アナログのレビュー・感想・評価
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ビートたけし原作と期待したが
ビートたけし原作ということで、期待しながら見ました。
「携帯持っていない」という斬新な設定の裏の謎をどう展開していくのか興味深々で見ましたが、ちょっと無理がありましたね。
「携帯持っていない」なら「じゃあ家の固定電話は?」とか「手紙書きたいから住所は?」等そういう展開が携帯のない時代の普通の話でした。それがアナログな良き時代の感覚だったと思います。
生まれた時から携帯がある年代の皆さんはそいういうことに違和感は感じないのでしょうか?
さらに、プロポーズしようとしたその時に事故で云々という展開は使い古された恋愛小説のあるあるで、ちょっと白々しさを感じてしまいます。
アナログ、真心で生きる豊かな時間
愛の美しさを、大上段に構える事なく、私たちの生活と地続きの景色の中で、見せてくれる。
ただ一緒にいるだけで満たされる人と出会える奇跡、そんな気持ちを伝え続ける事が出来る幸せ。
ニノって息をするように演技するんだね、魅了された。
監督はたけしじゃないんだね。
キッズリターンとかdollsとか好きだった。
だから、少し空気感違うなと思って観てたら、原作だけたけしだった。エンドロールの最後まで気付かないアホでした。
ストーリーはひねりもないし、伏線もすぐ分かるし、別にコレって事はないんですよ。でも、良かった。こういう温かい物語こそ今の世の中に必要なのかもしれない。
Wけんたが最高でした。アドリブなのかな?ってくらい自然な空気感。
波瑠はドラマでは活発な役が多いけど、清楚なの似合う。
キャスティングが絶妙
何処かにありそうなストーリーでしたが心に響く純愛ラブストーリーに仕上がっていました。設定にピッタリのキャスティングと多くを語らない展開に思わず引き込まれて気付けば涙腺崩壊。久しぶりにやられました。
期待値を超える秀作でした。
是非映画館で🎦
108
携帯電話のない時代の恋愛経験には。。。
波瑠さん。二宮和也さん。改めてお二人の素晴らしい演技に引き込まれました。波瑠さんの麗しさを漂わせつつ芯のしっかりした感じや二宮和也さんの木訥で不器用でも一生懸命に生きる姿勢がにじみ出ている感じ。淡々と進むストーリーを安心して観ていられます。
令和時代に待ち合わせて会うというアナログな恋愛。
昭和時代の学生の頃の恋愛事情を思い出す。悪友といつも答えの出ない恋愛話をつまみに呑んでいましたがあの頃は楽しかったなぁと改めて思い出させてもらいました。
辛い現実にも逃げることなく向き合う2人には末永く幸せに暮らして欲しいと思いますし自然と涙が出ていた自分に気付かされました。
原作者のビートたけしさんの才能には改めて驚嘆です。
素敵な映画をありがとうございました🙇m(_ _)m
とても素晴らしい作品でした。感動!
最後の詰めはちょっと疑問でしたが、とても素晴らしい作品でした。
時間の経過が少し忙しかったですが、キャストの個性が良く出ており、スクリーンに引き込ませる魅力がある映画でした。
叶わぬ思いをきれいなストーリーで作り上げていて感動しました。
うーん
ビートたけしさんが初めて書いた
恋愛小説が原作。
ニノと波瑠は好演だったと思うが、
ストーリーがあまりにも
綺麗事で上滑りで、さすがに
きつかったなぁ。
まぁだからあえて「アナログ」とつけてる
んだろうけど。
なんか最後の言い訳のような気もして。
でもレビューの評価は高いんですよねー。
皆さん、優しいんだなぁ。
恋愛はアナログの方がいい‼️
この映画を観て、あらためて、恋愛はアナログの方がずっといいなということを実感しましたね😊
例えれば、即席麺と手作り麺の違いと一緒で、出来上がるまでの時間と手間暇に意味があると…❇️
原作がビートたけしということで、残虐なイメージしかなかったので、どんな内容の映画なんだろうと期待と不安が交錯してましたが、予想に反して、とてもハートフルな出来映えに、いい意味で裏切られた感じです😅
現代に生きている若者たちは、デジタル社会が当たり前で、何でもボタンひとつで結果を求めるんだろうなと思うけど、アナログでしか味わえない恋愛=時間をかけて育てる愛の魅力に気づいてほしいなと思いました(^^;
昭和人として…(^^ゞ
世界はちゃんと優しい
登場人物みんなが優しくって、発せらる言葉、ストーリーも優しくて、自然と流れる空気も優しさに包まれていました。どんだけってくらい優しさに溢れてました。
会いたいと思ったらスマホがなくても会えるってのは。あんな出会いが実現した二人だから言えるのではと羨ましい気持で終始眺めました。
そして、そんな出会いだったからこそ、何が起こってもなかったことにはできなかったんですよね。
時間をかければそれは相手にも伝わって気持には共感です。
言い訳できる場面でも会う前には何とかしてヒゲを剃る、あの描写には原作者の繊細さが一番現れていたように感じました。
終盤の、紅葉を背にしたリリー・フランキーさんがすごく絵画的でした。
余韻ひたひた 薄っぺらくない大人の恋愛映画
とにかく丁寧に作られた映画、というのが第一印象。物事をちょっとななめから見てしまう癖がある自分がほぼストレスなく最後まで見ることが出来、とても満足感が高い。
