アナログのレビュー・感想・評価
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アナログというよりアナクロ感
ビートたけしの恋愛小説が原作ということと大スクリーンでの波瑠を観たくて鑑賞。波瑠が生成AI画像か?とビビるほどツルピカの美しさ。ジャニーズ案件の中では相変わらず演技がうまいニノ。素レベルのナチュラル感の桐谷健太。たけし原作らしさが出た浜野謙太を交えたボケシーン。よかった点は以上で、正直感動どころか展開が進むほどに鼻白らんでしまった。
陳腐な恋愛話は設定以上のおもしろみがなく、話の表面をなぞるだけで具体的な細部の作り込みがまるでない。ニノも模型作ってるだけで売れっ子建築家らしい教養や知識の幅広さがあるように見えないし(本人のキャラ問題かも…)、市民会館的なとこでの貧乏くさいコンサートは眼をつぶるとしても、クラシックをネタにしながらクラシック音楽というイメージしか描かれない。
波瑠もかわいいだけのお人形さんで人間的な魅力を感じられず、ずっと敬語を使われ続けて2人の距離が近づいてるようには思えなかった。そもそも今どきいい大人がこんだけデートしてキスもしない、でもプロポーズを考えるってどんな精神年齢なんだよ? 10年前に高校生の波瑠は濱田岳に胸まで揉ませてたってのに。
単純にオレ自身の好みの問題なのかもしらんけど、とりあえず中村義洋監督のみなさん、さようならは必見(濱田の役名は偶然にもおんなじ悟!)。
友人はボロ泣きでしたが、、、
結婚を申し込もうとしたその日に、、、
ありえるようで、そう来るか!と思ってしまい。
携帯のない時代、まちぼうけすること4時間。
それでも待っている時間は好きだった。
そんなアナログ世代で、昔を思い出す場面も
ありましたが、観終わってみたら、??
もしかして、私の感性鈍った?!
そう思ってしまいました(ToT)
演技を見れば、皆さん素晴らしい!のですが。
仕事が忙しすぎて、心身疲弊していて、の厳しい現実の中に
生きているから、純粋でキラキラしたストーリーが
余計に遠く感じたかも、です。
補足で、、
感情移入が出来なかったです。
交通事故のタイミング、
CDで波瑠を発見(展開が予測出来た)、
忘れてと言われて読んだ日記。
次に繋げるきっかけが安直すぎるように思えてなりませんでした。
日記って、本当はもっと生々しいものだとも思うのです。
、、って、理屈っぽいこと言わず、思わず、映画を楽しんでいればいいのでしょうが(^_^;)
映画 アナログ 友達と…
最初何かしゃらくさいのおと思ってたけどちゃんと良かった。 僕は役者...
便利さ故の不便なとこ……
糸電話をしたくなりました。
謙太と健太♡
何度も予告を観ていたので、何で波留ちゃん来なくなった?!って知りたかったけど、ラブストーリーが苦手なのです。。
そして「芸人 ビートたけし」の笑いにはあまり触れて来ず、
「映画人 北野武」としての活躍の方が知っていたりするのですが、こちらもやや苦手。。
原作となる恋愛小説は知りませんでしたが、さて、どうかなと少々不安。。
加えて二ノ宮君。
マルチな才能をお持ちで、多方面での活躍も勿論知っています。彼の演技は引き込まれる魅力があることも。。
しかし。。
とっつぁん坊や感が、、
どーしても苦手。
m(_ _)m m(_ _)m ごめんなさい。
なので、スルーするつもりだったのですが、皆さんの高評価を見て、気になり鑑賞。
おおお!!
何とも優しくて美しい!
人を想う事、愛する事を丁寧に丁寧に描いた作品でした!
人物描写が素晴らしい!
悟(二ノ宮君)の人としての誠実さ、優しさ、謙虚さ。
仕事に真摯に取り組む姿勢。
友人に見せる素の表情。
息子としての母に対する愛情。
等身大の悟という人物が、そこに存在していた!
二ノ宮君が演じたからこそ、悟に命が吹き込まれたのだと思う。
とっつぁん坊や感は拭えませんでしたが、改めて彼の演技力には驚かされた。
今時、携帯を持たない謎めいた女性
みゆき(波留ちゃん)
焼き鳥屋さんに行った事がなかったり、クラシックが好きだったり。。
どこかのお嬢様なのかと思ったが、想像を上回った真実。
世界的バイオリニストだったとは!
辛い過去をゆっくりと時間をかけて癒している途中で悟と出会う。
惹かれあって行く2人の心の変化もリアルに伝わって来た。
みゆきの気品ある佇まいが美しい。
落語も可愛かったし、あの突然のハグには、もうドキュン♡
悟!イケるぞ!!と応援していたw
悟の友人高木(桐谷君)と山下
(ハマケンさん)が最&高!!
上辺の付き合いではなく、真の友人としての姿。他者との向き合い方の本質を見せてもらいました。
個人的に男性の友情物語に弱いので、3人のパートは心鷲掴みにされました♡
そして後半の母の死やみゆきの事故。
不幸が続き、観ているのが辛かった。
悟同様に、私も高木と山下に助けられ、救われました。
悟の覚悟の決断。
実際にこの立場だったら、とても難しく、勇気を伴う行動だと思うが、悟ならその選択をするだろうなと理解できた。
みゆきの姉(板谷さん)の、悟に対する戸惑いや申し訳ないという感情。
妹を想ってくれる嬉しい気持ちを含めた複雑な心境。
誠実な態度で対応していて、素晴らしい人間性を感じた。
高次脳機能障害は、軽度ならリハビリである程度回復は見込めるが、みゆきの場合は深刻そうで、とても心配だった。
それでも悟に迷いはないんだろうと分かるけど、どうにかしてあげたいとずっと願ってしまった。
だからあのラストは嬉しかったです。
又、2人でピアノへ行ける未来を信じる事が出来ました。
脇を固める
リリーさん♡高橋恵子さん素晴らしい!
