分以内に見るの辞めそう
キツイ言い方ですみません
期待してた映画だったので…残念です
正直さや素直さの美しさに立ち返る作品
画家・透の発達障害故のひたむきさ、率直さに惹かれる主人公・春。彼女の揺れる心と近づいては離れを繰り返す二人のドラマを、巡る季節の風景をふんだんに取り入れながら描いた作品。
発達障害を扱った作品にありがちな「定型はこう対応すべき」や「定型側が合わせるべき」という主張がないのが新鮮だった。
春の日常の中に、春が透以外の人物とも食い違う描写を織り交ぜることで、「(明言化された)障害だけがコミュニケーションのズレの原因ではない」「はざまは0と1の一軸だけにあるものではない」と描いたのだと感じた。
透のふるまいに対して春が見せる戸惑いや心の揺れを、隠したり取り繕ったりせずにそのままに描いているのも好印象だった。
そういった「障害のせいにしない」姿勢がラブストーリーやドラマとしての純度を上げていると感じる。
気持ちが伝わる温かさ
発達障害で画家の透(宮沢氷魚)と編集者の春(小西桜子)のふれあいを描いています。
1つ気になったのは、春は既婚者なので、そこまで寄り添っていいのかなと感じていたのですが、次第に木洩れ日のような温かさを感じました。
なかなか気持ちが伝わらないもどかしさがあれど、気持ちが伝わった時の喜びは、この上なく嬉しいですね。
上映回数が資金の関係か、少ないのが残念です。
映画らしく、素晴らしいラブストーリーでした。かなり良かったです。
手帳持っている割には
2023年劇場鑑賞122本目。
自分が障害者と関わる仕事をしているので、身近な存在です。
なのでタイトルに隠された意味も映画を見ていて序盤ですぐ分かりました。
宮沢氷魚演じる画家が、発達障害者ということで障害者手帳を交付されています。ここに違和感がありまして、一人暮らしで収入もしっかりあって支援が必要に見えないのですが手帳の申請本当におりたのでしょうか。
一本前に観た細田善彦がまた出ていたので変な感じでした。
やっぱり氷魚くんはやってくれる
今日は仕事終えてから尼崎でこれを観てきました。
今一番気になっている俳優の宮沢氷魚くんが、アスペルガー症候群の画家を演じています。
障害ゆえに嘘をつくことを知らず、ごまかしが利かず、言動が常にまっすぐな彼だからこその恋愛と生き方に、なんだか『恋愛の原点』を見た思いです。
⬇️以下、ネタバレあり
ピュア、と表現すると一番わかりやすいのかもだけど、夢中になると止まらない子供のような無垢さと、物事に対する独特のこだわりの強さ、人の気持ちを察することができず、思ったことをそのまま口にする、空気を読めない、など、表面上はコミュ障なのかもしれないけど、実は心の中にはもちろんいろんな思いがあって、自身の障害も自覚した上で、懸命に生きている主人公。
描く青い絵にその心がそのまま表れているよう。
雑誌の編集者として働くハルは、引っ込み思案で今まで人の顔色ばかり見て生きてきた女の子。
そんなハルから見たら、彼の強さが眩しいほど。知るほどに彼に興味がわき、笑顔が増え、心揺さぶられる。次第に心通じ合い、不器用ながらも惹かれ合う2人。
でも彼は、恋をしてる自覚はないんですね。だから、平気で彼女を傷つけてしまう。全く悪気はないのだけど・・・
悩んだ末 ハルが彼のことを諦めようと離れる決心をした時。
「私はあなたといる時は本当に幸せだった。
これからもあなたには幸せでいて欲しい。変わらないでいて欲しい」と伝えて、去る。
幸せの意味ってなんだろう?
君に言われて、調べてみたんだ。
幸せとは、生まれてきて良かったと、思うこと。
ずっとこのままだといいのに、と思うこと。なんだね。
だから僕はこの絵を描きました。と再会する2人。
なんなん。グッときたわ。。。
相手を自分のものにするより、幸せを願いつつ去る愛。
自我よりも、相手のことを思いやる心。
今夜は月が綺麗だよ!一緒に見よう。
桜が咲いたよ!約束した通り、一緒に見よう。
春の次には、夏が来る。
一緒に、君と季節を感じたい。
本当は、この後にもう一本レイトショーで韓国のホラーを観るつもりでしたが、あまりにもこれが良かったので、余韻に浸りたくて、ハシゴやめてのんびりと帰ってきました。
いやー良かった💕
心洗われ、恋愛に関する大きなヒントを貰えた気分です。
やっぱり氷魚くんは上手いわ。。。素晴らしい。
今月の映画館鑑賞、ラスト16本目。
#宮沢氷魚
#はざまに生きる春
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