やたら大袈裟な演技や音楽、映像があると作り手側の我を感じてしまって興ざめしてしまうが、それもなく世界観が保たれたまま話が進むのでストーリーに存分に入り込めた。
予告だとちょっと退屈しそうな印象を受けたがそんなことは全くなく、あっという間の2時間だった。
そしてあのヒロインは波留ちゃんじゃなきゃ成立しないんじゃないか?と思わせるくらいぴったり。二ノはやはりと言うべきか、違和感なく自然体でそこにいてさすがの一言。脇役もしっかりと芸達者の方で固められており、安心感が半端なかった。
恋愛映画ではあるが、チャラついた恋というより「人を愛する」ことについて考えさせられる映画だった。
割りと良くある展開ながら、丁寧なつくりとそれまでに積み重ねられたものがあり大いに泣かされた。
終わった後もちょっと引きずるくらい良い映画だった。
余韻にひたるなら一人での鑑賞がおすすめ。
アナログだからこその暖かみ
ビートたけしさんの原作
二宮さん主演
CMでの幾田さんの歌と映像
本当に期待大で観賞
CMの段階で泣きそうになったが、こういう作品はCMに負けることが多いが、本編も素晴らしい出来
アナログというタイトルに秘めた人の温もりの大事さを丁寧にかつスムーズに描かれていた。
大泣きというほどではないが、久々に映画で泣かされた
桐谷さんとハマケンさんのアドリブと思えるシーンをわざと雑な編集したところの遊び心や高齢者の運転等の社会風刺も素晴らしい
面白かった〜
二宮和也さんと波瑠さんの演技はもちろん、友人役の2人、マスターの演技も効いていて面白かった。
話の筋も美しいと思った。悪人が出てこないのが良い。原作を読みたいと思った。
セリフの言わせ方が上手いと思う。空気感がナチュラルで砕けた雰囲気が心地よい。
カット割とアングルで、気になる部分がいくつかあった。飛んだ後の絵があまり変わってないように見えて混乱した。
正面の二宮和也さんの長台詞は正面じゃなくてもいいのでは、と思ったけれど恋愛ものだからっていうのもまぁわかるかな、、。
世界観が素晴らしい
まずタイトルにある通り、世界観が素晴らしかったです。音響をはじめ、服装やロケ地など、とても作品とマッチしていました。
音響について、主題歌の「wish」が幾田りらさんの歌ったバージョンが映画内で流れなかったことに少し疑問を持ちました。
BGMに関しては、完璧だったと思います。
服装ですが、スーツなどが多かったため、前半などは季節感がわかりずらかったものの、場面場面の服装としてはとてもマッチしていました。
次にロケ地ですが、2人が出会うカフェ「piano」の雰囲気が特に良かったです。またカフェの店長(リリー・フランキー)のあたたかい存在が、雰囲気をより際立たせていました。
脚本についてですが、まず携帯を持たない彼女という設定がとても良かったと思います。そこから織りなして行くストーリーがとても美しかったです。ただ、一年後というくだりが二回あったことが少し引っかかりました。個人的に未来へ物語を飛ばすという脚本があまり良く思わないので、二回あったことで集中力が切れそうになってしまいました。
ラストシーンについて、ヒロインが最後言葉を発し始める場面が少し違和感がありました。突然回復したヒロインと、それに対して驚きの感情があまり見えてこない主人公というのが勿体無いと感じてしまいました。もう少し綺麗に終われたのではないか、と
総評としては、世界観と役者の演技、全て込みでとても良い作品だと思います。ツッコミどころなどは何箇所かあったものの、もう一度観たいと思える作品でした。
ビートたけしの背中
携帯を持っていないミステリアスな女性との恋愛、そんなテーマで1本の映画になる?と訝しみつつ鑑賞。
結果、こんな恋愛はおとぎ話。なのにそれが地に足ついて成立できているという奇跡的な映画だった。二宮和也と波瑠の2人が現実とファンタジーの限りない淡いを絶妙な匙加減で演じていて、拍手を送りたくなるくらい。
また桐谷健太と浜野謙太の幼馴染トリオのアドリブに声を出して笑う。この幼馴染のシーンがあることで、ダレずに見続けることができる。板谷由夏やリリー・フランキー他の役者さん全員がどの人もハマり役で誰1人欠けても成立しない。
原作者ビートたけしの背中が二宮越しに浮かぶ。本当に優しい映画だ。言ってしまえば凡庸な筋書きを、魅せる脚本にした港岳彦さん、タカハタ監督の手腕に脱帽。
なぜこの作品を今製作したのかがもっと明確になれば良かった。
静かな日常のドキドキ
なんかいいなぁ、静かに、少しずつ、確実に距離が縮まっていくドキドキ。
もどかしくて、でも、その時間も愛おしくて、ソワソワしてしまいました。
なんで携帯を持ってない?なんで木曜日だけ?なんて疑問も、気にならなくなるくらい静かに流れていくふたりの世界でした。
なにより、波瑠さんの背筋がピンとして座ってる姿や、コーヒーを飲む仕草、すぐ口につけるのでなくて、ちょっと間をおく姿など、1つひとつに人となりが出ていて、ドキッとしました。
なにより、二宮くんの日記を読んだ後。そうだよね、そうなるよね、そうに決まってるの、言葉なく涙だけの姿。切なくて、悲しくて、やりきれない思いが溢れていました。
見ている間も、いや、見終わってから思い返す今の方が、ジーンとくる素敵な映画でした。
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