藤原君、鈴木浩介さん、坂井さん、
筒井さん、みなさんナイスキャスティングでした。
大輔も出しゃばり過ぎずで良かったです(^。^)
そして、いつもピーピーうるさいイメージの愛美ちゃんも、抑えた演技で良かったです笑
たけしはロマンチストだなぁと改めて思いました。
11月の「首」も観るよ♪
優しい気持ちになれる良い作品でした。皆さんの高評価も納得です♪
愛するって、こういうことじゃないか?
というビートたけしさんの問いに、確かに…と心から納得できました。
映画は、とても丁寧に話が進んでいき、決して視聴者置き去りにはならなくて、むしろ所々にたけしさんの笑いが散りばめられており、セリフの言い回しや友達との距離感は、たけしさんを思い出すようなところが沢山あって、監督さんが原作をリスペクトしているのがよく伝わってきました。
とにかく今年は、二宮和也さんに泣かされる。
自分でもこんなに泣くとは思っておらず、泣くとしても一筋二筋くらいだろと思っていたらとんでもなく、
ラーゲリより愛を込めても今作のアナログでも号泣でした。
私個人的には、今年1番の映画です!
映画の映像美もロケーションも役者さんの演技力も素晴らし過ぎました。
板谷由夏さんや監督さんがおっしゃっていましたが、奇跡的なことが重なってることもあり、正に神様から愛されてる映画だなと思います。
こんな行きつけのカフェが欲しいなー
今日からずっと木曜日
15分前に観た『アンダーカレント』に続き、リリー・フランキーがコーヒー淹れてて笑った。
主な舞台は悟(これも『アンダーカレント』被り)の職場、病院、ピアノ。
これにデート先がアクセントで加わるコンパクトな展開で、非常にテンポよく観ることができた。
最近はコメディも多いが、やはり波瑠の王道はこういう役だよなぁ、と改めて思う。
あの上品さに添えられた控えめな茶目っ気、そしてハグ…惚れるわ!
また、Wケンタ演じるバカ友が最高に素晴らしい。
茶化してるようで本気で嫌がることはしないし、サポートするし苦言も呈するし、それでいて気遣いもある。
何度も笑わされ、作中のジャーマンポテトの如く、作品のスパイスとしても効いていた。
悟は誰といてもどこか微笑ましく、彼の視点で描かれているからか、部長すら悪役という印象がない。
みゆきが穏やかな心を取り戻せた説得力もここにあり、ニノの演技の賜物だと思う。
中盤までニヤニヤして観てたぶん、みゆきを紹介すらできずに母を亡くし、みゆきの事故を知る後半は辛かった。
いきなり回復するラストは違和感もあるが、奇跡でもご都合主義でも何でもいいから、と願ったので文句は言えない。笑
お姉さんの対応も非常に真摯で好感度が高い。
幾田りらを主題歌に抜擢し、予告でガンガン流しておきながらインストアレンジしか使わない。
勇気のいる選択だったハズだが、(曲の良し悪しではなく)作品の余韻としては最高の決断だったと思う。
最近はバイオレンス映画ばかり撮ってるイメージのビートたけし原作が意外なくらい、名作です。
🎼ト音記号
とある芸人さんの小説を読んで、刺激を受けた
北野武さんが書いた小説を映画で。
切なさが残る純愛小説を書きたかったのだろう。
主人公、悟は自分が設計してデザインしたPiano
(コーヒー屋)でみゆきと出逢う。
ト音記号の窓の飾り、ペーパーホルダーを
彼女に誉められ、逆にみゆきは母親が大切に
使ってたバッグを誉められる。そこから話が弾み始まる。まるでピアノを弾くように。
携帯を持たないみゆきとの約束は毎木曜日にPianoで会う約束。来なかったらお互いの用事があった認識で。
悟役の二宮君の細かい表情、黒目の動き、仕草はうまいなぁ。そこを補佐する小学生からの友人の
Wケンタもバッチリ盛り上げるし、頼りがいがある友人。みゆき役の波瑠さんも品があり似合う。
去り際が素敵な女優さんと言ってたけど、納得。
高橋恵子さんもお綺麗で、勝手に波瑠さんの30年後は近い感じになるのではと想像して観てしまった。
結婚をお互いに意識した頃、みゆきは事故にあい
脳障害と下半身麻痺に。
悟はPianoで待てど彼女は来ない。そして大阪に
転勤。知人山下の妻が偶然持ってきたCDにみゆきの過去が印されていた。
姉、香津美と会ってみゆきが書き留めてた日記を
手渡され『読んだ後は忘れて欲しい』と言われる。
読みたいけど読んだらさ、本当に忘れられないよね。
悟が毎日少しでも顔を見たいと香津美に伝えると
『貴方にとっては一瞬だけど、私達家族には一生なの』と言われた内容はずっしりくるし言葉が出なくなる。
悟は会社を辞めて独立して、海沿いに引っ越し。
みゆきの家族にも認知され二人で良く来た海沿いを散歩。糸電話の記憶と日記の言葉が甦る。
最後、悟の手の上にみゆきの手が重なり、微笑む顔が見れて良かったと思う。
二人で遇う時に、苗字から急に名前で呼ばれた瞬間から純愛から本愛になったんだろう。そしてあの抱擁も確実に。
これからも二人しかない旋律を奏でて欲しい。
ベタな内容だけど、優しい風が流れていて心地よい
まさにアナログな恋。原作より映画の方が良いです
木曜日のピアノ
心ゆさぶる映画アナログ
Happy Thursday
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