劇場公開日 2024年10月11日

「ジョーカーとは」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ たくさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジョーカーとは

2024年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

遅ればせながら観てきました。

鑑賞する前に目に入るレビューでは賛否両論で、評価が分かれていました。
観た後に言うならば、確かに今作はほぼミュージカル映画。
ミュージカルを現実と虚構を分ける明確な境界とすれば、個人的に違和感はありませんでした。
レディガガを起用したからミュージカルなのか、ミュージカルだからレディガガを起用したのか。

鑑賞終わった後良く理解出来ていなく、モヤモヤしていたので調べてみると、ラストシーンの意味を知り全てが腑に落ちました。

どんな事をしても自分はみんなの期待するジョーカーにはなれないと罪を受け入れる。
6人に対する殺人は全てはジョーカーではなくアーサー・フレックが行った事だと。
しかし、リーさえいてくれればと思いリーのもとへ向かうが、そのリーが愛するのはアーサーではなくジョーカーだった。
リーに受け入れられなかったアーサーは絶望し、施設に戻され最後を遂げる。
しかし、ジョーカーはアーサーだけではなく、貧富の差が拡がり社会から疎外され続けている人達がいる限り、ジョーカーは存在し続ける。
アーサーの死は新たなジョーカーの誕生なのだろう、と。

個人的に理解したうえでもう一度観てみたいと思う。

コメントする
たく