「哀しい」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ Tama walkerさんの映画レビュー(感想・評価)
哀しい
哀しかった。そういう終わり方をするのか、それはないだろう、という気もした。ジョーカーはジョーカーでいてほしかった。でないと辛すぎる。
レディーガガとのシーン、とくに歌はとても美しいところがたくさんあった。「山をつくる」って何だったのだろう。美しかっただけに、すべてが幻想だったのかもしれないと思うとまた辛い。
彼女のこと以外は刑務所+法廷で、刑務所は例によってむごいだけなので、見終わってぐったり落ち込む。前作『ジョーカー』は、何というかダークヒーローの「悪の華」の魅力があったが、今回はとことん悲しいし暗い。「ダークヒーローを格好良いと思わせちゃいけない」という配慮でそうしたのか?と勘繰りたくなるほどに。
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