アナログのレビュー・感想・評価
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演者の実力に支えられている作品
ストーリーはよくある感じ。 シーンが切り替わるときのブツブツした感じ、アナログ感出してるのかなーと思ったけど統一感なし。 演者の二宮、波瑠、桐谷…とにかく素晴らしいし アドリブに支えられてた、それに尽きた。キャストに恵まれた作品だと思う。この映画について、色んな話を読んだり聞いた感じ、結構難しい注文やシーンがあったみたいだけど、映画を観た感じそれが生かされて無いと感じた。カットされている所も多いみたいだし。 頑張って応えてくれたのなら、撮った側は生かさないと。 と思うな。やっぱり監督で作品は如何様にもなるんだなと実感した。 とにかく二宮の演技が素晴らしく、二宮を堪能したいなら観に行くべき。桐谷健太と浜野謙太との掛け合いも素晴らしい、そこだけはコント見てるみたいだったし、赤めだかトークも最高だった。 マスターのリリーの穏やかさもよかった 板谷由夏も響いたし、藤原丈一郎もよかった。 本当に演者たちがよかった。 誰かが常に誰かを想う気持ちは伝わった映画。 でも、ストーリーはあまり入ってこなかった。 演者を堪能しにもう一度観るかも。 でもこの監督のファンにはなれないな と思う映画でありました。
現代に必要な心の豊かさと温かさ
普遍的な日常を描いているにも関わらず 引き込まれる 丁寧な暮らしと誠実な仕事ぶり 家族、友人、愛する人 その世界に入って心が温かくなる 後半は涙涙 愛するってこういう事かもと思わせてくれる
携帯電話
携帯電話があるって便利なんだけど、言葉で話して伝えるってすごくあたたかくて素敵だなと感じました。恋愛だけではなく、親子の愛も友情もすべてつまってる映画だと思います。 二宮くんはどこにでもいそうな普通の青年が本当にうまくて、波瑠さんの儚い感じがすごく良くて、桐谷さんやハマケンさんのアドリブ合戦はすごく楽しかったです。幸せってなんだろうなと色々考えさせられます。
優しい映画〜悲しい真実〜
とても暖かくて優しい気持ちになる映画でした。 広尾のお洒落なコーヒー店で出会い恋が始まる、それだけでもささやかだけど凄くいい。 予告編で隠されてた真実が明らかに。 あー、そーいう事だったのか。 ただただ涙が溢れた。なんて悲しい真実なんだ。 ベターだけど凄くいい。 たけしさん、いい原作書いたね。 予想以上でしたよ。 喫茶店っていいなー 東京っていいなーって改めて何か感じた。 台東区って何あったっけ?(笑) 広尾なんて滅多に行かないけど行ってみようかな。 最後、幾田りらの歌を期待していたらアコースティック版かよ。残念。知らなければアレはあれで良かったんだけど、散々映画館であの曲聴かされたんだから流してよ。 海でのラスト、あの場面でヴァイオリンシーンはいたのかな?唐突。無くしてあのまま幾田りら流した方が泣けた。 お姉さんから二宮君が真実を知るシーンで流した方が良かった。 狙いなんだと思うがわざと編集が分かる場面が結構多く少し気になった。 幾田りらのWithを聴きながらレビューと帰宅の途へ。
無償の愛はこの世にあるんだね
観終わった第一の感想 「ああ前向きになれる」です。 ストーリー自体は古典的、ややベタながらも適材適所の配役、素敵なカフェや美しい景色でちっともい飽きがきませんでした。 氷のように謎めいたみゆき それを一生懸命溶かそうとする水島 おバカでも憎めない親友 暖かく見守るマスターと病床の母 シンプルながらもそれぞれのキャラに合わせて俳優さん達がハマっています。 やはり特筆すべきは二宮くんのなんとまあ豊かで素直な表情、、、 男でも好きになってしまいそうでした。 凹んでる人いたら見てください。 少し元気出ますよ。
