「脚本崩壊?途中でガガ入り?」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ メリー港区さんの映画レビュー(感想・評価)
脚本崩壊?途中でガガ入り?
一番感動したのは小人の人が法廷で語る一分くらい。主人公の演技が光ったのは最初の5〜10分くらい。ガガが出るまで。
ガガが嫌いというより、別の脚本が二本同時進行しているような変な感じがしました。
ガガだけで楽しいロマンチック・ダンスストーリーで映画を作れば良かったのにとは思うが、それでは観客をさほど呼べないからジョーカーにねじ込んだのかな?
しかもガガは演技はイマイチ。役に徹する事も出来なかったのは、実は医者の娘って設定にした所からも分かります。貧乏人の娘役が嫌だったのでは。
キャラクターが定まらないから感情移入も出来ず。。。でした。
実はあの女性は主人公の空想の中の女性の設定だったのでは?
演技力のある女優でその設定で脚本を進めていたのなら名作になったと思います。
主人公の鬼気迫る演技力も生きたでしょうに。
ただジョーカーという作品は平和な時なら良いが、今のような時代はコケて正解だったのだと思います。影響を受ける人々もいたでしょうから。
監督の良心でガガの話に乗って駄作にしたのかもしれないなと、帰り道で思いました。
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