リラと‼️❓ハルと❓‼️ニノと‼️❓
ブラックマンデー、スーパーチューズデー、ビツクウェンズデー、ゴールデンフライデー、木曜日には色がない。 ストーリーや展開やセリフにことさらコメントすることはありません。 ただ、波瑠の演技は、サブキャラとして凄みが出てきました、魔法のリノベ、向井くん、ここで頂点を極める。 そして二宮和也、引き込まれる、自分を同化してしまう、この物語に自分を同化してしまう。 なら、最後には泣くしかないでしょう。 幾田りらの初めての自作曲、最高の魂の歌でした。 最高の演技と最高の歌を是非。
古典的な設定で描く丁寧に愛を紡ぐ悟とみゆき
観終わって、良い映画を観たなと感じた。出会いから着実に熟成していく愛の物語を程よいテンポで丁寧に描いている。自然に作品世界に入ることができ、心地良く観ることができる。 時代と逆行して、手作り、手書きに拘るデザイナー水島悟(二宮和也)は、自分が内装設計した喫茶店ピアノで、悟の内装センスを褒める不思議な魅力を持つ女性・美春みゆき(波瑠)に出会う。彼女は小さな商社で働いていた。悟はみゆきに惹かれ連絡先を交換しようとするが、みゆきは携帯電話を持っていなかった。二人は毎週木曜日にピアノで会う約束をする。二人は徐々に親密度を増し丁寧に愛を育んでいく。そして、悟がプロポーズを決意した木曜日に、みゆきは忽然と姿を消す・・・。 みゆきが携帯電話を持っていない、二人が会えるのは木曜日だけという設定には古臭さはあるが作品としては奏功している。会えない六日間が二人の愛の熟成を促進している。連絡が取れないことが、相手を想うことになり、二人の愛を深めている。 波瑠が品のある物静かな佇まい、落ち着いた台詞回しで、謎めいた雰囲気のみゆきを好演している。二宮和也は、仕事はできるが上司に手柄を横取りされてしまう人の良い悟を流石の演技で熟している。終盤のみゆきへの想いを語るシーンが感動的であり涙を誘う。 二人を取り巻く豪華俳優陣も役どころを心得た演技で作品を支えている。特に、悟の入院中の母親役・高橋惠子の人生経験豊富なアドバイス、悟の親友役・桐谷健太、浜野謙太の悟との熱い友情、ピアノのマスター役・リリーフランキーの二人を見守る暖かな眼差しが印象に強く残る。 終盤。突然消えたみゆきの行方は、この手の作品の定番であるが、観客の感情を煽るような劇的展開にはせず、淡々と進行していく。その方が現実的であり、却って感情は動く。泣ける。 ラスト。漸く希望の光が二人に差し込む。二人の愛の物語の第二章が始まる。粘り強くみゆきを支える悟の姿に時代を越えて普遍的な愛の強さを感じた作品だった。
切ないラブストーリー!( T_T)
必ずしもラブストーリーはハッピーエンドになる訳じゃない事を再認識させられた感じの切ないラブストーリーです。いやーまいった!ずっと我慢していて、あそこで日記を出して来るのはズルいですよ!堪らなかったです。涙腺崩壊です。いい終わり方でしたね。
ビートたけし原作
たけしさん原作って事で観ました。 じゃなきゃ観てません。 邦画キライだし(笑) たけしさん好き、原作は読んでいない、僕のレビューです。 ピュアなラブストーリーで、いい話。 上品で、綺麗で、スタイリッシュ。 波瑠さん演技うまい♪ ただ、お相手の方は、客寄せに思える… 邦画って、役者じゃないのに、やたらジャ◯ーズや変なアイドルが組み込まれてて、僕が邦画をキライな理由の1つです。 そのキャスティングで、映画が安っぽく思えてしまって、この評価。 たけしさん原作なので、たけしさん監督で観たかった、マジで。 『Dolls』だってラブストーリーだが、たけしさん監督で、名作だった。 僕の評価は、こんな感じですが、隣の女の子は泣いてました。 女の人は好きそうです。 一般的にも評価よさそうです。
純愛ラブストーリーでした。
予告で彼女が忽然と消えてしまうまではやっていたので、ネタバレにならないと思うが、この構造のラブストーリーだと「愛を読むひと」を思い出す。 彼女がいなくなった理由が物語の肝だとすれば、他レビューにある通り内容は薄かったかも知れない。 けど、この作品は恋愛に特化した作品なので、余計なテーマが絡んでくるより、よっぽどシンプルだし、芝居の見応えもあった。友情パートも恋愛パートも家族の絡ませ方も、小道具の使い方も、どれも素晴らしかった。 強いていうなら、アナログっていうタイトルが、導入部分しか絡んでなかったのが気になる。 ってか、その程度しか気にならなかった。 名作かと思います。
SF設定や
難病モノでなくて良かった、最初はお母さんの転生? かと思いましたが。二宮くんは普通に居そうな感じがイイですね、脇の人も良かった、リリーさんはもう名人芸。 アウトコースきれいなストレート、純愛一択って感じでした。
いい話なんだけど、ちょっと物足りないかな
こう言う雰囲気のヒューマンドラマは昔からすごく好きです。題名がアナログだけあって温かみのある良い映画でした。 ただ内容的にはやや薄いような気がしました。もうちょっとプラスアルファ的なものが欲しかったです。 桐谷健太との共演はラーゲリー繋がりですね。二宮の演技は相変わらず上手いと思いました。 製図用の鉛筆はステッドラー製でちょっと感心しました。
『ミハル』と言えばガンペリー思い出すガノタの性
昭和の世界に浸かります。 携帯が無いのが当たり前だった誰もが相手の家電するのに親が出ないか心配した時代。 いつでも気軽に連絡出来る今だからこそほんわかさせるのに『アナログ』を持ってきた感覚が見事だと。 たけしの原作を上手に映像化したなと思います。 ハッピーエンドも自分の映画では好まないのにこう言うところで持ってくるのもたけしらしい(笑) ニノと波瑠を含めこの作品のキャスティングは素晴らしいと思いました。 社会人になった男の友情ってあれくらいが丁度いいんだよね。
クラシカルなラブストーリー
古き良き恋愛小説のような作品。ゆーっくり丁寧に、でも言葉は少なめに、2人の男女の心の動きを描き出しています。 令和の時代には起こらないすれ違いが、スマホを持たない女性が相手であることで起きてしまう奇跡。24時間連絡が取れて、予定変更連絡はもちろん些細なやり取りが出来るのが当たり前の現代において、アナログな恋愛模様は今見るととても新鮮に感じました。 二宮さんの演技は素晴らしかったですし、空気感は温かく素敵でしたが、個人的には合わなかった…。あまりにも夢物語過ぎるというか、いくらなんでも…と思ってしまい感情移入が出来ず、レトロさへの味わいというより古臭く感じてしまいました。残念…。 本筋よりも、水島×高木×山下のやり取りが絶妙過ぎて楽しくもっと観たかったです。笑
愛情パートより友情パートに感動
試写会で観てきました。 ビートたけし作の小説が原作と言うことで、北野監督映画が個人的に刺さってた私は絶対観ようと思っていた作品でした。 恋愛の話としては…まぁ普通、ですかね。逢えない期間の描写がもう少し丁寧だったらなお良かったのではと思いますが。普通の家庭を築いて普通に生きている私は絶対共感には至らず、普通に観ている感じでした。 その一方で、主人公が男友達と飲み屋や喫茶店で話しているシーン、これが凄く刺さりました。自分も同じ年ごろ、同じような仲間がいる中で、仲間内で作中のようなシチュエーションになったら、絶対同じ感じだろうなと思ってそこが凄く刺さりました。 ネタバレしないように書きたいのですが、とある一コマ「まだやってるよ~っ!行くか~!!」がいつまでも忘れられません。
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